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ナイジェリアでパーム油が多く生産できる理由を教えてください。

学習塾で講師をしています。 先日2000年度の統計を見ていると、パーム油の生産量が マレーシア、インドネシアに次いで3位にナイジェリアがランクインしていました。 ナイジェリアは上位2国と違い、特に熱帯雨林気候でもないのに なぜたくさん生産されているのかが気になりました。 何らかの気候の要因があるのでしょうか。 植民地時代の影響でしょうか。 いろいろと考えていますが、理由がわかりません。 ご存知の方、どうか教えてください。よろしくお願いします。

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  • Diogenesis
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回答No.1

ナイジェリアの北部はサバナ気候ですが,海に近い南部は熱帯モンスーン気候です。 熱帯モンスーン気候の定義のひとつが「ヤシが生育できること」=「最寒月の平均気温が18℃以上」です。 そもそもパーム油の原料であるアブラヤシの2大品種のひとつであるギニアアブラヤシは西アフリカ原産で ナイジェリアを含む中部アフリカの熱帯雨林~熱帯モンスーン帯では 植民地化される以前からその栽培と利用が伝統的に行なわれてきました。 マレーシアやインドネシアのアブラヤシ栽培は 植民地時代の20世紀初頭にギニアアブラヤシが持ち込まれて以来のものです。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%A4%E3%82%B7
noname#24621
質問者

お礼

すばらしい! 非常に簡潔でわかりやすい説明をありがとうございました! 後日談ですが、このことをたまたま生徒さんから質問されたときに すらすらと答えることができ、とても感謝されました。 回答者様のおかげです!ほんとうにありがとうございました!