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中川シュウチョク
テレビで中川ひでなお氏の事を中川シュウチョクって呼んでる人いますよね。あと木戸たかよしを木戸コウインとか。 こういう名前だけを音読みにして、湯桶読みにする事をなんというのでしょか? それともただ、あだ名的な呼び方なのでしょうか?
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「有職(ユウソク)読み」といいます。 ご質問の政治家など、いわゆる“公人”の呼称としてよく使われますね。作家が、訓読みの本名を音読みに変えてペンネームとするのもこの流れでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E8%81%B7%E8%AA%AD%E3%81%BF 以下補足です。 私も最近知ったのですが、日本人の名前(下の名前/姓名の名の方)は、現在の戸籍法の下、ほぼ一生をひとつの名前で通すようになる以前、大きく分けて、呼び名(音声)として使用するものと、普段は使わず署名するときなどに文字として使用するものとがあり、使い分けされていました。 呼び名は元々書き記すものではないので、表記がまちまちになってもあまり気にせず、気分で書いたりすることもあったようです。存命中のお年寄りでも、戸籍に何と届けたかは意に介さず(笑)、いろいろ書かれる方がいらっしゃいますね。(花江/はなゑ/花枝など) そして、書き文字の名前の方はというと、目で見て判別するものですから、読みはかなり自由度が高いわけです。ふりがなをどこかに登録することもありませんでしたし、歴史上有名な人物でも未だに何が「本当の読みなのか」きちんと分からない場合が少なくありません。徳川慶喜(敬称略)は、「ヨシノブ」と読み下されることがほとんどですが、条約へのサイン(ローマ字表記)を求められた際には"Yoshihisa"と自署しています。しかし周囲からは「ケイキ様」と呼ばれ、本人もその呼称を好んだようです。 http://manuke.com/review/view.php?f_revid=259 『慶喜(けいき)と慶喜(よしのぶ)』「漢字語源の筋ちがい―お言葉ですが…〈7〉」高島 俊男 収録 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163596003 さらに蛇足ですが、以上のような背景から尊敬と親しみをも込めて使われている有職読みという文化があることを知らないで、「うちの子の学校の先生は、“伊藤ハクブン”なんて嘘を教える」と憤る親御さんがいるそうです。私がひどいと思うのは、“イトウハクブン”と“イトウヒロブミ”をWeb検索で調べ、どっちの検索数が多いから正しい/少ないから間違っているというようなことを平気で言う人たち(風習?/常識?)の存在です。重版されている学術書であろうが辞書であろうが、間違いの可能性があるということをちらっとでも思い浮かべるような人は、もう普通の人ではないのでしょうか(泣)
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- OKAT
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ANo.2のものです。 姓にまでこの方法を及ぼすのは、訳が分からなくなるでしょう。(笑い)中川秀直を「チュウセン シュウチョク」、「木戸孝允」を「モクッコ コウイン」では、ちょっとね。
お礼
度々の回答ありがとうございます。 自分も音読みで考えましたが、ちょっと笑ってしまいました。 まあ、音読みしても格好のつく名前じゃないとできないってことですかね。
- chanan001
- ベストアンサー率41% (10/24)
No.3ですが、思い出しましたので補足させていただきます。 自民党三役の幹事長に秀直氏が、政調会長に昭一氏が選出された為、混乱を避けるために下の名前で「シュウチョク」「ショウイチ」と区別している、とTVで言ってたんです。 言葉足らずで失礼しました。
お礼
度々の回答ありがとうございます。 そういえば、シュウチョクは中川氏が幹事長に就任されてから聞き始めたような気がします。
補足
さらにいえば、秀直氏は直前まで政調会長でしたよね。 失念していました。
- chanan001
- ベストアンサー率41% (10/24)
中川さんの場合は秀直さんともう1人自民党で同姓の方(名前をどうしても思い出せません。ごめんなさい。)を区別するために、こういう呼び方をすることがあると聞きました。
お礼
回答ありがとうございます。 自民党の中川さん調べました。雅治参議員、義雄参議員、泰宏衆議員、昭一衆議員と秀直幹事長。 中川さんいっぱいいるんですね。でも誰も似てないような…、もう引退した人かな?
- OKAT
- ベストアンサー率38% (247/639)
木戸孝允(旧名「桂小五郎」)は明治の有名な政治家ですが、「たかよし」という名を音読すれば、「こういん」となり、こちらの方が今では普通の呼び方ですね。 中川秀直(ひでなお)は現代の政治家ですが、これも音読すれば、「しゅうちょく」ですが、これは便宜的に呼んでいるだけでしょう。 日本人の漢字名はいろいろな読み方が出来るため、音読して済ますことがあります。「伊藤博文」を「はくぶん」と読んだりしますね。上に挙げた人たちは「たかよし」を除けば読み間違うことはないでしょうが。 それと、音読されると偉い人のように思えることもありますね。普通の人間でも。
お礼
回答ありがとうございます。 音読されると偉い人のように感じるのはわかりますが、名前だけなのはなぜなんでしょう? 追加の質問ですみません。
》 こういう名前だけを音読みにして、湯桶読みに… それは「湯桶(ユトウ)読み」でも“重箱(ジュウバコ)読み”でもないですね?
お礼
回答ありがとうございます。 まあ、名前ですからね…
お礼
回答ありがとうございます。 いろいろと詳しい説明ありがとうございました。紹介していただいた本も読みたいと思います。 それにしても「よしひさ」は初めて聞きました。試験で書いてたら不正解なんでしょうね。まあ、その前に漢字で書けっていわれるかもしれませんが…