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がん治療について
私の母ですが、口腔癌から4年が過ぎ、今、骨癌の疑いがあるという診断です。痛み止めの薬を大量にもらってきてますが、母も家族も心配です。何も知識がありません。どなたかいい治療法ご存知でしたら教えてください。
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- qmanual
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頭頸部癌の専門医師です。 骨癌というのは、癌の骨転移という意味でしょうか? 治療法と仰っているのは、ようするに今後どのようなことをしていけば良いかということだとおもいます。 治療を始める前に必ず診断が必要になります。 骨転移のことだとすると、PET-CT(ペット・シーティー)が最も有用でしょう。シンチグラムという検査もありますが、最近はあまりされていないですね。ただ、放射線治療をされていて、顎骨の骨髄炎などの疑いがある場合はシンチグラムは有力な検査になります。先生が骨の病変を疑っているのであれば、おそらく上記の検査をすると思います。脊椎(背骨)への転移の場合は、脊髄圧迫のリスクを判定するために、MRIも追加します。 骨転移は遠隔転移となりますので、化学療法(抗癌剤治療)が中心となりますが、骨の吸収を抑える薬を注射することで(月に1回程度)痛みと骨病変の進行を抑えることは可能です。脊椎転移で、脊髄圧迫症状がでる(運動、知覚麻痺)は、早急に放射線治療か手術が必要となります。
- wattan8
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同種の回答を幾つかの場所でしているので、他で書いた文章のコピーであることを予めご了承下さい。 仕事の関係で数種の癌治療に合いましたが、知人・親戚とかから癌の相談がきた時、真っ先に私はリンパ球バンクに相談しに行くように勧めています。 「私はマーケティングプランナーであって、医者ではないので、ファジーな内容でお話しすることをご了承下さい。 現在の一般的な癌治療法は、外科・抗癌剤・放射線の3種です。この3種類の治療法はもちろん良いのですが、免疫力を低下させることが多いのが欠点。 念のため、これらの治療法をする前に、まだ保険外治療ですが、リンパ球療法の医療機関に相談にも行ってた方が良いかもしれませんね。 免疫療法は、少量の血液を採取し、Tキラー細胞やNK細胞を抽出し、1000倍に培養増殖させてから、体内に戻し、がん細胞の増殖を抑制したりする治療法です。基本的に副作用はないと聞いてます。ただ、まだ一般的でなくご存知でない方も多いと思いますし、その治療法を取り入れている医療機関もまだ数少ない状況です。まぁ、まだ歴史の短いバイオの医療ですから。 基本的に正常な人でも一日3000~5000個のがん細胞が出来ていると聞いてます。それをTキラー細胞やNK細胞などの免疫細胞が殺傷し癌が発病しないで済んでます。 外科・抗がん剤・放射線の癌治療を行うと、どうしてもそれらの免疫細胞をも痛めてしまう為、いざ残された手段として免疫療法を行おうとしても、出来ない場合があります。知人に紹介してあげた時は、「ここまで抗癌剤と放射線で正常リンパ球が減っていると培養が難しい。病状の経緯からすると半年前であれば…」と言われました。予めリンパ球の冷凍保存等をそうした機関でお願いしておけば、いざと言うときの第4治療法としても役立ちますし、既存の外科・抗がん剤・放射線と並行して治療すると効果が高まる場合もあるようですし、退院後の再発防止にも役立ちます。ちなみに、医療においてQOL(生活の質)が叫ばれていますが、この治療は定期的に点滴をして免疫細胞を体内に戻すだけなので、入院せずに仕事をしながら治療している方もいらっしゃいます。 まぁ、私は医師ではないのであまり専門的なことは言えませんが。 リンパ球バンク…NK細胞の培養技術の会社 リンフォテック…T細胞を中心に培養する技術の会社 ネットで検索すればすぐに出てきます。電話掛ければ近くの取扱医療機関を教えてくれます。 「癌細胞100個にNK細胞を100個投下した場合、90個殺傷する。」「癌細胞100個にTキラー細胞100個投下した場合10個殺傷する」って教えられました。以前、個人的な主観ですが知人にはリンパ球バンクに先に行かせました。 その他、「外科・抗がん剤・放射線」治療以外の方法も幾つか知っていますが、一つは入手が困難、もう一つは今から本格的に臨床に入る準備とか… 必要であればお話します。」
- sn3373
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まずはご家族がお母様と一緒に主治医としっかりお話することをお勧めします。軽い病気で病院にかかっているわけではないのですから、こんなサイトで限られた情報を基にした回答を参考にするよりも主治医に答えを求めるべきです。納得いかないなら別の病院を受診してセカンドオピニオンを求めてください。何も知識のない方にわかるように説明するのが医師です。 ここから先は参考程度に聞いてください。 骨癌はおそらく骨転移でしょう。場所によっては放射線治療の適応ですが、根治は難しい場合がほとんどです。大量の痛み止めがどの類の薬かはっきりしませんが、癌の痛みで麻薬製剤を使用するのは普通のことで、痛みが強ければ量も大量になります。副作用もありますが、対策がなされているはずです(吐き気止め、便秘薬など)。一番危険なのは、医師の判断を仰がずに何らかの理由で服用を中止してしまうことです。安静にしていれば痛くない程度に痛みがコントロールされているのであればまずまずうまくいっているといえます。 とにかく、ご家族がしっかり主治医からお話を聞いてください。どうぞお大事に。
お礼
ご丁寧なご回答に感謝いたします。 母も高齢なうえ、過去の手術と放射線治療で口の中がずっとただれた状態です、口も満足に開けられず、食事も取れない不自由さの割りには、よくしゃべり親子喧嘩もするくらいなのですが、そんな母が根治が難しい癌に再度侵された事にショックを受けていました。でも、何とか前向きにがんばらなければと思っております。ご教授いただきましたとおり主治医からしっかり状況と今後の対応方法をうかがってからにします。ありがとうございました。
補足
sn3373様、その節はご丁寧なご回答を頂きまして、ありがとうございました。母は今月3日に息を引き取りました。最終的には、母を侵していた癌がほっぺたを突き破りコメカミあたりまで拡がってました。今年1月くらいから抗がん剤が全く効かなくなったようで、先生との話合いで最後まで痛がらない治療を御願いし、最後は血圧低下で意識を失いながら静かに引き取りました。しかし、まだ1ヶ月も経ってませんが、母にとっても、残された遺族にとってもよかったと思ってます。もう、最後の母の姿は、私の知っている母の姿ではありませんでしたし、どこかで、早く楽になったらなという思いがあったことも事実です。 本当に、ありがとうございました。