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カメラのシャッター速度の数値表示?
カメラのシャッター速度の表示は,一般に 1, 2, 4, 8, 15, 30, 60, 125, 250, 500, 1000 となっていて,この数字は「何分の1秒」という値の「分母側の数値」を表わしていますよね。しかし,細かく考えていくと,この数列は,本来「等比数列」でないとおかしいのではないでしょうか? 絞りの数値(F値)は 2.8, 4, 5.6, 8, 11, 16 という(概算値ではありますが)公比がルート2の等比数列になっています。 絞り値とシャッタ速度値は対になって露出を決めるわけですから,シャッタ速度の表示値は公比が2の等比数列 1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256, 512, 1024 のはずなのですが,実際のシャッター速度表示はそうはなっていません. これは,単に分かりやすいように 125 とか 500 といった数字を表示しているだけであって,実際のシャッタ速度は 1/128 秒とか 1/512 秒といった,「厳密な等比数列に従った値」になっていると理解してよいのでしょうか?
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仰るとおり、128分の1秒、とかだと読みにくいので125分の1秒、と書いてあるだけです。 カメラをオーバーホールすると、本来のシャッタースピードと 測定されたシャッタースピードが比較されますが、 「本来」は64、128、256…分の1のほうになります。 ただし、クラシックなカメラだと、 等比数列でもなんでもないシャッタースピード系列のものもあります。
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- ikkyu3
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>これは,単に分かりやすいように 125 とか 500 といった数字を表示しているだけであって,実際のシャッタ速度は 1/128 秒とか 1/512 秒といった,「厳密な等比数列に従った値」になっていると理解してよいのでしょうか? すでに回答がありますように、ご質問の通りとなっております。 等比数列の方を「基準値」と言います。 表記の方を「目盛値」と言います。 当然ながら誤差はありますが、一般的に機械式シャッターの誤差の方が大きいです。
お礼
「基準値」,「目盛値」という用語があったんですね。 ありがとうございます。
- kuma-gorou
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> 実際のシャッタ速度は 1/128 秒とか 1/512 秒といった,「厳密な等比数列に従った値」になっていると理解してよいのでしょうか? メカ精度の問題を無視すれば、お見込みのとおりです。 スローシャッターも、1秒、2秒、4秒、8秒、15秒、30秒と表しますが、同様に1秒、2秒、4秒、8秒、16秒、32秒となります。
お礼
実用上支障のない程度の「精度誤差」はあるでしょうね。 人間にとって分かりやすいシャッター速度値に書き換えて表記してくれているだけなのだから,レンズのズーム比が 2.8 程度でも「3倍ズーム」と表示するのに比べればずっと良心的かな?
- danke3
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>実際のシャッター速度は 1/128 秒とか 1/512 秒といった,「厳密な等比数列に従った値」~ ◆これは理想シャッタースピードです カメラに表記されている通り、丸めています ですから高速になるほど、理想シャッタースピードと誤差が開いていると言えます しかし、実際のシャッター速度は1/125秒や1/250秒あたりでもあまり精度が出ていないものもあるらしいし、 最高速が表示上は1/X000秒でも、実測値はそこまで出ていないらしいです
お礼
本来は 1/64, 1/128, ... であるシャッター速度系列を,1/60, 1/125, ... という人間とって直感的に分かりやすい数値列に書き直すことを「丸めています」というのは,数学的(統計学的?)には厳密でないと思います(丸め方の規則に一貫性がない)。 それはともかくとして,コンピューターになれた私としては,2進数として区切りの良い 16, 32, 64, 128 という表示でも抵抗はないのですが,一般向きではないでしょうね。
お礼
やはりそういうことなんですね. ありがとうございます.