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華道を体系的に学びたいのですが

華道(いけばな)は、すばらしい空間芸術だと思い、ある程度短期間で、体系的に基本を学びたいと思っています。いい方法をアドバイスいただけませんでしょうか。働きながら、地方でもできる方法を希望します。流派は問いません。 以前から華道に興味があり、8ヶ月ほど前から池坊の教室に通っています。大きな流派で生徒も多そうと選んだ教室ですが、以下の点に不満があり楽しめず、このまま続けるか迷っています。 ○先生が活ける見本のお花に感動できない。 ○体系的に学びたいのに、先生の思いつきで活けるお花が決まる。自分が何を学んだのかわからない。 ○先生(70代)や他の生徒さん(50代以上)に時間やその他価値観で合わせるのがつらい。仕事後の忙しい時間でお稽古にいくのに、長々とお茶を飲んで嫁姑や健康食品の話をするのが苦痛。 私の教室の選択がいけないのでしょうか。華道に対する認識が間違っているのでしょうか。もっといい学び方があるのでしょうか。

みんなの回答

回答No.3

こんにちは。 私も毎週、仕事を終えて華道教室へかよっています。 ずいぶん長い間、一人の先生に指導していただいております。その間、長期にお休みした事もあります。 理由は色々で、質問者さま同様、ご年配の方々とのおしゃべりや価値観の違いが苦痛になったこともあります。 私の場合、同年代や歳下を含めて若い世代も多くいたため、その方々と『生け花』という共通の趣味を通じて友人関係を築けたこと、そして考え方を変えて、年配の方々のお話を人生経験の一つ、華道教室ではあるけれど、人生のお勉強もできるのだ、と思ったことで通い続ける事ができています。 もし、質問者さまのお時間が許すのであれば、先生が個人的に開いているお教室ではなく、どこかのカルチャーセンター(NHKとか新聞社主催の)が年間を通じて開いているお教室であれば、長々とお茶を飲むということはないと思いますので、いかがでしょうか? お教室の雰囲気というのは、お稽古を続けるにあたってとても大事なものだと思いますので、どうしても苦痛で耐えがたいのであれば、他の流派を見学し、自分に合うと思ったお教室へ変わるのも、華道を続ける方法だと思います。 また、体系的に生け花を学びたいということですが、私が習っている草月流は、4冊の本を学ぶ事からはじめます。 池坊さんは古い流派で、その歴史とともに体系もできてきたと思います。ですが、草月は歴史が浅いため、最初のお家元がきちんと体系立てて、それを次代へ、生徒さんへ教えております。 最初は基本形から、そして応用の形を学びます。 私の師事している先生は、そしておそらく草月流の大半は4冊を終えた後、それぞれが花の形を生かして自由にいける、それを先生が指導するというスタイルをとっていると思います。 もちろん、先生によって教え方は違いますが『体系立て』を考えるのであれば、お近くの草月流のお教室へも足を運んでみてください。 ちなみに、私の知り合いが華道を始めたときは、いくつかのお教室を見学して、使っているお花が一番可愛いから、という理由でお教室を決めたそうです。彼女も長く(結婚して遠方へ引っ越すまで)お教室を続けたのですが、やはり最初に自分に合うお教室を探すために見学したのが良かったのだと思います。 このまま楽しくないお教室を続けるのは大変だと思いますので、私のように考え方を変えて割り切るのか、他のお教室を見学へ行くのか、それとも何か他の方法を考えるのか…。迷っているだけよりも、ここへ質問して踏み出した一歩を、更に踏み出してみてはいかがでしょうか? 質問者さまが生け花を楽しく、心地よく学べる環境が見つかることを願っております。

  • pocchos
  • ベストアンサー率23% (34/146)
回答No.2

こんにちは。 他に行ってみたいお教室があるなら見学なさってみてはいかがですか? 尊敬できて学びやすいお教室が良いと思いますよ。 池坊のテキストをお持ちですか? 私が持っているのは日本華道社から出版されているもので、「池坊いけばなテキスト―生花I基本花形と作例―生花II葉物・特殊な花形・伝花・新風体―盛花・投入・自由花・基本・実習」の三冊です。一色刷りで1冊650円。確か池坊の展覧会で購入したと記憶しています。 わずかな期間近所のお教室に通っていて興味があって買いました。読んでみると先生のお話がよくわかるようになりました。正直なところ私もその先生のお花には何も感じませんでしたが、テキストを読んで基本に忠実に教えて下さっているのがわかりました。転居のためお教室はやめましたがお茶とお花の両方を教えてくださる方だったので残念でした。

kaki2bata
質問者

お礼

そうですね。テキストなど目を通してみたら、今教えていただいていることがよくわかるかもしれませんね。

  • nikobu
  • ベストアンサー率17% (183/1039)
回答No.1

実家の母が華道(池坊)教授です。 華道というのは先生によって教え方がかなり違います。 実家の場合は生徒さんの希望を多く取り入れています。 自分で花を準備したい人、母(先生)に用意しておいてほしい人に別れます。 自分で花を持ってこられる人のために葉ものなどは余分に準備してあります。 質問者さまの先生のように見本と同じように活けさせる先生もいらっしゃいます(多いですよね)。 母はこの教え方に疑問をもっているようです。 まずは自由に活けてもらって、できあがった際に「どの花をメインにしたいですか」と生徒さんに聞き生徒さんのメインにしたい&生徒さんのセンスを壊さない範囲内で手直ししています。 「もっとこうしたほうがいい」と思っても必要以上に手を加えないです。 「これ以上手を加えたら私の作品になってしまう」という考えからです。 その人らしさを大事にしつつ「もうちょっとこうするともっといい」という教え方ですね。 最後に活けた花をスケッチすることを勧めています。 そうすることで花をより客観的に見ることができるし感性も養われるそうです。 健康食品の話やお茶を長々・・・というのは先生が話し好きなだけだと思います。 華道教授という立場とは関係のないおつきあいになるのではないでしょうか? 教室を選ぶときはお稽古を見せていただいてから決めるのがいいです。 実家は一度体験してもらって納得できれば決められたお稽古日の好きな日時からいらしてください。という形になっています。 「ちょっと合わないな」と思えば行かなければいいだけです。 断るときお互い変に気を使うのが心苦しいという理由です。 先生のセンス、感性、お稽古のスタイルなど納得できる教室選びをされることで改善されると思います。 多くの作品を見るのも勉強になります。 華道展などに行くのもいいです。 私も母が出展すると見に行くことがありますが全部の花の中から母の活けた花を確実に当てることができます。 活けた花にも その人の個性が出るということだと思います。 ちなみに見本通りに活けることしか教わってないと見本がないと活けられなくなってしまいます。 ありあわせの花やいただきものの花があっても活けられないことになります。 合わないとお考えなら教室を変えたほうがいいですよ。

kaki2bata
質問者

お礼

華道教室といってもいろいろなスタイルがあるのですね。確かに、私の不満が、今通っている教室の個性に基づく部分は多いかもしれません。

kaki2bata
質問者

補足

いろいろな教室のスタイルがあるとしても、 例えば、基礎2時間×30レッスン で終了 というようなことはありえないのでしょうか。 また、どのような方に見せても納得していただけるような「普遍性」とか「基礎的要素」だとかはあるのでしょうか。

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