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うつ病がこんなに増えた原因をどう考えますか?

現在国内のうつ病患者は、潜在患者数600万人うち受診者数約70万人だそうです。600万人といえば日本の総人口数の5%にもなります。受診者数は年20%増加しているとのこと。 なぜこんなにも増加しているのでしょうか? 有識者も色々と分析していますが、一般の方がどう思っているのか聞きたいと思い質問しました。 昔のほうが社会保障や個人単位での経済事情は今よりずっと悪かったと思うのですが、なぜなのでしょう?

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  • at1800
  • ベストアンサー率55% (49/88)
回答No.12

経験者、というより経験中の者です。 難しいことは分かりませんし、他の方々のことはわからないので、あくまで自分の体験からの意見です。 ひとつは、環境の悪化だと思います。食生活にも生活リズムにも問題が多過ぎるのに気付かないでいます。電磁波が飛び交っているのも遠因になるでしょうし、有害物質が影響しているとも考えられます。これらは身体の不調の元にもなりますし、心にも影響を及ぼします。 もうひとつは、社会的な要因と思います。よく言われるように、今の社会は不安要因が多過ぎます。そのうえ、特にいまの日本人には心の核となるものが有りません。 状態が非常に悪かったとき、外部から見ればただ怠けているように見えたのでしょうが、自分自身の内部では必死で努力していました。内部で必死に努力しているために、ほかのことが何も出来ないのです。この状態は経験者で無いと理解できないと思います。理解されないことがまた、状態を悪くする原因となるのです。 心の弱いものが罹るとか、怠け者だとか言う意見がありますが、そう思われるだろうと考えること自体が、患者にとっては強いストレスになっています。ひとことで言えば「理解されない苦しみ」となるのでしょう。 多くの中には本当の怠け者もいるのかもしれませんし、心の病気は表面上に表れないので、詐病が可能です。ですが、それはごく一部と思います。病に倒れたものは本当に苦しんでいるのです。 誰でも体力免疫力が弱れば風邪などの病気にかかる可能性が高くなるように、心の病もまた置かれた状況によって誰もが患う可能性があります。心の体力と免疫力を弱らせる要因が増えているのが、うつ病患者が増加している理由なのだろうと思います。 うつはよく「心の風邪」と言われますが、風邪などの病気を治すのは薬ではありません。実は薬は辛い症状を抑えるだけで、実際に病気を治すのは自身の免疫力なのです。心の病気も同じことだろうと思います。如何に免疫力を高めるかが課題です。

boufuusetu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 経験からのお話、とてもためになります。 免疫力を高めるために。環境の悪化の、食生活や生活リズムの乱れはある程度個人でも気をつけることはできそうですね。目に見えない電磁波や有害物質は難しいですが。 心の核が無い、とはよく言われることですね。 日本人は元々習慣観が希薄で、その代わり昔は今ほど国民の価値観が多様化していなかったために芯が強かったのかなと思いました。 ただ補足で書かせてもらったのですが、うつによって自殺した知人は宗教にも入信していたんです。それなのに「すがった神様は彼を助けてくれなかったのかな…」と悲しい気持ちになりました。 今度周りにうつの人が現れたら、今回よりは適切に接してあげたいと思います。 at1800さんの心の風邪、快方に向かうと良いですね。 辛い経験からお話いただき、ありがとうございました。

その他の回答 (12)

noname#21649
noname#21649
回答No.13

>つ病の何を、政府が作ったのでしょうか。 既にあるように過労などがうつ病の直接的原因です。 しかし.労働力の硫銅か政策により過労状態で働きつづけないと買い越されることが正当化されました。現在の企業では過労状態を常に確保できるのです。 次に.家庭内は労働に対しては本来は休憩の場です。しかし.親の面倒を見ることを理由の転勤拒否が解雇の理由になる.つまり.家庭内における精神的負担増を会社に知られると解雇の理由になるのです。 買い越されないためには.家庭内での問題を会社で隠しつづける義務を関したはん決です。

boufuusetu
質問者

お礼

再度のご回答ありがとうございます。 そういった意味での「作った」でしたか。 日本の企業の「過労状態で当たり前」という姿勢が、うつ病を増やす一因になっているということですよね。

noname#21649
noname#21649
回答No.11

労働力の流動化 家族を理由にした転勤拒否を理由に下解雇の合法性を示した判決 このあたりで政府が作った

boufuusetu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 すみません、意味がいまいちわかりませんでした。 うつ病の何を、政府が作ったのでしょうか。

  • lile
  • ベストアンサー率14% (231/1577)
回答No.10

頑張りすぎなんじゃないですかね。 あまり知りませんがフランスなんかシエスタとかあってあまり働いていないイメージがあります。 もっと気楽にいけば、鬱なんかならないと思います。 あと、甘えの人もかなりの数がいると思います。 弱くなったというよりもワガママがまかり通るから、鬱と言って逃げる人がいるんじゃないですかね。

boufuusetu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 仕事も家事・育児も勉強も、みんなもっと気楽にやったらいいのでしょうか。 景気は回復してきたとはいえ末端ではその恩恵も感じられない現在、なかなか難しいことですよね。 メンタル病の診断はよくわからないのですが、甘えと本当の病気の区別の見極めは素人には難しいですよね。 うつの人には励ましの言葉は厳禁といいますが、甘えの人には叱咤激励のほうが効くでしょうし。

  • t78abyrf9c
  • ベストアンサー率47% (3029/6402)
回答No.9

>サラリーマンだけでなく、家庭内で子育て中の専業主婦や学生・児童のうつ病もかなり多いように思います。 これらはどう考えたらいいでしょうね。 職場以外の環境も職場同様の変化が起きていると、私は感じてます。 つまり、先ほどリンクしたページに書かれている「ピア・プレッシャー」の圧力が日本人の生活全体に強まっていると思うのです。 「ピア・プレッシャー」を平坦な言葉に言い換えますと「世間の目」だと思います。 日本人は、元来「世間の目」を気にせず生活する事がほぼ不可能ですから、そこに欧米流の「強い個人」が求められると精神面の不調を来たす人が多くなると感じてます。 「『世間』と『社会』は、別物である。」 ↑の認識が、この問題を考える上で重要だと、私は日頃から感じてます。 以下に、この問題を考える上で参考になると思われるページをご紹介しますので、ご参考にどうぞ。 http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/seken.htm http://nokai.jp/k-column/reader/wao_rea_02_01.html http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002046.html http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/jidai/0307/ji_307_030705.htm http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/jidai/0307/ji_307_030712.htm http://donzokoblue.blog55.fc2.com/blog-entry-81.html http://indianaky.blog45.fc2.com/blog-entry-97.html http://indianaky.blog45.fc2.com/blog-entry-98.html http://d.hatena.ne.jp/essa/20040322/p6 http://imi.sfc.keio.ac.jp/lecture/textanalyze2001/guide/manual/2_5.html http://www.josuikai.net/josuikai/21f/main53-1.htm

boufuusetu
質問者

お礼

再度のご回答ありがとうございました。 上から4つめのリンク先が大変わかりやすかったです。 ここで書かれているように、私も日本的な「世間の目」は昭和の時代に比べて弱まり、代わりに個人主義が台頭してきたのだろうと考えていましたが、逆なんですね。 「世間に同調することを迫る圧力はむしろ強まっている」との結論に納得しました。 世間と社会というキーワードで、自分なりにも調べてみようと思います。

  • 5S6
  • ベストアンサー率29% (675/2291)
回答No.8

鬱経験あります。私が感じたのは 世の中が明確に悪が勝代の中になっているからでしょう。 映画やマンガと違い現実には悪が勝ちます。 子供から大人まで助けを求めても助けてくれる人はほとんどいません。 人付き合いがなくなってきた。 でも社会人としての形式上のつきあい(飲み会など)はさせられる。 ようは心が強いか弱いかだと思います。 経済的理由や、体力は関係ありません。 優しい人というかそういう人がなってしまうのでしょう。 子供であればいじめられている。 先生に相談しても無駄。 いじめられっ子が登校拒否をする。加害者には影響なし。 自殺する、発覚した場合、謝っても取り返しはつかない。 警察沙汰になつても少年法で強く守られ、いじめているつもりはなかった。 というのが典型的です。 大人の場合は仕事上の悩み、失業したりしても相談できる人がいない。 しても解決することはほとんどない。 登校拒否、ニート、失業者に対して世間は冷たい、甘えている。 とか言う割に、高齢者を大切にしよう。とか口だけ偽善ぶるからです。 格差がうんぬんとかも所詮負け犬が騒いでいるだけだろ? とも思っている人はいても聞きません。 サラ金の多重債務者なんかも、そんなのおまえが悪いんだろ馬鹿! と私は思いますがテレビではまるで債権者が悪者です。 でもこういう人が助けてくれと相談しても多くの人は関わりたくないでしょう。 だからだと思います。

  • 5S6
  • ベストアンサー率29% (675/2291)
回答No.7

鬱経験あります。私が感じたのは 世の中が明確に悪が勝代の中になっているからでしょう。 映画やマンガと違い現実には悪が勝ちます。 子供から大人まで助けを求めても助けてくれる人はほとんどいません。 人付き合いがなくなってきた。 でも社会人としての形式上のつきあい(飲み会など)はさせられる。 ようは心が強いか弱いかだと思います。 経済的理由や、体力は関係ありません。 優しい人というかそういう人がなってしまうのでしょう。 子供であればいじめられている。 先生に相談しても無駄。 いじめられっ子が登校拒否をする。加害者には影響なし。 自殺する、発覚した場合、謝っても取り返しはつかない。 警察沙汰になつても少年法で強く守られ、いじめているつもりはなかった。 というのが典型的です。 大人の場合は仕事上の悩み、失業したりしても相談できる人がいない。 しても解決することはほとんどない。 登校拒否、ニート、失業者に対して世間は冷たい、甘えている。 とか言う割に、高齢者を大切にしよう。とか口だけ偽善ぶるからです。 格差がうんぬんとかも所詮負け犬が騒いでいるだけだろ? とも思っている人はいても聞きません。 サラ金の多重債務者なんかも、そんなのおまえが悪いんだろ馬鹿! と私は思いますがテレビではまるで債権者が悪者です。 でもこういう人が助けてくれと相談しても多くの人は関わりたくないでしょう。 だからだと思います。

boufuusetu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 5S6さんはうつ病経験があるのですね。 私は経験がないのですが、先日知人をうつ病による自殺で無くしました。 それからうつ病について時々考えるようになりました。 数ヶ月に一度は会ってお互い本音で話す仲だったので。何かしてあげられることはなかったのかと悔やまれます。 心の強さや弱さが問題で、経済的理由や体力は関係ない。 悩みがあっても相談できない、しても解決しない、ですか。 日本全体がそんな世の中になってきたのでしょうか。 とても考えさせられました。

回答No.6

ほかの方も同じように答えていられるとおり、それだけストレスが多くなったからと、病名が認知されたこと、病院に行き易くなったからでしょう。 昔は気鬱と呼ばれてい、漢方で対処されていました。 現在も、精神漢方医はいられます。 ただ、一番問題なのは、日本の精神科医のレベルです。 あまりにひどい医師が多すぎます。 だから自殺原因の第1位は、うつ病です。

boufuusetu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 昔は経済的には貧しくともストレスは溜まりにくく、 今の私たちのほうが精神的には貧しいのでしょうか。 精神科医のレベルは差があるとは聞いていましたが、 やはりひどいのはひどいのですか… せっかく薬はいいものが開発されてきたのですから、そちらもレベルを上げてほしいですね。

noname#20848
noname#20848
回答No.5

様々な要因があると思います。 まず、他の方がおっしゃっておられるように、以前から潜在的にはあった(と思われる)のだが、病気として社会から認知されるようになった。これは、芸能人がうつ病やパニック障害をカミングアウトしたことで、以前に比べて「恥ずかしい病気」という感覚が薄れたのだと思います(私が「恥ずかしい」と考えているのではなく、そう感じていた人が多かったろうということです。) 以前は病院に行く気になれなかった人でも、受診しやすくなったものと思われます。 また、夜型生活や睡眠不足など、体の本来的なリズムを狂わせる生活も一因と思います。 それから、あまり知られていないことですが、体内の栄養素が不足してメンタルの不調が起こるという理論もあります。 http://www.h3.dion.ne.jp/~ysrg/kenkouhou/satou.html おそらく、20~30年前くらいに比べて、子供に甘い物やジャンクフードを食べることを我慢させない大人はかなり増えていると思います。 これは実感からです。なにしろ簡単に手に入りますから…我慢させるのは難しいです。 大人自身も上記のような理論を知らなければ気軽に食べてしまいますしね。 ほかにもうつの増えた(?)理由は考えられると思いますが、このへんで。

boufuusetu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 生活リズムの乱れや栄養素の不足ですか。それはあるかもしれませんね。 うつ病にまで発展するかはわかりませんが、そんな生活で安定した精神状態を保つのは難しそうですから。

  • t78abyrf9c
  • ベストアンサー率47% (3029/6402)
回答No.4

↓に興味深い分析があります。 欧米企業が日本的経営を取り入れた事で、職場のストレスや心の病が急増しているそうです。 http://www.geocities.jp/japankaroshi/rengou1.htm ↑は連載記事の一部です。 ↓で続きが読めます。 http://www.geocities.jp/japankaroshi/rengou.htm ↓のページも参考になると思います。 http://www.geocities.jp/japankaroshi/utuwork.htm http://www.geocities.jp/japankaroshi/sekengaku.htm

boufuusetu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 じっくり読ませていただきました。 日本式の職場環境は合理性には優れてもストレスを溜めやすいのでしょうか。 ここでに書かれている「日本的経営」とは、昭和40年50年代頃はまだ一般的では無かったのでしょうか。 それなら90年代から徐々にうつ病が激増してきた理由として納得がいきますね。 サラリーマンだけでなく、家庭内で子育て中の専業主婦や学生・児童のうつ病もかなり多いように思います。 これらはどう考えたらいいでしょうね。

noname#39977
noname#39977
回答No.3

うつが世間に認知されたからではないでしょうか? 軽い落ち込みを、うつという言葉や病気症状を知らない人の場合は一過性のものと考えてすぐに元気を取り戻すと思うのです。が、なまじっかうつという言葉を知っているだけに軽い落ち込みで「あぁ、これがうつなのか」と考えて、どんどん深みにはまっていくのではないでしょうか。 病は気から、だと思います。

boufuusetu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 認知が進んだために、軽い落ち込みから本当のうつ病(?)に進みやすい状態なのでしょうかね。 納得しました。

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