結果論から語るので、批判は承知の助で、おいどんの回答でごわす。
王子も、アドバイザーの野村も、ぼっちゃんだった。
でごわす。
やり方は2つ
(1)金の力に物を言わせて、強引にやる
(2)徹底的にネゴする、この場合、相手がYESと言わざるを得ない、もしくは、相手の方からお願いしますと言わしめる、”弱み”を押さえてから、交渉を開始する。
(こんなの常識だけどね)
徹底することができなかったのは、王子・野村のおぼっちゃんぶりを世界に知らしめた、と考えています。
評価すべき点は多々あります、公明正大に堂々と、統合の効果をレポートで訴えたり、その必要性を公に問う形で進めたことでごわす。また、立会い外・市場外・事前買い付け等を一切行わず、正面から責めた点でごわす。
ばっと、結果がすべて、成功しなければ・・・公明正大にやりました、なんざ自己満足の世界でしかない。
(1)で世間の批判を浴び、悪役になりきる、(2)裏から手を回してでもネゴを成約に結びつける。
(1)(2)どちらにも徹していない。
株でもそうでしょう、株価の分析を念入りにやっても、株価予測をきっちりやっても、株価の予想が的中しても、 最後にはきっちり約定して儲けをゲットしなっかたら・・・
尚、おいどんなら、
(2)の場合、最初に、業界第2位の日本製紙に、これこれの事を考えているが、と協力を取り付けておく、業界の課題をいっしょに解決しましょうと、投げかけておくね。時間と苦労、場合によっては何がしかの犠牲・痛みを自ら背負い込むが・・・
(1)なら、潜水艦状態で、ある日突然やる、唐突だと言って世間の矢面に立つことを覚悟で・・・
犠牲・痛み・覚悟・・・おぼっちゃんに一番不足しているもの。