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「分子整合医学」に科学的根拠はありますか?

カテゴリ違いかも知れませんが、「医学」というカテゴリがないのでこちらで質問させて いただきます。 「分子整合医学」という医学があります。 ライナス・カール・ポーリング博士が祖となって、 「体の構成成分(栄養素)を分子レベルで最適な濃度にする事で自然治癒力を高め病状を  改善する。」 という考え方の医学です。 これに関して以下の疑問があります。知識をお持ちの方、ご回答をお願いします。 1)分子整合医学の考え方「体の構成成分(栄養素)を分子レベルで最適な濃度にする事で、  自然治癒力は高まる」は、生物学的にみて、科学的根拠がありますか? 2)分子整合医学では、体の構成成分(栄養素)の最適な濃度は個人によって大きく違うと  言われています。  一方、厚生労働省が、日本人の食事摂取基準を発表しています。  (http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/11/h1122-2a.htmlhttp://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/11/h1122-2b.html)  これらの基準と分子整合医学の考え方のどちらに正当性があるのでしょうか? 3)分子整合医学では、多くの場合、病気である事を前提に、最適量として栄養素を大量  摂取させます。  これでは、余計の分の栄養素は排泄され、また栄養素によっては中毒の可能性もある  と思います。  厚生労働省の基準に対して、どのくらい超過した場合、無駄になり、中毒の危険が  発生するのでしょうか?  栄養素毎のご回答がいただけると幸いです。 4)分子整合医学では、脳も同様の考え方で、精神疾患を治療できると考えています。  しかし、血液脳関門(BBB:Blood-Brain Barriar)があり、その選択的透過性のため、  期待通りに構成成分(栄養素)を最適濃度にできないのではないでしょうか? 以上、ご回答よろしくお願いします。

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noname#20848
noname#20848
回答No.5

こんにちは、chakora55です。あれからもう少し調べてみました。 前のご質問のほうとどちらに書こうか迷いましたが、こちらに書いたほうが発展性がありそうなので、失礼いたします。 新宿溝口クリニック院長のブログの「栄養療法」に関する記述です。 http://orthomolecule.jugem.jp/?cid=6 「アミノ酸と血液脳関門」より 「アミノ酸に関しては、特殊な輸送系である幾つかのアミノ酸トランスポーターが関与します。 あるアミノ酸は決まったトランスポーターを通ってしか脳内に入れません。そしてそのトランスポーターには通過できるアミノ酸が数種類存在しています。 たとえばL系と呼ばれるアミノ酸トランスポーターは、バリン、ロイシン、イソロイシンなどを通過させる関門です。その関門からは、つねに一種類のアミノ酸しか通過できません。要するにバリンが関門を通過しているときには、他のロイシンやイソロイシンは通過できないのです。 この通過させるアミノ酸を選ぶ基準は、血液中の濃度が高いものを通すという決まりになっています。L系の関門をバリンが通過しているときには、血液中にはロイシンやイソロイシンよりもバリンの方がいっぱいあるということです。 この機能を逆手にとることによって、脳内の遊離アミノ酸の濃度をコントロールすることが可能になります。脳内である種のアミノ酸濃度を上げる事によって、多くの作用を期待することができるのです。」 リンク先のページでは他の項目も全て栄養療法に関する記述です。ほかにも脳関門の話題が出てくる部分があります。 また、こちらに過剰摂取についても含めた「Q&A」が載っています。fleursauvageさんがお知りになりたい栄養素全てではないですが、ご参照ください。 http://www.mariyaclinic.jp/ 左欄「栄養医学・Q&A」の「Q&A」をクリックしてください。(開いた状態でのリンクが貼れないので) ご参考までにですが、私が指導されたサプリによるマグネシウムの摂取量は、1日217.5mg(72.5 mg×3回)です。 厚生労働省が発表している基準は、マグネシウム::目標量350/280mg(男/女で18歳~69歳)、上限量350mg(成人、食品以外からの摂取)ですね。 これまでのやりとりにおいて、fleursauvageさんはアミノ酸が脳関門を突破しての直接作用を、「分子整合医学」における治療方針の(ほぼ)全てというように解釈しておられるのかな(違っていたらすみません)と感じていたのですが、 それ以外のアプローチ(自律神経の調整など)にも相当のウエイトが置かれています。上記にご紹介した新宿溝口クリニック院長のブログにおいても、そのことを示す記載は多くあります。 また、脳内のアミノ酸最適濃度について個人ごとのピンポイントに近い精度を求めておられるように思うのですが、私は当初から、健康体・病人・老人・幼児など(大まかな量)に血液検査の結果(栄養素の種類及び不足具合)をプラスした、ある程度(fleursauvageさんがお考え以上の)幅のある基準をイメージしていました。 例えて言うならば、fleursauvageさんが1の位の誤差でなければならないと考えているのに対し、私は10~50位の誤差であっても「最適濃度」の許容範囲に入ると考えているということです。 実際にどちらが分子整合医学の理論として正解なのかは分かりませんが。 これに関連してですが、例えば、分子整合医学による血液検査の基準では鉄分不足と分類される人が、鉄分の補給を行なわなければ、アミノ酸やビタミン類を摂取しても効果が現れにくいというようなことは、有り得ると思います。低血糖症は貧血があると重症化しますので。(東京メディカルケアセンターにおいても、低血糖症のことはかなり重視している様子です。) 私自身、通常の血液検査では、低値ギリギリに入っているので貧血に該当していないということになっています。 この点については新宿溝口クリニック院長ブログの「検査結果の評価」がご参考になると思います。 分子整合医学は、精神科の治療を受けても長年良くならない人や、うつ病とまではいなかくても不調のある人にとって有効な可能性は高いと思います。 特に「低血糖症」に陥っている人は、低血糖症の治療を受けない限りは(あるいは低血糖症のメカニズムを理解したうえでの生活改善を行なわない限りは)改善されないだろうというくらいにまで、個人的には考えています。そのくらい、低血糖症における不調のメカニズムの説明は、一般的な精神科での説明より明快です。 余談ですが、fleursauvageさんの過去の質問への回答で、「私の主治医に数年前に伺った時、どんなサプリメントを飲んでも効果は無いと、キッパリ言われました。」という回答がありましたね。 私もかかりつけの内科から出してもらっていた漢方薬があったので、最初にかかったメンタル系の病院で「今これを飲んでいます」と言ったところ、「ああ、漢方薬なんか全然効かないから」と言われました。 まあ、自分の用いている理論以外は全否定するお医者さんもあるのかなというくらいに受け止めました。 漢方薬も使う精神科の先生もいらっしゃるのですけどね。 ただ、私の場合は漢方、効果を全く実感できていなかったんですよね。数ヶ月以上は飲んでいたのですが。 低血糖症からのダメージが大きくて、焼け石に水だったのかもしれません。 現在主流の医学をもちいている病院でも、病院によって処方や治療方針が違うことは日常茶飯事ですし(医師としての経験などから生じる違いでしょうか)、医学はまだまだ不明確な部分が多いですね。

fleursauvage
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

fleursauvage
質問者

補足

chakora55さん、こちらまで参加していただいて申し訳ありません。 新宿溝口クリニック院長のブログは、調べていてちらっと立ち寄った事があります。 >新宿溝口クリニック院長のブログの「栄養療法」に関する記述です。 >http://orthomolecule.jugem.jp/?cid=6 >「アミノ酸と血液脳関門」より >「・・・あるアミノ酸は決まったトランスポーターを通ってしか脳内に入れません。そしてそのトランス >ポーターには通過できるアミノ酸が数種類存在しています。 >            : >この通過させるアミノ酸を選ぶ基準は、血液中の濃度が高いものを通すという決まりになっています。」 この内容は、以前ご紹介した、そしてここのNo.3の回答に対する補足にも書きました 「BCAA:血漿中のBCAA濃度が低下すると、脳内のセロトニン濃度が増加する。」 (http://hobab.fc2web.com/sub7.htmhttp://hobab.fc2web.com/sub4-BCAA.htm) と骨子は同じですね。 「血中のアミノ酸の濃度を調整する事で特定のアミノ酸が脳内に入りやすくなる。」ということてす。 >また、こちらに過剰摂取についても含めた「Q&A」が載っています。fleursauvageさんがお知りになり >たい栄養素全てではないですが、ご参照ください。 >http://www.mariyaclinic.jp/ ビタミンAの過剰摂取は、非活性状態で体内に蓄積されるから、問題無いというのがありました。 ビタミンCは、吸収効率を越えるものはやはり排泄されるのですね。 >これまでのやりとりにおいて、fleursauvageさんはアミノ酸が脳関門を突破しての直接作用を、「分子整 >合医学」における治療方針の(ほぼ)全てというように解釈しておられるのかな(違っていたらすみませ >ん)と感じていたのですが、 >            : >また、脳内のアミノ酸最適濃度について個人ごとのピンポイントに近い精度を求めておられるように思う >のですが、 それは「精神疾患」に関してはご指摘の通りです。ピンポイントの精度についてもご指摘の通りです。 理由は以下です。 ○分子整合医学の祖、故ライナス・カール・ポーリング博士が  「脳の重要な構成成分を至適濃度に整える分子整合医学療法は、多くの精神疾患患者にとって望ましい治   療法となるであろう。」  と述べていて、「精神疾患」は「脳」に対処するという認識がある事。 ○わたしがうつ病だったのでセロトニン不足仮説から脳内にしか視点がいっていない事。 ○分子整合医学とは、やはり故ポーリング博士が「分子レベル」で栄養状態を整えると考えている事から、  極めて精度を要すると思われる事。 この辺りは、故ポーリング博士の論文を読んでいるわけではないのですが、わたしの想定する分子整合医学と、 いわゆる栄養療法との間には少し差がありますね。 分子整合医学が人体=分子の集合体として分子レベルで考えるのに対して、栄養療法は分子整合医学の考え 方に、ホリティック医学(患者の精神も肉体も感情も、まるごと一つとして考えて治療をする医学(同似療 法))の考え方も取り込んでいるようです。 そのためか、栄養素間の相互作用に着目しているように感じます。 >分子整合医学は、精神科の治療を受けても長年良くならない人や、うつ病とまではいなかくても不調のあ >る人にとって有効な可能性は高いと思います。 わたしも有効性を否定するつもりはありません。治療→改善となれば、それは認めざるを得ません。 一方、従来の精神科の治療においても、理論や根拠があって治療→改善という事はありました。 そこで、今わたしが確認したい事は、分子整合医学の理論と根拠の正しさです。 ですから、BBBの問題や、栄養素量の最適度に拘っています。 >現在主流の医学をもちいている病院でも、病院によって処方や治療方針が違うことは日常茶飯事ですし >(医師としての経験などから生じる違いでしょうか)、医学はまだまだ不明確な部分が多いですね。 この辺は難しい問題があって、現代医学の主流が本当の意味で科学的かという問題があります。 医学研究も薬の治験も、統計的調査に基づいて結論を出しています。しかし、統計の結果というのは、サン プル数の多少や結果の読み方で違いがでてきます。 また外科手術などに顕著ですが、担当医の技量の差が存在します。科学的であればそのような差はより少な いか、全く無いはずです。つまり、担当医によって差がついてしまうものが科学的と言えるか(個人個人で 科学の法則が違ったら変です)ということです。 そういう曖昧模糊とした部分がある現代医学に対して、代替医学(漢方やアーユルベーダ、分子整合医学も) を患者が求める心理というのは理解できます。 この辺は「医学は科学ではない」(米山公啓/著 ちくま新書)に詳しいです。

noname#20865
noname#20865
回答No.4

補足です。 >このように、基本の考え方は足りない物質は補い・・ 「補い」という言葉に語弊が有りました。 鬱病の場合は、セロトニンやノルエピネフリン(ノルアドレナリン)の回収の抑制(SSRIや四環系抗うつ剤)や 受容体の刺激(レボドパ、クエン酸タンドスピロン、塩酸メチルフェニデート)が有ります。 「純粋」に補っているのはレボドパと塩酸メチルフェニデートです。 また、前述の通り「直接的」でなくとも何らかの改善が見られれば「分子整合医学」は認められる物となりますね。 連続投稿失礼しました。

fleursauvage
質問者

お礼

度々のご回答ありがとうございました。

fleursauvage
質問者

補足

追加のご回答ありがとうございます。 >また、前述の通り「直接的」でなくとも何らかの改善が見られれば「分子整合医学」は認められる物と >なりますね。 それを言ってしまうとプラシーボでも認められる事になってしまいます(笑) 問題なのは、「分子整合医学」が、その提唱している理論 「体の構成成分(栄養素)を分子レベルで最適な濃度にする事で自然治癒力を高め病状を  改善する。」(この場合、体に脳は含みます。ですから精神疾患も対象です。) に沿って、治療効果があるかというのが疑問なんです。 特に「最適な濃度にする」という点について可能なのかというのに懐疑的です。 その点では、Fourierさんも「直接的」効果は、否定されていますから、スタンスは同じかなと思ってい ます。

noname#20865
noname#20865
回答No.3

4)の回答だけ致します。 補足を頂いた通り、トリプトファン、フェニルアラニンはBBBを通過出来ないと思います。 不足している栄養素を補給することで病気を治療するという考え方は間違っていないと思います。 ですが、精神科領域の治療にまで効果があるとは甚だ疑問です。 ご存知の通り、精神病は脳内の伝達物質の放出、若しくは受容体の増加「等」に起因します。 例1)統合失調症 ドパミン感受性の増加、若しくはドパミンの放出量の増加、「等」 例2)パーキンソン病 黒質線条体におけるドパミン感受性の低下に因るその他の調節物質(アセチルコリン)とのアンバランスに起因 例3)鬱病 お詳しいので割愛 このように、基本の考え方は足りない物質は補い、多い物質はブロッカーを与えて過剰な反応を抑える方針に有ります。 果たして栄養素に「直接的に」そのような作用が有るのかはやはり疑問です。 ビタミンEは脳下垂体の細胞膜保護作用がある為、ホルモンバランスを調整するため、自律神経を整える作用があります。 現代の精神科の治療方針はお薬を利用し、十分な睡眠を採ることに有る筈です。 自律神経が整えば良質な睡眠が得られ、「回復に貢献している」と言えなくも有りません。 結論:「分子整合医学」は直接的に治療をするわけではないが、抗ストレス、自律神経調整作用により    精神疾患の治療に貢献する場合があると判断しました。 この質問はヘルスケアカテゴリが良いのかも知れません。 専門家のご回答を期待致します。

fleursauvage
質問者

お礼

更なるご回答ありがとうございました。

fleursauvage
質問者

補足

更なるご回答ありがとうございます。 >補足を頂いた通り、トリプトファン、フェニルアラニンはBBBを通過出来ないと思います。 >不足している栄養素を補給することで病気を治療するという考え方は間違っていないと思います。 >ですが、精神科領域の治療にまで効果があるとは甚だ疑問です。 トリプトファン、フェニルアラニンはBBBを通過しにくいとは思いますが、通過できないというのは 言い過ぎかなと思います。 「BCAA:血漿中のBCAA濃度が低下すると、脳内のセロトニン濃度が増加する。」 (http://hobab.fc2web.com/sub7.htmhttp://hobab.fc2web.com/sub4-BCAA.htm) によると、血糖値を上げてやりインシュリンの分泌を促すと、BCAA(分岐鎖アミノ酸)も骨格筋で代謝 され、血中濃度が下がる。その結果、AAA(芳香族アミノ酸:トリプトファン、フェニルアラニン)の血 中濃度が相対的に上がり、BBBのアミノ酸トランスポーターを利用しやすくなり脳内に入るようです。 ただ、わたしとして疑問なのは、そのような機構によって、トリプトファン、フェニルアラニンが脳内に 取り込まれても「分子整合医学」でいう「最適な濃度」にする事は困難であろう。少なくとも極めて微妙 な調整が必要になってくると思っています。 >このように、基本の考え方は足りない物質は補い、多い物質はブロッカーを与えて過剰な反応を抑える >方針に有ります。 >果たして栄養素に「直接的に」そのような作用が有るのかはやはり疑問です。 たしかに、統合失調症やパーキンソン病では、不足物質の補完、過剰部室の抑制という方法が採られてい るのは理解しています。 しかし、こと「うつ病」に関してはセロトニン不足仮説に対して、セロトニンを補う薬剤というのはまだ ありません。 抗鬱剤SSRI/SNRIは、脳内のセロトニン、ノルアドレナリンの再取込みを阻害し、それらのシナ プス部分での濃度を局所的に上げる事で対応しています。脳内全体のセロトニン、ノルアドレナリンの濃度 が増やす薬剤とは違います。 そうすると、外からセロトニン、ノルアドレナリンを投入してやる、端的にはその原料となるアミノ酸を 摂取するというのは方法論として成立するように思っています。 しかし、「分子整合医学」のいう「最適な濃度」にするのは困難である事は前述の通りです。 >結論:「分子整合医学」は直接的に治療をするわけではないが、抗ストレス、自律神経調整作用により >    精神疾患の治療に貢献する場合があると判断しました。 実は、わたしもうつ病なんです。現在休職中で、復職の目途は立ちつつあります。自分にあった抗鬱剤が 見つかり、副作用は少なく、効果が大きかったのが幸いでした。それでも2年休職しましたが。 しかし、一方でメンタルヘルスのカテゴリを見てると 「うつ病は薬で治るのでしょうか?」「SSRIは危険?」「抗鬱剤を飲んで10年になります」等と いった、抗鬱剤という薬剤に対する不信感や不適応が見られます。 そんな中で「分子整合医学」の栄養療法について回答された方がいて、それが薬剤、心理療法やカウンセ リングと較べて、どのくらい有効性があるか、科学的根拠があるかを確かめたくなったのです。 >この質問はヘルスケアカテゴリが良いのかも知れません。 >専門家のご回答を期待致します。 実は既に質問しています。 質問:「分子整合医学」に科学的根拠と医学的正当性はありますか? (http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2433142) ですが、この分子整合医学で治療(栄養療法)を受けている方からのご回答をいただけただけでした。 治療を受けているだけで一般人の方ですから、科学的な面については手に余ってしまって、こちらのカテゴリ に質問を切り換えたといったのが実態です。(質問文は「生物学」向けに書き直しました。) どうも「分子整合医学」自体の知名度が低いようで情報が集まらないのが残念です。

noname#20865
noname#20865
回答No.2

そうそう、血液脳関門を透過しない物質でも、ビタミンEの様に 自律神経の調整作用が有る物質であれば、結果的に精神疾患の改善に 効果があるかも知れませんね。

fleursauvage
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

fleursauvage
質問者

補足

抗酸化作用があるのは知っていましたが、自律神経の調節作用があるのは知りませんでした。 参考にさせていただきます。

noname#20865
noname#20865
回答No.1

ペーパー薬剤師ですが、宜しいですか? 解る範囲で回答します。 1)の回答 低カロリーの食生活を続けていた者に、高カロリーの食事を与えると下痢や発熱・頭痛が惹起されると聞いたことが有ります。 2)の回答 「分子整合医学」は初めて聞く学問です。私は薬物療法しか習っていないので、医学としては未だ解明されていない事が多いため 厚生労働省の基準が採用されているだけなのでは無いでしょうか 3)の回答 脂溶性ビタミンのビタミンAとビタミンDについての紹介をします。(ビタミンEは過剰症が明らかに成っていない為、割愛) ・・・と思ったんですが、ビタミンEって過剰症が有ったんですね。薬学部に在籍していましたが、初めて知りました。 http://www.sankyo.co.jp/medemiru/other/vd/vd05.html 4)の回答 血液脳関門は選択性が大きいのはご存じの通りです。しかし、グルタミン酸がチャイナ・タウンシンドロームを惹起するように、 精神疾患の改善に効果の有る栄養素が選択的に取り込まれる可能性はないとは言えないと思います。 お役に立てなかったら済みません。

fleursauvage
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

fleursauvage
質問者

補足

やっと回答がついたので一安心しました。 >1)の回答 >低カロリーの食生活を続けていた者に、高カロリーの食事を与えると下痢や発熱・頭痛が惹起されると >聞いたことが有ります。 確かに、山で遭難して耐乏生活をしてた人には、ブドウ糖の点滴はしても、食事は低カロリーから始めて いきますね。 ただ、エンプティ・カロリーのように熱量として消費されるだけのカロリーもありますから、 カロリー≠栄養素の濃度といっていいか疑問です。 >3)の回答 >脂溶性ビタミンのビタミンAとビタミンDについての紹介をします。 ありがとうございます。参考にさせていただきます。 上限量は構厚生労働省の資料にもあるのですが、過剰摂取時の過剰症までなかったものですから。 >4)の回答 >血液脳関門は選択性が大きいのはご存じの通りです。しかし、グルタミン酸がチャイナ・タウンシン >ドロームを惹起するように、精神疾患の改善に効果の有る栄養素が選択的に取り込まれる可能性は >ないとは言えないと思います。 ところがです。神経伝達物質セロトニン、ノルアドレナリンの原料となる必須アミノ酸8つの内2つ トリプトファンとフェニルアラニンは、血液脳関門を通りにくい物質なんです。 (精神疾患のうつ病は、セロトニン、ノルアドレナリンの脳内の不足から起きると言われています。) トリプトファンとフェニルアラニンは、芳香族アミノ酸(AAA:Aromatic Amino Acid)と呼ばれて います。これに対して、必須アミノ酸の内のロイシン、イソロイシン、バリンは分岐鎖アミノ酸 (BCAA:Branched Chain Amino Acid)と呼ばれています。 この二種類は血液脳関門でアミノ酸トランスポーターの取り合いをするため、脳内に入りにくいものに なっています。

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