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「留めん」の文法解説
[死返の玉に納めし御霊よ 今離遊の運魂を招きて其の中府に留めん]というフレーズの「留めん」の部分について文法解説をお願いします。 「ん」は「む」ですか? 「留める」=(文語下二段他動詞=口語下一段活用)ですか? 勧誘の助動詞ですか? 古典を勉強してる外国人の方に説明を頼まれ、古典の教科書をひっくり返しましたが、お手上げです…。
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留め~留む(他動詞マ行下二段未然形) ん ~助動詞「む」の撥音便形 「希望」だと思います。 (御霊)に対して「私」が(遊離の運魂の中府)に「留めたい」と 話し手の希望を表していると考えます。
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- luune21
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回答No.2
動詞の未然形に続く「む」は、 ・推量(~するだろう、~でしょう) ・意志(~よう、~う) ・勧誘(~しませんか。または軽い婉曲的な命令) という意味があります。 この場合は「意志」にあたるでしょう。 「其の中府に留めよう」となります。
質問者
お礼
勉強になりました!ありがとうございました。
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