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風速何m/s までもつの?・・・という質問に対して。

ひとつ下の質問と関係あるのですが、お客さんから、『風速何m/sまでもつの?60m/sまでもつように、風速の値を60にしてよ!』って言われて困っております。場所は沖縄県。基準法だと、46m/sです。 H13から基準がかわって、以前は、『最大瞬間風速63m/sに対応するよう定められた式』でしたが、改正後は、『より詳細になり、地域による係数や、周辺の市街地の状況に応じて定められている数値などを乗じての計算であり、30~46の間の値で基準法で決まってあり、あくまで公式の中の一つの数値である』といっても納得してもらえません。なんとかいい案を教えていただけますか?

みんなの回答

noname#78261
noname#78261
回答No.2

忘れてました。ガラスも風圧力に対して考慮が必要です。 みんないっせいに割れたってTVでいってましたよね。

noname#78261
noname#78261
回答No.1

突風や竜巻が増えているので気にされているのでしょうか。 基準法では、現状、突風や竜巻には対応してないそうです。 それはそれとして、風速60m/sまで「なにをもたせる」のかが問題でしょうね。 質問に上げた数値はあくまで耐力壁の計算ですから、基本的に家が風に負けないための計算方法ですが、風を水平力として模式的に考えられているに過ぎません。速度圧qが、地表面から1.35mまで0なのかというとそうではないことで、気づくと思います。しかも、家の形状や屋根形状、軒の出の様子等も加味されてませんよね。 私は構造計算やではありませんが、耐力壁、壁面、小屋組によって、風による影響の計算は外圧と内圧を考慮しながら計算するのでしたよね。 ちゃんとやるなら60m/s時の構造計算をすることになるでしょう。 吹き上げにも対応するなら垂木クランプを増やしても小屋束と梁がほぞさしかすがい止めではそこから吹き飛ばされることもあるそうです。小屋を強くすればHD金物も検討しないと下から持ち上がりますし、総合的な補強が必要でとても、耐力壁計算の数値では結論の出せるものではないはずです。 風圧力Pw=速度圧q×風圧力係数Cf q=0.6×E×Vo×Vo(2乗って書きたいけどかけない) このVoが基準風速で30~46m/sってことでしょ? H16年の佐賀の突風についての報告書を見つけたので参考にどうぞ P17,18のあたりがお客様への説得のポイントになるのではないでしょうか。

参考URL:
http://www.kenken.go.jp/japanese/research/str/list/topics/saga-tatsumaki/index.pdf

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