一般に、味覚には個人差があります。
また、食べなれているものをおいしく感じてしまうはずです。
それらを、加味せずお答えします。
魚沼産とだけ書かれてましたが、おそらく魚沼産のコシヒカリだと思います。
コシヒカリは、全国のお米のシュアーで80%以上占めています。
その普及の火種は、新潟の魚沼でした。その品質の良さから全国各地に、普及し、栽培されていきました。
植物には、それぞれ適正環境があり、低温地で、高温地の作物を作っても、上手く育ちません。
作物の生育環境が、重要になります。
その中で、魚沼地区のほとんどが中山間地で、あったことも幸いでした。
よい米を取れる条件が整っていたからです。
年間気温、日照時間の推移、一日の温度差、よい水、肥沃な土地、土質(根っこが伸びやすい)、すべてが好条件な地域です。
作物の糖度が増す要因として、ゆっくり生育させる、一日の温度差が大きいことが今はわかっています。
そうした、理由から今でも高い評価を受けています。
ただ、専門家(米業者など)の間では、同様の環境で作られたコシヒカリは、魚沼で作られていなくても、おいしい米として、取引されています。