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「カノッサの屈辱」の原語について
中世欧州の歴史的な事件「カノッサの屈辱」について調べていたところ、Wikipediaの記述に「英語では"Walk to Canossa"、ドイツ語では"Gang nach Canossa"といわれており、どちらも「カノッサへの道」「カノッサへのあゆみ」といった意味」とありました。だとすれば、「屈辱」とは何語を訳したものなのでしょうか。「カノッサの屈辱」の原語は仏、伊、それともラテン語?知っている方がいらっしゃれば教えてください。
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カノッサの屈辱は、イタリア語で”l'umiliazione di Canossa”だそうです。(参考URLをご参照下さい) ”l'"が冠詞であると(勝手に)仮定し、"umiliazione"を伊英変換したところ、"humilation"という単語が出てきました 辞書で"humilation"を引いたところ、 1 はずかしめられること;屈辱(感), 不面目. 2 ((まれ))はずかしめること とのこと。 イタリア語全く駄目ですが、語源はイタリア語もしくはラテン語あたりではないでしょうか? "l'umiliazione"については確証を得るために外国語カテゴリーに投稿される事をお薦め致します。 以上、情報提供でした。
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#3です。よく考えたら検索で調べられますね、冠詞の件・・・。 "l’"は「母音で始まる単語の前に付く定冠詞」(参考URLをご覧下さい)だそうですので、"l'umiliazione"は、英語に直すと"The humilation"ということになります。 ということで、#3の「外国語カテゴリー云々」については撤回させて下さい。 失礼致しました。
- ewyr-05
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私が知っている限りでは、 ドイツの国王がローマ法王に破門を受け、 許しを請い、 裸足で雪の中を3日3晩門の前に立ち続けた。 3日の後、ローマ法王はしぶしぶ許した。 こう言う意味であり、屈辱と言う意味合いは、教派外からの見方。 教派内では、正しい(正当な道を踏んだ) こうなると思います。 イギリスでは違う誤訳になるかもしれません。 ドイツ、イギリスでの解釈ではないでしょうか? 特にドイツ。(受身)
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わざわざの回答、ありがとうございました。
Pénitence de Canossa フランス語、「贖罪、改悛」 この語は「罪を認めること」「後悔すること」「罪を購うか償うこと」の3つの概念を含んだ、宗教的色彩の強い語です。一方日本語の「屈辱」は一切そのような宗教色を含んでおらず、またフランス語のペニタンスのどの意味ともずれているようです。 Canossagang デンマーク語,ノルウェー語、これもドイツ語とほとんど同じ意味です。 Хождение ロシア語、たぶん「遍歴」の意味でしょう。Gang や way と近いですね。 結局わたしも日本語の訳がどこから来たのかわかりませんでした。
お礼
回答ありがとうございました。フランス語、デンマーク語,ノルウェー語、ロシア語とどれにも当てはまらないのですか…。なぞは深まりました。日本で最初に訳した人が意訳しすぎたのでしょうか?
お礼
ありがとうございました。ウキペディアの英語版を調べて、その中にあるイタリア語を訳してみるなど思いもつきませんでした。バチカンもあることですし、この手の歴史的事象を日本の歴史家はイタリア語から訳したようですね。私もウェブ上の辞書で「umiliazione」を調べてみたら、「ウミリアッツィオーネ[英:humiliation]屈辱、侮辱、恥辱」と出ました。納得です。