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弁護士か教授か

現在高3の男子です。 僕には2つ夢があります。 1つは弁護士になることで、もう1つは 大学教授(できれば国際政治や文明、言語学の研究がしたい) になる事です。 ここで質問です。 法学部を卒業した後、院で上記の研究をする事は可能でしょうか? 考えてみると、2つ並列で夢があり、このルートを取る事が可能なら、 これが最善の道に思えます。 なぜかというと、学部から院に行く際、 法→文(言語学)、社(国際政治等)より、 文、社→法のルートをとる方がたやすそうだと思うからです。 なお。これはあくまで個人的な主観です。 また、ここで追記せなばならないことがあります。 夢の実現の可能性です。 言わずと知れた司法試験。 また、言語学の教官になるには論文をたくさん書かなければならないですよね? しかし実際のところ、論文とはどういうものか知りません。 本屋に置いてる、『文明の衝突』(ぶんめいのしょうとつ、Clash of Civilizations) ↑こんな物と考えていいのでしょうか? 話が戻りますが、僕はこのような学問(社会学、外国語学)が好きです。 本屋でぶっとおしで読んでしまいます。 しかし、例えば言語学について、 少し比較言語学等をかじったくらいで、 講師の時の貧乏具合を我慢できないかもしれません。 また、どんな学問が1番向いているのかも まだわかりません。 研究者でなく、弁護士になる場合も ロースクール(既習コース2年、未習3年)に行く事になるので、 博士課程(4年)とあまり変わったものではないと思います。 この様な状況から僕自身が判断すると、 学部はつぶしの聞く法、院でしたい事を選択という形がいいのではないかと思うのです。 そのような事は可能ですか? 自分の判断が正しいものかわからないので相談させてもらいました。 他に適当なコースがありましたら、 教えてください。

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  • 20051031
  • ベストアンサー率20% (7/34)
回答No.1

まず、大学教授(できれば国際政治や文明、言語学の研究がしたい)になるには、相当な努力と運、才能が必要です。 勉強すれば簡単に教授になれると思ったら大違いです。法学部卒業後、大学院試の際に、筆記試験、口述試験、研究したい概要のなどを提出する必要があります。法学部をでてまで、なぜ政治に興味があるのか?どんな研究をしたいのかなど明確に答えなければなりません。 その後、院に入った後は、政治学原書(英語)をはじめ、英語での論文などを書く必要があります。それは簡単なものではなく、本当に政治が好きじゃないと、 気が狂いそうになるものです。大学院卒業まで、修士課程2年、博士課程3年です。(博士は論文が通らないと、何年も留年します)専門分野にもよりますが、日本国内で研究しても成果があがらない場合もあります。その際は、留学ですね。。。 またアジア分析、文明の研究、なども他の多くの研究者が既に研究し尽くしているので、相当の研究成果があげられない限り、大成できません。また助手や講師、助教授になるのも極めて枠が少なく、40歳でも講師だったりと悲惨な状況です。この頃には、社会復帰できず、職がなければ夢おい人状態です。。。 弁護士なら、それなりの勉強をし、試験に合格すれば誰でもなれますよね。 とりあえずつぶしがきく、法学部に進学し、よーく考えるべきでしょうか。

naruking
質問者

お礼

丁寧な回答、感謝します。 やはり大学教授は相当の難関なんですね。 院で専攻を変える場合、 法学から政治学、言語学は全く土壌が 違うのでかなり大変なのではないかと 思います。 しかし、僕の場合、政治学もそうですが、 言語学にいった場合、 学問的の性質上、研究者もしくは高校教師 くらいしか逃げ場が無くなってしまうので 慎重にいかねばなりません。 やはり、とりあえず法学部進学が無難ですかね。 僕自身、その選択を後押しして欲しい気持ちが あったのかもしれません。 とにかく、回答ありがとうございました。 もう少し20051031さんの意見が聞きたいので、 よければ補足お願いします。

その他の回答 (5)

  • aoren1116
  • ベストアンサー率40% (89/218)
回答No.6

進路の決断を確定させるには、まだ時間があります。今のお考えのまま、法学部進学を目指されてはいかがでしょうか。今の時点で進路を固定してしまわなくてもいいと思います。 進学されてから、大学生活のなかで、もう少し言語学等興味のある領域の本を読みあさるなり、法曹分野の研究を堪能されてもいいと思います。そして、3年生になる頃までに、強く惹かれるの学問領域は法律なのか言語なのか、あるいは他の分野なのか、考えればよいのではないでしょうか。 もし法律の勉強を主にされるならそのまま残ればよいですし、言語学の勉強を主にしたいと思うなら、その段階で人文科学系の大学院に進学すればいいことです。そういったことは実際可能ですし、それは決して珍しいことではありません。あとは努力次第です。論文のことも、もちろん大学教授になるためにはとても重要なファクターではありますが、大学院進学後で十分でしょう。

naruking
質問者

お礼

大変参考になる情報ありがとうございます。 自分の進むべき道を的確に示していただいた事に 大変感謝しております。 皆さんの意見の通り、僕はとりあえず 法学部に進学することに決めました。 その上で、他の学問がしたくてしたくて たまらなくなったら院に進学することにします。 ありがとうございました。

回答No.5

私も言語学の勉強をしたかったのですが、裕福な家の子弟でもないですし スポンサーを見つけられる自信もなかったので 潰しがきくということで法学部を選び、後悔しておりません。 何を言いたいのか言えば、家に資産があり 研究等の好き勝手なことをしていても 生活ができるのであれば、言語学の道に進んでもいいと思います。 そうではないのなら、法律、弁護士の道に進み 言語学や政治学は趣味の範疇にとどめておくといいでしょう。 別に大学に属していなくても、在野で学ぶことができるはずです。 後に、糊口をしのぐ心配がなくなれば、研究機関に私費で属する選択肢もできると思います。

naruking
質問者

お礼

そうですね。 皆さんの意見の通り、僕はとりあえず 法学部に進学することに決めました。 その上で、他の学問がしたくてしたくて たまらなくなったら院に進学することにします。 ありがとうございました。

  • 20051031
  • ベストアンサー率20% (7/34)
回答No.4

しかし、僕の場合、政治学もそうですが、 言語学にいった場合、 学問的の性質上、研究者もしくは高校教師 くらいしか逃げ場が無くなってしまうので 慎重にいかねばなりません。 >そうですね。政治学や言語学で研究者になれない場合は、高校教師っという手もありますが、やはり現実は厳しいでしょう。採用する学校側(私立の場合)若くて元気のある、部活動なども面倒みれるような才能ある方を採用しますし。博士号を持っていたって、 研究者落ちぶれの、命令に的確に動きそうもない偏屈な人は望みません。 ま、高校社会(政治、世界史、日本史、現代史など)の教師なんて、わんさかいますからね。かなり厳しいでしょう。。。。 私の友人には結局、博士号をとれず(どんな優秀でも、文系の日本の大学場合は、ポストの枠があり、順番待ち状態なのです。)現在は、高校の非常勤講師を し日々なんとか生活しているようです。 一般的に大学の国際政治学の教授の場合、海外の大学を卒業されている方、もしくは留学、教鞭を取っていた方が多いです。弁護士になるにも、やはり英語の勉強が必要ですし、まずは法学部に進学して、 政治や言語学は学問上の興味として勉強しつつ、マスターに進むか、司法試験を受けるか検討されるべきでしょう。

naruking
質問者

お礼

前文すべてが参考になりました。 非常に詳しい回答、感謝します。 結論から言うと、やはり弁護士になるのが 最善の道のようですね。 僕も覚悟していたことではあるのです。 なんと言いますか、 厳しい現実を突きつけられた感じがします。 まぁ、収入の面から言うと、 研究者よりも弁護士の方が 儲かっていいんですけどね・・・。 ポストがあれば教授がしたいんですが、 なかなか厳しそうですし・・・。

  • tatsumi01
  • ベストアンサー率30% (976/3185)
回答No.3

ロースクールができたんで事情が変わっていると思いますが、昔(現在から近未来)での話です。 多くの大学の助手(来年から助教ですが)は普通、大学院を修了してポストに空きがあれば採用される可能性があります。 ところが、日本最高峰を誇る某大学の法学部では、助手は大学卒業直後に採用されます。ただし、在学中に国家公務員1種、司法試験に合格、全優が条件です(これを三冠王というそうです)。助手就任後、2年間研究に従事し、成果が出なければクビです。クビになったところで司法試験に合格しているし国家公務員1種の資格も生きているので就職先には困りません。助手の間に成果が認められれば、助教授→教授の道が待っています。 この方式がいつまで残るか知りませんが、お望みに一番近い道と思います。

naruking
質問者

お礼

在学中に国家公務員1種、司法試験に合格、全優が条件です。 これは僕には非常に高いハードルであり、 越す事は不可能に思えます。 というか、大多数の東大生も無理では ないでしょうか? とはいえ、おもしろい話ありがとうございました。

noname#46596
noname#46596
回答No.2

とりあえず食べていけるよう、弁護士の資格を取り、その後、大学院へ進学して教授を目指す。 できれば海外の一流校で博士号を取られたらいいと思います。 昔聞いた話ですが、実力さえあれば日本より博士号を取りやすいらしいです。 あと弁護士資格を持っていても他の分野へ進出する人は増えると思います。 つぶしが聞くという意味では政経学部や政治学科などでも就職は強いですよ。 むしろ学部でやりたいことをやり、必要性を感じたら他学部の院へ行かれたらどうですか? ひとつすっきりしない点があるのですが、政治の勉強と「社会学」と言われる学問は重なる部分もありますが、別の学部で学習することが多いです。 たとえば国際政治を勉強するなら政経や法学部、社会学を勉強するなら文学部、といった具合に。

naruking
質問者

補足

ひとつすっきりしない点があるのですが、政治の勉強と「社会学」と言われる学問は重なる部分もありますが、別の学部で学習することが多いです。 たとえば国際政治を勉強するなら政経や法学部、社会学を勉強するなら文学部、といった具合に ご指摘ありがとうございます。 実は早稲田大学志望なので、 法、政治経済、文とすべてそろっています。 kinkykidsさんの話のように、弁護士等、 難関資格を取って保険をつくり、 言語学などやりたくなったら院に進学するのがいいのではと思います。 僕は質問の欄で 国際政治がしたいと書いてますが、 あれは言語学より分野的にわかりやすそうだと 思ったから書いたまでです (といっても興味はあります、 でも1番興味あるのは言語学です) これでもしたい事のために 文学部に進学した方が自分のためでしょうか? ご回答ありがとうございました。

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