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助命するときの指の向きは上か下?
古代ローマ時代の映画などで剣闘士競技の勝負がついて、敗者を「助命」する時に「親指?」を上下の何れかに示すのですが、史実としてはどちら向きなのでしょう?
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noname#122289
回答No.2
親指を回して剣闘士の運命を宣告するのはローマ時代の文献にも 出てきます。ユウェナーリスの風刺詩にverso pollice vulgus cum iubet occidunt populariter「親指を回して人気取り」 という表現があります。verso(ラテン語の辞書にはvertoという 語形で載っています)は「方向を変える、回す」というくらいの 意味です。上向きとも下向きとも特定できません。 親指を上に向けるのが「助命」、下に向けるのが「死」というのは 映画の世界のことです。傷ついた剣闘士が助命を願って左腕を挙げ たので、「上向き=助命」という連想が働いたのでしょう。 実際には胸の上のほうで親指を立てて手首を半回転させる(喉を掻 切る動作)が殺せという意思表示、助命するときは親指を他の4本 の指の中に握りこんだこぶしを差し出したようです。
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noname#25358
回答No.1
上向きが「助命」、下向きが「殺せ」です。 ローマ皇帝が「パンとサーカス制度」の中でこれをやっていたのが、今の「グッド(親指を上げる)」と「バッド(下げる)」の元になりました。
質問者
お礼
「グッドジョブ」で助かるのですね! ありがとう御座います。
お礼
マサカ親指を「隠す」なんて思いもよりませんでした。 当時の資料・文献にお詳しい方からご回答頂けて感激です。