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沖縄県の独立についての現実性

沖縄県って終戦から1972年まで琉球政府でいわばひとつの国だったと思うのですが・。 尚王を担いで琉球王国復活など具体的にできないかどうかききたいです。 また独立した場合のメリットデメリットをお聞かせください。 中国にとられるとか。

みんなの回答

  • jayoosan
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回答No.3

実質的には薩摩が入ってきた1600年代初期から日本が実効支配という形をとっており、支配後も中国に知られないよう、琉球には冊封をつづけさせていました。 中国はその事実をだいぶあとに知ることになり、長きに渡り日本に対して反発・抗議していました。 日本は、いろいろ条件を出して懐柔しようとしていましたが中国は拒否していました。 しかし、日清戦争で勝ったのを機に領有権を認めさせたので、それ以降は日本と考えてよいとおもいます。(竹島も韓国の実効支配が長期に及んだら、戦争で解決するしかないのでしょうか) 私の親戚は沖縄にいるので関心が高いのですが、尚泰王が琉球処分のとき、あるいはその前あたりにすでに内地に移住させられてしまい、王朝は沖縄にはありませんでした。琉球の閣僚も、処分されたり一般市民に身を落としたりして、残っていません。 身内のはなしによると、神奈川に尚泰王の末裔がいるのではないか、という話があるそうです。 歴史的にも、尚泰王は薩摩処分以降当時の日本に華族に列せられ、のちに侯爵になりました。いまでも、神奈川にいるかはわかりませんが、末裔か親戚は内地にいる可能性が高いです。(うちの沖縄の親戚は、沖縄には王はもどっていないと言い切っています) 戦後から1972年までですが、どういう扱いになっていたかについては、まず日本がGHQ支配から独立するため、サンフランシスコ会議にでたあと、同じ日に別場所で日米安保条約の調印式を行っていますが、この内容は事前に沖縄を日本からひきはがさず、日本人として扱うよう日本側の依頼をアメリカは飲んでいます。 ですので、戦後は日本人をアメリカの統治下で管理していた、という形のようです。 名称としては、1950年に「琉球列島米国民政府」となり、その下位組織として1952年に「琉球政府」となったので、島内はドル紙幣が流通し、切手は独自の琉球切手が使われるなど、不思議な様相を呈していました。いまでもうちには、当時の琉球切手が残っています。 独立であれば、1972年のときに乗じて、(独立はできなかったとしても)なんらかの大きなデモでも起こらなかったのか?、というところですが、テレビで放映されるように、日本への復帰が悲願だったという風潮のようでした。 個人的意見として独立の可能性を考えなかったのか?という質問をしたことがありますが、主たる流通(物資やお金)は米国便りで、それがなくなったら全部一から作り上げないといけない。そんな余裕もお金も、当時の沖縄にはなかった。というような答えを何人かから聞きました。 つまり、日本が介在しなかったとしても、沖縄から軍とGHQがひろめた銀行やお金制度、先端設備などをいきなり引き上げてしまうと、まわりは畑ばかりですし、すでに日本も経済発展をしていたので、近隣地域としての沖縄は、極貧のアジアにもどるわけにはいかなかったのかもしれません。 琉球政府の資金として、アメリカかもしくは他国から援助を受けて暫定政府からはじめるとしても、お金に頼るかぎりはその国の影響を受け続け、グアムなどのような自治領になるか、太平洋の諸島のように、自給自足生活にしばらくなるのが見えていたのかもしれません。 どうせお金を頼る必要があるなら、すでに何十年も同国として生きてきた日本に頼るのが、島民の生活安定も考えると残された選択肢だったのだとおもいます。

tougyou
質問者

お礼

>尚泰王は >いまでも、神奈川にいるかはわかりませんが、末裔か親戚は内地にいる可能性が高いです。 尚王はあまり人気がないのですね。 日本の天皇陛下のように熱烈に支持されているのではと思っていたのですが。 戦前までは侯爵だったのが今では 末裔もどこにいるかわからないようでは・・・。 徳川家とか細川家とか近衛家とか今でも当主を置いて続いている家はあるのにさびしいと感じました。

  • caesar-x2
  • ベストアンサー率46% (251/542)
回答No.2

もっと厳密に言うと 琉球王国が独立していたのは 1609年に薩摩藩が征服するまでです。 以後は薩摩藩の植民地で、 明治の廃藩置県で、琉球藩から鹿児島県への編入を経て 沖縄県になるのです。 尚氏は、華族となって帝政期には侯爵を称してました。 儒教論理的に考えると、一旦、軍門に下り 臣下に列した王家が、復活する正当性はありません。 そもそも尚氏が沖縄県民に別に支持されてない。 (求めてもいないんだから当たり前だけど) 今更、身分制度を復活させようという馬鹿はいないでしょう。 琉球ではかつて、出自によって就ける職業なんかも制限があったのに そんな中世に戻りたいと考える現代人はいない。 しかも特定の個人を王と崇めて忠誠をつくさにゃならん。ばかばかしい。 日本国民のみならず、世界中の普通の人々が 自由と平等の原則を当然と考えている21世紀に 身分制度は余りにも滑稽・・・。 またそもそも王政云々以前に、 独立が経済的に不可能。 現在、沖縄県は多額の地方交付税交付金や 米軍基地関係の振興援助金を受け取っています。 それがなくなったら 沖縄の財政は破綻するでしょう。 開発庁は長年、沖縄の経済的自立を目指してますが 実現してません。 ま、はっきりいって日本のほかの都道府県でも 東京都以外では、経済的に自立できないわけで 沖縄が島だからってそれができるはずはありません。 独立したら医療保険も国民年金も全部パー。 警察予算やら防衛費やらも自前で集めにゃならんし、 一言で言うと、  無理。 中国が云々というは、琉球が朝貢していた時代の話でしょう。 明治ならいざしらず時代錯誤でしょう。

回答No.1

かなりごっちゃになっているようなので… 琉球王国という国家があったのは、明治時代に日本に編入されるまでの話で、戦後から1972年までうんぬんというのはアメリカ軍の施政権下に置かれていたという状態です。 で、中国が突然出てきたのは、中国が沖縄を大琉球、台湾を小琉球と呼んでいたからですか?

tougyou
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 中国が出てきた理由は 「中国は日本を併合する」の平松 茂雄さんのお話で 台湾が中国(中共)支配下になれば沖縄も支配下に置かれる (実際米軍がいるのでどうかわかりませんが)と 聞いたことがあるからです。 独立して日本でなくなった場合は弱い国ですからもっと 危ういだろうと。