説明相手が外国人ならまず、日本文化という側面を説明する必要があるかと思われます。
日本文化の特長のひとつが「ケ」と「ハレ」です。ホストに行く女性というのはおそらく「ハレの日」を楽しんでいるのではないかと思います。甘いマスクのホストが情熱的な言葉をかけてくれるのは日本人女性にとって非日常以外の何物でもありません。
一方、じゃあ恋人が毎日ホストか外国人男性みたいに愛してる愛してる言ったら女性は喜ぶかっていうと、喜ばないと思います、たぶん。おそらく「愛してるって言葉をそんなに軽々しく使わないで」って思うはずです。
確かに、日本人男性の褒めヘタは世界的に見て相当下だと思います。中国人や韓国人の男性のほうがまだ褒め上手だと思うくらいです。しかし、他人を褒めるというのはそもそも自分自身に自信がないと出来ません。
アメリカ人の男性はものすごく褒め上手ですよね。でもその一方で「俺ってハンサムだからモテるんだよ」ってサラッと本気でいいますよね。日本でハンサムな男が「俺はハンサム」なんて自分で言ったら大ブーイングです。日本人は謙虚なのが好まれるんですね。ホストというのは、そういった「プチ海外気分」を味わえる空間なのではないでしょうか。
また、ホストの実態というのは以外に厳しいそうです。なんとホストはお店にいわゆる「ショバ代」を払わなければならないそうです。ですから売り上げの悪いホストは給料日に「金を払え」といわれるそうです。お金を稼いでいるのは本当にごくごく一部。ほとんどのホストが食うや食わずの生活(入る金があっても出費も大きい)に疲れて数年で辞めてしまうそうです。
また、そんなホストを支えているのは実はキャバクラ嬢や風俗嬢です。彼女たちはホストで金を使うことでストレスを発散しているんですね。ホストの出費が大きいというのは、キャバクラ嬢や風俗嬢にホストクラブに来てもらうために自分が相手の店に客として(営業の一環として)行かなければならないからです。
ホストの世界は25を過ぎれば「オッサン」、30過ぎると「ジイサン」と呼ばれる世界だそうです。
お礼
そうですね。私も女性側なのでその心理はよく分かります。 日本の女性が外国人の方に憧れを持ったり、好きになる理由もそういう気持ちを満たしてくれるからなんでしょうね。 確かに、男性がほめ上手になっちゃったら ホスト業界は大変なことになっちゃいそうですね(笑) 参考意見ありがとうございます。