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なぜ、泣く事は美女にとって見の破滅になるのでしょうか?
オスカーワイルドの『ウィンダミア卿夫人の扇』という劇のべリック公爵夫人のせりふに「泣くのは不器量な女の避難所だけど、美女にとっては身の破滅ですからね。」とあるのですが、なぜ、美人が泣くと身の破滅になるのでしょうか? ちなみに、このせりふの直前の場面ではべリック公爵夫人とウィンダミア卿夫人が夫の浮気について話し合っていて、このせりふの直後にウィンダミア卿夫人を訪問していたべリック公爵夫人が帰っていきます。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。ワイルドは『サロメ』が好きで読んだのですが、『ウィンダミア卿夫人の扇』は読んだことがなかったので、質問の場所まで少し読んでみました。 さて、質問についてですが、この「不器量な女」と言うのは、アーリン夫人のことを指しているのではないかと思いました。それに対応して「美人」はウィンダミア夫人のことですよね。 アーリン夫人が実際「不器量な女」では無いと思いますが、ウィンダミア卿をたぶらかしたはしたない女と言う意味で言っているのだと思います。不倫相手の女の涙はかわいらしく取られるが、本妻の涙は焼きもちと取られる。つまり本妻が泣いて夫にすがる事によって、夫は本妻を重たい女と思い、本妻から心が離れて行く。だから身の破滅なのではないでしょうか。 まだ途中までしか読んでいないので、見当外れかもしれませんが、取り急ぎお答えしました。
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- moemoeko
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実際には美女にとっては身の破滅って事はないと思います。単にこのベリック公爵夫人やウィンダミア卿夫人がプライドが高いんじゃないでしょうか。貴族だったらみんな高いと思います。プライドの高い人は人に涙なんて見せちゃいけない。負けを認める事になる。でも男が女の涙に弱いのは事実。だから、不器量な女だったらそういう武器に頼るしかないから泣けばいい。でも美女だったらそんな涙なんて見せたら負けになる!プライドが許さない!そんなもの見せたら身の破滅ですわ。という事を言ってるんじゃないでしょうか。
お礼
確かにプライドの高い人はその様に考えていそうですね。 ためになりました。
- kn6660
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美人が泣くと、マスカラとかアイシャドウなどの化粧がはげてすごい顔になっちゃうからかな、と一瞬笑ってしまいました。 さて、本気で意見を言うならば。 プライドが高い女王様。美女にそう幻想を抱いて付き合う男性もいるのではないでしょうか。プライドの高い女王様が泣いてしまうと興ざめでしょう? まあ、ここで言う美女は、そんじょそこらのではなく、女王様のような最高の美女(いわゆる絶世の美女)でしょうね。風とともに去りぬのスカーレットオハラとか。 だって、女性の涙は例え美女のものであっても男性に対する最大の武器ですから。
お礼
なるほど、理想と現実のギャップということですか。 ありがとうございました。
お礼
なるほど、今まで登場人物と合わせて考えていませんでした。 有難うございました。