役に立たなかった津波警報
日本の津波警報は優秀だと思っていました。
誤差はそれなりにあるとはいえ、到達時刻と波の高さの予測が非常に早い段階で発表されますよね。
宮城県では地震直後に6m以上との表示。
その後すぐに10m以上に変更されました。
ところが、現地の人達の多くが
津波到達時刻になっても避難出来てなかったり、
2階建てや3階建ての屋上に避難してる人も数多く見られました。
10mの津波なら2階建ての屋上が危険だということは容易にわかるはずです。
なぜこのようなことになったかというと、
現地では停電により津波警報の詳細を得ることが出来なくなっていたからです。
自治体による無線スピーカーでの発信は
「大津波警報が出ています。高台に避難してください。」と言い続けるだけ。
大津波警報というのは3m以上の津波ことを指します。
3mや4mなら2階建ての屋上にいれば防げます。
10m以上の警報が出ているとわかっていれば多くの人が逃げて助かっていたと思います。
10m以上といったら世界一の防潮堤を越える高さですから、
相当な異常事態だということを早期に市民が認識出来ていたはずです。
で、質問ですが、気象庁から大津波警報は届いているのに、
なぜその詳細を自治体に伝えるシステムが無かったのでしょうか?
それとも自治体には伝わっていたけどお役所の決まりで伝えなかったのでしょうか?
それはさすがに考えにくいのですが・・・何メートルかを言うだけですし。
これではせっかくの優秀な津波警報システムが生かせないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。