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「ほっこり」の誤用、気になりませんか?
「ほっこり」という言葉の意味は、 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%DB%A4%C3%A4%B3%A4%EA が、正しいと思います。 さすがに私自身は使いませんが、爺さん婆さんの使い方を思い出すにつけ、上記に書かれる・・・ 『肯定的な疲労感・達成感』が、元々の意味合いだと思います。 ところが最近ではメディアそのものの多くが、『誤用例』とされるような使い方をしています。 「言葉」は、時代の推移で意味合いや読み方が変わる事は承知していますが、単に(言葉の持つ「音」(おん)の)雰囲気だけで、意味が全く異なる使い方((正)疲れる→(誤)暖かい)をされるのには激しく違和感を感じます。 同じように感じられる方はいらっしゃいませんか? ※一週間程度でポイントもお付けせずに締め切ります。まとめレスにもなるとは思います。予めご了解下さい。
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- aonoringo0209
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女子高校生です。 小学生の時に、昔のことを学ぶ授業で「ほっこり」を「安心する」という意味で習いました。 おじいさんおばあさんが「ほっこりするなぁ」といわれますよね。 気温のあたたかいではなく、人間のあたたかさをさすんだと思っていましたが... 地方によっても違うのでしょうか、わたしの出身は滋賀です。
- bloomers_king
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大辞泉によると、 [副] 1 いかにも暖かそうなさま。ほかほか。「―と暖かい綿入れ」 2 ふくよかなさま。 「―とした風だったけが、今ぢゃあ痩(や)せおとろへなんして」〈洒・婦足> 3 つやがあって鮮やかなさま。 「庭の紅葉さへ―とした色がないわい」〈古今集遠鏡・五〉 [名] ふかしたさつま芋。 「―買うて喰うてござるも」〈滑・膝栗毛・八〉 大辞林によると、 1 (副) [1]ほかほかと暖かいさま。 ―(と)した芋 [2]色つやがよく鮮やかなさま。また、ほっとしたさま。 ―と息つきたいが〔出展: 滑稽本・続膝栗毛〕 2 (名) 焼芋。ふかし芋。 ―買うて喰てござるも〔出展: 滑稽本・膝栗毛 8〕
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- sibisuke
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>使い方((正)疲れる→(誤)暖かい)をされるのには激しく違和感を感じます。 「ほっこり」が京都ことばで「つかれた」とは知りませんでした。 私も「ほっこり」=ほんわかぬくぬく暖かいイメージです。 残念ながら違和感を感じるのはほんの少数みたいですね。
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- zyuniti
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京ことばとしての「ほっこり」なら確かに誤用は多々ありますね。(私京都人ですので) (京ことばとしての)本来の意味は質問者さんの通りですね。 しかし本来の使い方は前両回答者の通りです。
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ううん…??? ご質問で書かれているような意味は逆に知りませんよ。 ほっこり I 〔副〕 1 いかにも暖かそうなさまを表す語。*伎・いとなみ六方「なかはほっこりとあたたかで」 2 ふくよかなさま。また、ふかしいもなどのふっくらとして柔らかいさまを表す語。*咄・軽口大黒柱‐四「薩摩芋のほっこりじゃ有った」 3 色つやがよく明るいさまを表す語。*俳・新増犬筑波‐油糟「ほっこりと洗ふたやうな月の戞(かほ)」 4 気持が晴れて、すっきりとしたさまを表す語。*伎・桑名屋徳蔵入船物語‐二「一体ほっこりともせぬ金の取り様ぢゃ」 5 うんざりしたり、困り果てたりするさまを表す語。*浮・諸芸独自慢‐二「イヤモ世話なもので、ほっこり致しました」 II ふかした薩摩芋をいう。*滑・膝栗毛‐八「ほっこり買ふて」 ~ 国語大辞典(新装版) 小学館 より ~ ほっこり 3 (副) (1)ほかほかと暖かいさま。 「―(と)した芋」 (2)色つやがよく鮮やかなさま。また、ほっとしたさま。 「―と息つきたいが/滑稽本・続膝栗毛」 (名) 焼芋。ふかし芋。 「―買うて喰てござるも/滑稽本・膝栗毛 8」 ~ goo 辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%DB%A4%C3%A4%B3%A4%EA&kind=jn&mode=0&base=1&row=0 より~ だいたい上記の意味だと思っています。 思うに,京都にそういう方言があるだけではないでしょうか? 「ほかす」とかもそうですね。 普通は通用しません。 方言が悪いとか方言が間違っているという意味で書いているわけではありません。 同音で別の意味の方言は色々あります。 挙げているとキリがありませんが, 「走る」=トイレに行きたくてしょうがない気持ち などなど… いろいろな方言はありますし,どれが正しいとか間違っているという問題ではないと思います。
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質問者さんの出身はどちらなのでしょう? 私や両親…親戚は関東なのですが 「焼き芋がほっこり(ほっくり)しておいしい」と昔から使っていました。そこらへんで ほっこり=暖かいような意味 と理解しておりました。 質問者さんの指摘される「疲れる」という使い方で聞いたことは今までありません。本もかなり読んでいるはずですが、疲れたという意味で読んだ覚えが無いのです(40年近くの記憶の中で)。 「京ことば」以外でも現行で正しいのでしょうか ちなみに うちの辞書では… 疲れてないんですよね… (1)ほかほかと暖かいさま。 「―(と)した芋」 (2)色つやがよく鮮やかなさま。また、ほっとしたさま。 「―と息つきたいが/滑稽本・続膝栗毛 (3)焼芋。ふかし芋。 「―買うて喰てござるも/滑稽本・膝栗毛 8」
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先ずは皆様にお礼を申し上げます。 予め書いておくべきでした。 辞書の意味そのものはわかるのですが、言いたかったのは#3で仰有るように「京ことば」としての誤用でした。 ことば足らずで申し訳ありません。 町家や伝統菓子等の特集をした紙媒体、お茶類のCM、TVでのレポート等々で気になっていました。 その後色々と調べてみると、伝統文化を受け継いでいる筈の京菓子老舗のサイトでも、辞書どおりの使い方をしている例も発見してしまいました。 何か少し寂しい気がします。