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IRスペクトルから、PMMAの構造を・・・
PMMAの側鎖の立体構造には3種類あり、これらの割合はIRスペクトルからある程度であれば見当をつけることができるそうなのです。 その3種類とはアイソタクチック構造、シンジオタクチック構造、アタクチック構造です。 いろいろ調べているのですが、どのような原理から3種類の割合を見積もることが出来るのか、よくわかりません。 どなたか教えていただけないでしょうか。 また、関連書なども教えていただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。
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つけたしです。 もしもNo.1に書いた情報が見つからないのなら、自分でここのバンド使えばいいじゃん、ということは決められると思います。 イソタクチック、シンジオタクチック、アタクチックのPMMAのIRスペクトルを見つけるか、もしくは自分で測定して、それらの振動バンドの中で 1.鋭く、強度が十分にある 2.他の構造の振動バンドとかぶらない 3.2.に加え、他の振動に対応するバンドともかぶらない といった条件を満たすものがあれば、そのインテンシティを使えば存在比は分かるよね?ということになります。
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- anthracene
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簡単にやる場合は、単純に吸収ピークの高さをはかれば良いと思います。 もしも提示されている三種の構造で、対応するピークの線幅が異なってくるような事態が発生すると、ちょっとややこしくなってしまいますが。 線幅に変化が生じていると、高さの比=存在比とはならなくなってしまいます。 私も、IRで存在比をはかるのはあまりやったことがないんですよ。 実験上の注意事項はまだまだあるのだと思いますが、どなたか専門家をお待ちしたい、というのが正直な気持ちです(ベースラインの引き方とか)。 誤ったことを伝えてしまうとまずいですし。
- anthracene
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構造ごとに特徴的な振動バンドがあって、その強度比で存在比を見積もるのだと考えられます。 既に文献調査をされているとのことなので、質問者さんの方が私よりずっと詳しいと思います。 実験項に、このバンドの強度比を使った、とか記載がありませんか? バンドのウェーブナンバーが分かれば、IRスペクトルの本からそれがどこの振動に対応するのかを推定するのは容易です。
補足
早速のご回答どうもありがとうございます。 基本的なことで恥ずかしいのですが、強度比をみるには一体どうしたらよいのでしょうか?? 勉強不足で申し訳ないです・・。