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マグネシウムは酸化しないの?
マグネシウムを摂取すると身体が温まり脂肪燃焼に効果的ですよね。米ぬかにマグネシウムが多く含まれているということで牛乳に混ぜて飲んでいますが・・・。 米ぬかを買ってきてビンに入れて保存していてもマグネシウムの成分に変化はないのでしょうか?なんだか酸化かなんかして本来のマグネシウムの成分が変化して結局は脂肪燃焼に効果がなかったりしそうなのですが・・・。教えてください。
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マグネシウムはヘモグロビンの変形を促すため、血流をよくします。実際、マグネシウム摂取量が増えると血流が良くなり手の温度が上昇します。この現象が、基礎代謝を上げる正体ですね。マグネシウムの摂取が直接脂肪を燃焼させるというわけではありません。 さて、下の方がおっしゃるように、米糠中のマグネシウムは酸化しませんし、煎り糠でも問題ありません。 米糠の成分はあまり知られていないようですが、以下のようになります。 (おおさじすりきれ一杯10g 山盛り一杯15g) 10g中 たんぱく質1.8g 糖質5g 脂質0.2g 繊維1g カルシウム 5mg カリウム 200mg マグネシウム 116mg ビタミンB1 0.2mg ビタミンB2 0.06mg やはり、マグネシウムの量は際立ってますね。マグネシウムを大量に摂取できる食品は、米糠以上のものはないといえます。さて、飲み方ですが、牛乳と一緒に飲むとカルシウムがマグネシウムの吸収を邪魔するので、牛乳ではなく水か「薄めた牛乳」に溶かすことをお奨めします。 それから、米糠中のマグネシウムはしっかり体内に吸収されますが、米糠を摂取したからといって、どんどん痩せるということはありえませんよ。基礎代謝が少しだけ上がるかな、という程度です。
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前提条件にちょっとずれがあるので.順番に考えて行きましょう。 >マグネシウムを摂取すると身体が温まり脂肪燃焼に効果的ですよね。 マグネは.体内に吸収されて.次に.マグネシウム骨格とする酵素が合成されます。酵素が増えて.身体の必要に応じて脂肪が分解されるのです。酵素が合成されるに当たって.マグネシウム不足の栄養失調である場合(マグネが不足して体温の維持が出来ない等)には.不足栄養素のマグネシウムが体内で増えるので.酵素がたくさん作られます。しかし.マクネを十分取っている方の場合には増えません。又.エネルギーが消費される必要性がない場合には.体温が上がりません。 >米ぬかにマグネシウムが多く含まれているということで 知りません。米はくど石灰を入れないと生育が悪くなる性質があるのでマグネが必要だという事が分かるのですが.どこに分布しているかはしりません。 仮に.存在するとしても.まぐねは酵素として存在するわけで.蛋白質中に存在します。したがって.米ぬか中の蛋白質が分解しない限り人は吸収できません。 >牛乳に混ぜて飲んでいますが・・・。米ぬかを買ってきてビンに入れて保存して>いてもマグネシウムの成分に変化はないのでしょうか? 米ぬかにマグネが含まれていたとしても.酵素の中心骨格ですから牛乳中に溶け出す事はないでしょう。 >なんだか酸化かなんかして 主語がよくわかりませんが.「米ぬか中の脂質」は空気中で酸化されます。しかし.蛋白質の酸化は考えられません。又.マグネは2かのイオンで酵素中に存在します。より酸化するには化学エネルギーでは不足するので.まったくないとはいえません(原子軌道のあたりの不確定性原理を参照)が.調理化学の範囲では.まぐねがより酸化される事はありません。 >本来のマグネシウムの成分が変化して結局は脂肪燃焼に効果がなかったりしそうなのですが・ 米ぬか中の金属を含めた栄養素の吸収率はほぼ0です。栄養価において玄米食と白米食でほとんど差がありませんから。米ぬか中のマグネシウムが吸収される形に分解(消化を含む)されない限り吸収されません。つまり.いくら食べても吸収されないので効果がありません。 余談ですが.かって玄米食は脚気を防止できると報告されたころがありました。当時1人あたりの必須蛋白質をすべて米でまかなっていたので1日1升の米を食べていたのが日本人です。現在米の消費量が極端に減り.米の蛋白質だけで必須タンパクを供給できなくなりました。同様に脚気を予防するたけのビタミンを米だけから供給する事は困難になってきました。玄米も白米も差はありません。他に何かを取らないと必須栄養素を確保できないのですから。 なお.マグネを多く取りたいのであれば.「にがり」を使っている豆腐を食べればやたらたくさん取れます。米ぬかなんて変なものを食べるよりもスーパーで「にがり」を使っている豆腐を購入して食べたほうが.口当たりが良いですよ。あと.にがりには食べ過ぎると下痢をする特徴があります。私の兄弟のように.引きうりの豆腐屋が家の前で転倒事故を起こし.豆腐が崩れてしまったのを安く買いたたき.1人2町食べて下痢をしたなんてことのないように。1日半町が限度です。
- kumanoyu
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中学のとき、金属マグネシウムの粉末やリボンを燃やした実験を今でもしているのでしょうか。マグネシウムというとあの金属を思い浮かべるかもしれませんが、食品中に含まれるマグネシウムはあの金属のマグネシウムではなく、イオン化したものです。 つまりすでに酸化された形です。金属マグネシウムは空気中で激しく燃えます(酸化します)が、すでに酸化された形となっているマグネシウムイオンは、空気中においていてもそれ以上酸化されることはありません。 したがって、米ぬかをびんに入れておいてマグネシウム分が酸化されることはありません。ただし、他の成分が酸化されることは十分ありえます。あまり古くなれば脂質分が酸化されて過酸化脂質が生成し、体に良くないモノになる可能性は否定できないと思います。 マグネシウムが米ぬかにどの程度含まれているのか知りませんが、米ぬかばかりから摂取しようとするのは、他の栄養素とのバランスから考えて、どうなんでしょう? いろいろな食品を組み合わせて摂取する方が健康的だと思いますが・・ もう一つ、「マグネシウムが脂肪燃焼に効果的」というのも、マグネシウムさえ摂取すれば脂肪が燃焼するっちゅうもんじゃないんじゃないですか? 脂肪を燃焼させる経路にはいろいろ必要な酵素なり補酵素なりがあって、その中の一つとしてマグネシウムも働いている、というなら話はわかります。ただ、マグネシウムが豊富に存在しているとなると、今度は別の何かが律速となるはずですよね。結局マグネシウムも含めてバランスの良い栄養が必要ということじゃないでしょうか? マグネシウムが不足している人にはマグネシウム摂取が効果あり、ということだと思います。