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ブラジル産の鶏肉の安全性
最近、業務用スーパーなどでブラジル産の鶏肉が売っています。 国内産よりも遥かに安価ですので、たまに購入しています。 しかし、やはり安全性が心配ですので、ネットで調べてみたのですが、以前「エンロフロキサシン」が検出されたということは分かったのですが、実際に食べていて安全なのかどうか分かりませんでした。 どなたか詳しい方はいらっしゃいますか? ブラジル産と聞くと、どうしても飼料が農薬漬けになっていたりしないか心配になります。
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「エンロフロキサシン」は合成抗菌剤で病気予防に使用する動物性医薬品です。ちなみに農薬とはちょっと違います。 通常エサや飲水に混ぜて与えたり、治療時に注射したりしますが、体内に何日かは残留するため、通常と殺する数日前(与え方によって日数が違います)には与えてはいけないというきまりになっています。 (もちろん、採卵鶏には与えてはいけません) 実際に食べて安全なのかどうか、これは大量に摂取しなければ直接何か体に大きな影響は少ないと思いますが、ヒト用でなく、動物用の薬なのであまり取っていいものではありません。 一定期間、飼料に抗生物質や合成抗菌剤を与える場合がありますが、鶏の病気を防ぐほか、早く体が大きくなりやすいというメリットがあります。 現在は日本でも全飼育期間、抗菌剤等を使用しない鶏も増えており、国内では使用してもその期間は短いところが多いです。 日本の業者の基準は割りと厳しいので、海外でもきちんと現地の農家まで管理されていればさほど心配はないでしょう。ただ、農家の規模も日本よりずっと大きいですし、継続的にきちんと管理していくのは難しいので完全とは言えないのが現状でしょうね。 こちらのページ、けっこう判りやすいので参考になると思います。
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- hirorocchi
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食する頻度にもよるんじゃないでしょうかね? 1日3食365日を毎年食すようなら国産にした方がいと思いますよ
- makocyan
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危険なものは日本に輸入されませんし、輸出国もわざわざチェックの厳しい国に不安なものを輸出しません。引っかかったときの損失が莫大になりますから。 輸入品で時々禁止薬剤などの残留が問題になるのは、それだけ検査が厳しいということでもあります。また検出された量もごくごく微量だったり、単に日本で日本で認可されていない薬物だったりします。いずれにしてもヒトに影響の出るようなレベルで薬剤が残ることはありません。私などはどちらかといえば検査頻度の低い国産品のほうが心配ですが。 尚、単位面積あたりの農薬使用量は、日本がトップレベルという話(公式発表をしないので推定)です。こうした実情を知らずして安易に外国を疑ってかかるのは、天に唾吐く行為かもしれませんよ。