おっしゃるように、「>潜在意識に刷り込むので結果的に当たったということになる」
というのが殆んど正解ではないでしょうか。
「東の方に吉事がある」という占いがあったとします。
普段であれば何気なく見過ごしてしまうような事柄に対して、『これがもしかすると吉事なのかも・・・』という期待感を持って能動的に働きかけることによって、占いをしてもらわなかった場合とは異なる発展的な展開になり結果として吉事となる。
こういうパターンは非常に多いはずです。
「求めよ。されば与えられん。」とキリストも言っていますし、
「信じる者は救われる」とも言います。
何かを求めたい、信じたい、と強く思っている時点の人間は精神的に不安定になっていますから、占いによってまず結果を示してもらうことで安心し、その結果に向かって努力することができるというメリットはあるでしょう。
しかし、占いもピンキリですから、その結果というものが自分にとってどういう意味を持つのか、ということを判断できないまま闇雲に信じようとするのは危険だと言えます。
人生を好転させる方便として利用する余裕があれば良いのですが、占いの本質は昔から言われるように『当たるも八卦、当たらぬも八卦』。
つまり、どちらとも言える。
論理的根拠は全く無い、ということです。
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シンクロニシティは同時性ということですが、これも単なる偶然と考えるしかないでしょう。
何十億という人間がいて、そのそれぞれが多様な行動をしているわけですから、その組み合わせを考えるとあらゆる可能性が想定できます。
しかも、これは現在という瞬間を捉えた場合の話です。
時は刻々と移り変わり新しい人間が次々に誕生しています。
どんな偶然が起こっても不思議ではない、と考えるほうが論理的ではないかという気がします。