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シーケンスが使えますか???
困っております、 どなたかご指導頂けませんか。 ベルト駆動による熱風の循環ファンがあり、 ベルトの破損による重大トラブルへの改善を求められています。 軸(プーリー部位など)まわりで近接SWを使い定常回転を検出? するという対策案も既に指示を受けています。 相談したい事は、この検出がシーケンサー(汎用タイプ) で処理可能かという事です。 現状のファンは、毎分800から1000回転ほどの仕様です、 1回転0.06sこの程度のタクトで検出確認できなければ 近接SW付けても意味がありませんし、他の方法を取らなくては なりません、なおFANから制御盤間も5mほどあります。 自分は機械系人間で知識が無いのですが、それでも不安を 持ちましたので、みなさんに相談してみようと思った次第です。 ご指導頂けると幸いです、宜しくお願いを致します。
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ファンのベルトトラブルの原因と対策は完全に済ませましたか? その上で打ち手がないから、センサーで検出するということを考えたのでしょうか? 機械自体の故障をなくし、事故を発生させないことを本質安全化といいます。事故が発生しないように制御装置で守ることは制御安全といいます。 ファンベルト切断はテンション管理がまずいとか、ベルトの磨耗切断なのか、いろいろと原因があるはずです。 プーリーの溝を増やし、ベルトが1本切れても回り続けるようにするとか、ベルトメーカーと相談してベルトのタイプを見直す(スチールコードからケブラーにするとか)とか、直結駆動(ギア駆動)にするとか考えられませんか? 日常点検でベルトのテンション測定をさせたり、運転時間管理とか断面の点検管理をしていますか? ベルトだけ守れば大丈夫なのでしょうか?軸受けトラブルもあれば軸の折損、ダンパーの閉鎖もあるでしょう。送風停止後何秒間耐えられる機械なのかわかりませんが、故障を検知して炉を停止することの損失(ダウンタイム、オシャカ)のほうが大きいと思います。 どうしても制御装置で検出したいなら次のような方法があります ファン機械軸にストライカーをつけ、回転を近接スイッチでカウントする(ストライカーを12時と6時の方向に増やせば、2倍の速度で検出可能) ベルトの上下に対向させて光電スイッチを設け、切断したら通光するようにする(正常時は遮光されている)(誤動作・誤不動作防止のために、光量がアナログ地で出力されるようなセンサが良い。そうすればベルトが切れていないときもある通光量に応じた出力がセンサーから来ていて、切断すると通光量が増えるから誤動作していないか常時監視できる) ファン出口の風圧を見る 軸に振動センサをつける(軸受け振動を検知。ベアリングがやけると音が変わる) いずれの方法も誤動作防止のために0.5秒とか1秒のオンディレータイマーを入れておきます。(この間は検知できない)またファン運転中とANDロジックにします。 シーケンサでもリレーロジックでもどちらでもOKです。(重要な機械なら、普段の制御装置から独立させるのも良い) 近接スイッチ、シーケンサ側ともにトランジスタ入出力タイプを用いれば回転速度に追従できます。 センサーの受け側をリレーにするとリレーは追従できませんが、電子カウンタで受けるようにすればリレー回路で構築できます(単品のカウンタよりもキーエンスのミニシーケンサのほうが安いかな?) リレーはのろまだけど擾乱に強く確実、シーケンサは敏感だけど誤動作・暴走したり停止したりするということを念頭に置き設計すると良い。
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- tetsumyi
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重大トラブルの危険があるならファンと独立したセンサーによる検出が最善の対策と考えます。 風量か他の直接影響が出る部分で常時監視できるセンサー設置が必要でしょう。
お礼
ご助言、有り難うございました、 更に社内で調整して行きます。
- gutugutu
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- nitto3
- ベストアンサー率21% (2656/12205)
デジタル回転計があったと思います、 5mの距離は問題ないでしょう、遠隔監視ができる時代ですよ。 自分で自信がなければ電気の担当者、業者に相談すべきです。
お礼
外注化や装置購入の予算がないとか、装置自体がアジア圏にあるとか、 多々の理由から、半強制的にこの方式で検討しろといった 具合です、電気担当に回転計の購入を確認してみます、 アドバイス有り難う御座いました。
お礼
自分としても、循環ファン自体に自己診断機能が無いことに 疑問を持ちつつも、アジアのメーカー品にてこのような 対処しかできないとの事情です、具体性のあるアドバイス、 深くお礼を申し上げます、貴重なご意見を次の打ち合わせ、 今後の設計ノウハウにて有効に利用させて頂いてよろしいでしょうか。 有り難う御座いました。