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絶対真空はなぜできないのですか?

初歩的な質問ですが 「絶対真空は理想の真空である」とか 「現実にはできない」とか 書かれていますがなぜでしょうか? 例えば注射器の内部の空気を全部抜いた状態から 先を押さえピストンを引き上げると内部は 絶対真空となるのではないでしょうか? (ピストンしゅうどう面の水、油が蒸発するから絶対真空でないということでしょうか?)

質問者が選んだベストアンサー

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  • kenojisan
  • ベストアンサー率59% (117/196)
回答No.5

回答2が正解だと思いますが、ちょっと回答の中にも勘違いが有るようなので補足を。 注射器の内部の空気を抜くことは、真空ポンプを使えば簡単です。しかし、それでは非常に低い真空にしかなりませんん。 全ての物質からは必ず何らかの原子や分子が常に飛び出ています。現実的には、このケースだと注射器の内壁からは、空気中の湿気を吸って吸着していた水分子ががんがん出てきます。 注射器を高真空用のポンプで引きながら加熱すれば、かなり効率よく水分子は追い出せますが、高真空になると今度は、金属容器だと水素、炭素、炭化水素類が、ガラス容器だと水素、酸素、炭化水素類の原子分子が内壁から出続けるでしょうね。 つまり、容器内に有った空気を追い出すのは簡単、でもその後も容器内壁から出続ける原子分子を追い出し続けるための高真空用のポンプを働かせないと、真空度は上がっていきません。この内壁から出続ける放出ガスと、ポンプの排気能力のバランスで到達真空が決まるのです。

mrsttst
質問者

お礼

ありがとうございます。

その他の回答 (4)

回答No.4

絶対真空を作るからには、それを何かに利用するのですね。 でも、使えなくてもいい絶対真空だったら、例えば、 原子と原子の間にも存在してると言えるのかな。

mrsttst
質問者

お礼

ありがとうございます。 客先から真空容器の真空度について 「なぜ絶対真空にならないのか」との 質問がありうまく答えられませんでした。

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率25% (1960/7602)
回答No.3

ピストンを引き上げる前にピストンを押し下げなければなりません。 隙間に空気が残ります。 実際にはピストンを引き上げた空間には何も入れることができないので実験できません。 それで真空ポンプで空気を抜いて行きますが最後には空気分子があちこちを 飛び回っていることになります。 真空ポンプを回していても空気分子が飛んでくるのを待たなければなりません。 空気分子が少なくなると分子が飛んでくる確立どんどん低くなって時間を掛けてもほとんど減らなくなります。

mrsttst
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • nrb
  • ベストアンサー率31% (2227/7020)
回答No.2

絶対真空は実現可能です ただ、地球上では出来ません なぜでしょう・・例えば注射器の内部の空気を全部抜いても ほら注射器は分子で出来てます しがって、その注射器の内面の分子が注射器の内部に出てきます 剥離するので、空気以外の分子が出てきます したがって地球上では、不可能です じゃ・・・宇宙では殆ど真空です 分子はあちらこちらに存在してますが、ある一部分をだけを見ると ある瞬間、ある範囲だけ分子が1つも無い状態ができます そこの部分は絶対真空ですけどね ようするに、回りを囲んだ状態では真空はできませんので まあ、 人間が関与して絶対真空はできません したがって絶対真空は現実には製作は不可能です ってことですね 見ることも、ある事も判りません そこを測定するにはなんだかの分子がいりますので 現実に発見することは無く 理論上 分子はあちらこちらに存在してますが、ある一部分をだけを見ると ある瞬間、ある範囲だけ分子が1つも無い状態ができます そこの部分は絶対真空ですけどね がありえるだけの理論上の世界ですね

mrsttst
質問者

お礼

分子が入り込むのですね ありがとうございます。

  • shukugawa
  • ベストアンサー率30% (80/264)
回答No.1

>例えば注射器の内部の空気を全部抜いた状態から これがまず無理だと思いますが^^;

mrsttst
質問者

お礼

完全に空気を抜くことがそもそもできないということですね。 ありがとうございました。