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【悪いのはどっち?】貸し金融の取立てについて
最近ニュースで貸し金業の取立て方の対応見直しが報じられております。数年前から「腎臓売れ!」とかいう取立ては禁じられており、今回はさらに自殺の生命保険に関して議論になりそうとのことですね。 ただ、そもそも借りた物は返すというのが日本の道徳であり、常識だと思います。マスコミも貸し金業者側だけ非難する論調が目立ちますが、借りていて返さない側の 責任は何故責めないのでしょうか? 「返せない」場合でも、そんな甘い見通しで契約に捺印した責任を借り手は免れないと思います。 具体的にはケースバイケースだとは認識してますが、 片方の側だけの非難はやや理不尽ではないでしょうか?
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借りた物は返すという正論を根拠に返さない方が悪いという事が長い事続いていた結果、多くの非人道的な事が繰り返され、その対応として貸金業に法律が定められました(通常の法律は多くの部分を民意にゆだねて曖昧な条文が入るのが通常ですが、貸金業はそれまでが悪質であったため具体的な法律条文によって規制がされました)。が、昨今それさえ破っている消費者金融の実態があらわになり、現在の報道に繋がっています。 また、多くのメディアの大スポンサーとして存在する消費者金融という存在ですので、ここで報道らしい報道をしておかないとその後の報道らしい報道ができなくなるというメディアの事情もあるかもしれません。 金貸しというのは、貸し倒れ以外では"ゼロリスク"な商売なのです。もしくは貸し倒れをリスクとして取る商売です。年利29%という金利は、100万借りたら10年で約1,000万、20年で1億2,000万以上になる金利水準であるという事を知って置いてください。また、グレーゾーン金利は罰則がないだけで明確な法律違反である事も大前提です。消費者金融業者はテレビCM等で消費者に良いイメージを植え付けるよう戦略をうち、一方で罰則をない事を見越して法律違反をしている業者です。また金融業者は借金返済が完了してしまうと困るので返済途中の人にああだこうだと金貸し金融商品をリスクを隠して商品をすすめ、結果、言いくるめられて、借金地獄に陥っている人が大変多いとの事です。 甘い見通しで契約に捺印した責任を借り手は免れないというのが現在であり、結果現在ひどい目にあっており、それがあまりに行き過ぎであると言うことで論議をよんでいます。
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- wandermountain
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回答を補足させていただきます。 借りた金を返すことは、美徳でも何でもありませんよね。 繰り返しになりますが当たり前のことです。質問者さんも、常識だとおっしゃってますよね。 マスコミで取り上げるまでもないことかと思います。 マスコミのほとんどは、教育機関ではありません。 貸し渋りは、歓迎すべきではありませんが、だからといって無茶苦茶な取立てを容認する理由にはなり得ないでしょう。 問題は、「返済してください」と言うときの言い方です。脅迫まがいな取立て方は、自殺に追い込むことになるでしょう。自殺するのは、本人が任意に選択しているわけでは決してないでしょう。自殺するぐらいなら自己破産すべきではないですか。でも自殺する人は追い込まれているから、そんな冷静な判断はできません。自殺を考える人の気持ちを質問者さんは理解できないのではないですか。 それとも質問者さんは、人間の命より、お金の方が大切だと思っているのでしょうか。もしそうなら、上記のことも理解できないでしょう。ここまでくると論理よりも倫理の問題になってしまいますね。 生命保険をかけることは、貸した金額よりも多額のお金が手に入ることがほとんどでしょう。つまり、貸し金側にとっては、返済してもらうよりも、死んでもらった方が得するわけです。それも問題だと思います。
お礼
たびたび有り難うございます。 当然私は金より命の方が大事だと思ってますが、だからと言って自殺者には同情できません。特に借金がらみの自殺は結局「責任逃避」ですし、例外もありますが大部分のケースにおいて自業自得です。 しかし今回の一連のニュースでは、確かに貸し金業者側にも非があるようですね。昔はヤクザが乗り込んで来て子供の玩具から奥さんの腰巻まで差し押さえて行くのが普通だったのに、それに比べれば十分優しい取立てと思うんですけど、まぁそこは「人権」のご時世なのかな、と了解しております。 借金したことがないので所詮想像ですが。 そういえば台湾でも韓国でもタイでも金貸し業者が白昼にCM放送するのを見たことがありません。日本は異常と言えなくもないですね。
- wandermountain
- ベストアンサー率15% (11/69)
借りたお金を返すのは当たり前のことです。 だから、ニュースとしての価値はありません。 しかし、返せなくなったお金を無理矢理取り立てるのは間違っているからニュースになるのです。 貸した側が、借りる人の返済能力を見誤って貸してしまったのだから、自らを反省すべきなのです。 きっぱりあきらめなければなりません。担保なしで貸しているなら、その覚悟は前提です。 返ってこないからといって、文句を言うのはおかしいのです。 生命保険をかけること自体は悪いとは言えませんが、自殺に追い込んで、保険金をせしめるのが目的では殺人以外の何ものでもないでしょう。
お礼
ありがとうございます。当たり前の美徳を再確認するというのもマスコミの大事な使命だと思いますけどね。記者達自身が自覚してるかどうかですね(苦笑) 今後与信審査が厳しくなり、貸し渋りが増えると、むしろ困るのはお金を必要としている人達の側だと思います。その辺はどうなんでしょうね? それから、貸し金側は保険は掛けていますが「死んでください」とは言ってないですよね?「(金を)返済してください」とは言ってるでしょうが。あくまでも自殺したのは本人の「任意」ですが、それでも追い詰めた事になるのでしょうか?
債権は民事です。したがって民事訴訟法に基づいて判断がされます。 民事で債権を強制的に回収できるためのひとつの用件として 支払能力があること です。ここで注意することは.生活をするための経費(多くの場合生活保障程度)を持っていてもこの金を使って返済を求められません。 ですから.5000万円しっゃきんがあって.財産なし・動産なしの人物に対して借金の返済を求めたはあ゛胃には.返済能力がないとして原告はいそが言い渡されます。 例としては.長野県軽井沢で親に刈ってもらった外車を乗り回していた未成年の交通死亡事故で被害者の遺族が損害賠償(借金のひとつとして取扱われます)を求めた裁判では.本人が既に純金し゛三社となっている・子供の為に収入がないことにより.原告はいそが言い渡されています。 ですから.支払能力がない人間に対して支払いを請求してはならないという法律上の規定を無視して.支払いを強要している金融業社が犯罪者として問題となっているので゜ス。
- fe-shokugyou
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貸し金業者が責められているのは、貸付金の回収手段が「悪徳」だからなのです。 双方の金銭貸借の件のみに終始するなら、質問者さんの話はまだわかりますけど、マスコミはいちいちそんなことにまで首を突っ込む事はしなくてごく自然かと思われます。
- subyeeru
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基本的に質問者さまのご意見に同感です。 向かっ腹を立てていたこの頃なので同意見の方がおられて嬉しいです。 質問者さまも認識しておられるようにケースバイケースで、借りる方も不時の出費で返す当てもあったが予定が狂って返済できないケースもあらうし、返す当てもなくパチンコの金を借りて当てて返すつもりが多重債務になるケースも有るでしょうし。 一方、貸し金業者の方も無担保で貸すにつき生命保険を付与しておくのは当然の行為ですが、最初から生命保険で取り立てることを前提にむりやり金を貸して自殺に追い込む悪徳なのもいるでしょう。 天下の公器を辞任し、二言目には国民の知る権利を振りかざすマスコミなら、このようなケースに深く突っ込み正しく報道するのが勤めでは?と思うしだいです。 しかし、貸し金業者を非難する一方で、最近は、やや減ったものの貸し金業者のCMを流し続けるマスコミですから望むべきも無いでしょう。 この件のみならず、マスコミは、個人の責に帰すべき事件や事故等々を組織(国、役所、会社、上長等)の責にし非難する風潮があります。 私には、それは大衆受けだけを目指しているようにしか思えません。 私にも判ることですからマスコミ人も判ってやっていることでしょうから、余計たちが悪いのではないでしょうか。 それを受け入れる方にも腹がたちますが!
お礼
ありがとうございます。大変よくわかりました。 よく「弱者救済」と言われますが、弱者でも悪人が潜んでる可能性を認識したいですね。「貧すれば鈍す」という言葉もありますし。。。