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丁重語、丁寧語
待遇表現の問題ですけど、 a.だいぶ涼しくなってまいりました b. 町の様子は昔とずいぶんかわっておりました これらの文の主語は天候とか人間以外の事柄であるが、話し手がていねいさをしめそうとする対象が聞き手である。この点(1)と同じ系列のものということができる。ただ、丁寧さや敬意の向けられる対象によるものではない。なぜ、このように言うのかという話し手の意識を観察すると(2)に近いものであるとも考えられる。 2番は美化語ですが、1番の答えがよくわかりません。 ある先生はこの問題の答えが丁寧語とほかの先生は丁重語といいましたけど、どっちでしょうか。
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「日本文法大辞典」(東京堂)の受け売りです。 ***************************** ……現代語では、1.「ご飯」「たべる」2.「まいる」「いたす」の類や、3.「ます」「です」の類、(古語の説明を省くー回答者)は一括して、物言いを丁寧にすることばという意味で「丁寧語」と呼ぶが、1.2.は事柄についての敬語であり、3.は表現受容者(=聞き手-回答者 注)への直接的敬意表現の語である。 そこで、1.を「美化語」、2.を「丁重語」、3.のみを「丁寧語」とする説(宮地裕氏の説)など諸説ある。 ***************************** 現在、文化審議会が検討中のものは、従来の「丁寧語」を、「丁寧語」と「美化語」との二つに分けようとすろ考え方のようです。