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うつ病がこんなに増えた原因をどう考えますか?
現在国内のうつ病患者は、潜在患者数600万人うち受診者数約70万人だそうです。600万人といえば日本の総人口数の5%にもなります。受診者数は年20%増加しているとのこと。 なぜこんなにも増加しているのでしょうか? 有識者も色々と分析していますが、一般の方がどう思っているのか聞きたいと思い質問しました。 昔のほうが社会保障や個人単位での経済事情は今よりずっと悪かったと思うのですが、なぜなのでしょう?
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経験者、というより経験中の者です。 難しいことは分かりませんし、他の方々のことはわからないので、あくまで自分の体験からの意見です。 ひとつは、環境の悪化だと思います。食生活にも生活リズムにも問題が多過ぎるのに気付かないでいます。電磁波が飛び交っているのも遠因になるでしょうし、有害物質が影響しているとも考えられます。これらは身体の不調の元にもなりますし、心にも影響を及ぼします。 もうひとつは、社会的な要因と思います。よく言われるように、今の社会は不安要因が多過ぎます。そのうえ、特にいまの日本人には心の核となるものが有りません。 状態が非常に悪かったとき、外部から見ればただ怠けているように見えたのでしょうが、自分自身の内部では必死で努力していました。内部で必死に努力しているために、ほかのことが何も出来ないのです。この状態は経験者で無いと理解できないと思います。理解されないことがまた、状態を悪くする原因となるのです。 心の弱いものが罹るとか、怠け者だとか言う意見がありますが、そう思われるだろうと考えること自体が、患者にとっては強いストレスになっています。ひとことで言えば「理解されない苦しみ」となるのでしょう。 多くの中には本当の怠け者もいるのかもしれませんし、心の病気は表面上に表れないので、詐病が可能です。ですが、それはごく一部と思います。病に倒れたものは本当に苦しんでいるのです。 誰でも体力免疫力が弱れば風邪などの病気にかかる可能性が高くなるように、心の病もまた置かれた状況によって誰もが患う可能性があります。心の体力と免疫力を弱らせる要因が増えているのが、うつ病患者が増加している理由なのだろうと思います。 うつはよく「心の風邪」と言われますが、風邪などの病気を治すのは薬ではありません。実は薬は辛い症状を抑えるだけで、実際に病気を治すのは自身の免疫力なのです。心の病気も同じことだろうと思います。如何に免疫力を高めるかが課題です。
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病気と認知されたからだと思います。 昔も一定数、うつ病患者は、いたと思われますが、家族が隠していたり、外へ出さなかったのでは、ないでしょうか。 自閉症すら、親のしつけが原因と、思われ病気と認知されていない時代がありました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 病気と認知されたこと、というのは患者数が増えた一因として大きいでしょうね。 しかし、それでは昔も今と同じくらいの数の潜在罹患者がいたのでしょうか?総人口の5%もの人が、人知れずうつ病に苦しんでいたのでしょうかね?
人が弱くなったから 社会が完成されてて、目標を見つけずらい社会だから。
お礼
ご回答ありがとうございます。 昔のほうが人は強かったのでしょうか。そんな気はします。どうして弱くなってしまったのでしょうね。 成熟した社会の弊害の一つかもしれませんね。
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お礼
ご回答ありがとうございました。 経験からのお話、とてもためになります。 免疫力を高めるために。環境の悪化の、食生活や生活リズムの乱れはある程度個人でも気をつけることはできそうですね。目に見えない電磁波や有害物質は難しいですが。 心の核が無い、とはよく言われることですね。 日本人は元々習慣観が希薄で、その代わり昔は今ほど国民の価値観が多様化していなかったために芯が強かったのかなと思いました。 ただ補足で書かせてもらったのですが、うつによって自殺した知人は宗教にも入信していたんです。それなのに「すがった神様は彼を助けてくれなかったのかな…」と悲しい気持ちになりました。 今度周りにうつの人が現れたら、今回よりは適切に接してあげたいと思います。 at1800さんの心の風邪、快方に向かうと良いですね。 辛い経験からお話いただき、ありがとうございました。