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LCOS型SLMの原理について

現在、反射型液晶デバイスであるLCOS型SLM(反射タイプ)の位相変調に関することを勉強しています。このデバイスを使って、レーザー光に位相変調を行うことを検討しています。いろいろと文献等を調べて、装置の構造は分かったのですが、液晶層にレーザー光が入射した際に、どうして位相が変調できるのかが具体的に分かりません。最初は、このデバイスは液相表面層と裏面反射層の光路差から変調していると考えていたのですが、それでは2πの範囲の位相を自由に変調できないと思いました。本HPの過去のSLMに関する質問も読んだのですが、理解できませんでした。どうか教えてください。よろしくお願いします。

みんなの回答

  • migoreng
  • ベストアンサー率42% (6/14)
回答No.2

具体的にどうやって回折させているかについては、計算機ホログラム (Computer Generated Hologram) についての文献が参考になると思います。

shinta0530
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。計算機ホログラムについて、いろいろと調べてみましたが、皆様多種にわたる独自のアルゴリズムによって行われているようした。自分に取ってどれが一番良いか検討してみます。どうもありがとうございました。

  • migoreng
  • ベストアンサー率42% (6/14)
回答No.1

今年の SID で発表のあった、回折プロジェクタ (http://www.sid.org/conf/sid2006/advprg/program.pdf の p.199 にある "73.4: Real-Time Diffractive Video Projector Employing Ferroelectric LCOS SLM") はチェックされていますか? もしこの文献と同じようなことをされようとしているのであれば、光の位相は、回折 (フラウンホーファー回折) によって制御される、ということになります。 LCOS の開口パターンによって、回折を制御し位相変調を行うことになるので、ホログラムと同じ原理です。 LCOS のタイプ、画素ピッチとサイズ、レーザーの波長はどれぐらいのものを利用しようとしていますか?

shinta0530
質問者

お礼

御回答ありがとうございました。 ホログラムと同じ原理というところまでは理解できたのですが、具体的にどうやって回折を制御しているのが分からなかったです。その点はご存知でしょうか?LCOSのタイプは、反射型で、単純に位相制御型のタイプです。レーザーの波長はHe-Ne(632.8nm)です。

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