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松本サリン事件で

松本サリン事件の被害者でもある河野さんは、マスメディアの虚報などによって精神的、社会的に苦しめられましたよね。 それって実際、どんな法律を破っているのですか? 社会科の時間に調べているのですが、見つからなくって。 「法的根拠を述べよ」ってね、、、

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回答No.2

 松本サリン事件の2日後には、河野さんが農薬を調合したという根拠のない証拠に基づく捜査が、長野県警察によっておこなわれました。さらにそうしたずさんな捜査を無批判に受け入れたマスコミ各社は、十分な検証も自らおこなわず、第一通報者の河野さんを犯人と特定する報道を流したのでした。また、河野さん宅には、そうした扇動的とも言えるマスコミ報道によって、それをあたかも事実であるかのように確信した一般市民が、河野さんを犯人として、その人格を攻撃する手紙や脅迫電話をかけてきました。こうして、河野さんは、警察・マスコミ・一般市民から人権侵害を受けたのでした。  充分な検証に基づかない警察の捜索と証拠押収は、河野さんの財産権を侵害しました。また、マスコミ各社の報道の仕方と脅迫の手紙や電話は、プライバシーの侵害や名誉毀損、人格権の侵害にあたります。  なお、河野さんはマスコミに対して、「マスコミが"河野が犯人である"との予断、結論というものを先にもち、それを補強する材料を探してつけていく。そして、誰もが"河野が犯人である"と思うような記事をつくっていく」と言っておられます。自ら考えることをしない、社会部記者たちの作文が、一人の善良な市民を、あたかも大量殺人の凶悪犯人にしあげていったのです。  憲法上の人権侵害は、これだけにとどまりません。河野さんの妻は生きる権利を侵害され、現在も意識不明で入院し、夫河野義行さんの看護を受けておられます。そういった意味で、夫婦はもちろんお子さんも含めて、幸福追求の権利も侵害されたといえます。  以上、憲法で保障された基本的人権が、結果的には警察権力のずさんな捜査と、それに癒着したマスコミの大量デマ報道、そして傍若無人な取材活動、さらにそれに洗脳された一般市民からの無責任な中傷などによって、約1年間侵害され続けることになったのでした。

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  • tsutom06
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回答No.1

人権侵害で, 名誉毀損罪。

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