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加圧トレーニングはこんなリハビリにも効きますか
加圧トレーニングは、脳性麻痺による、足の筋力の低下にも、聞きますか? 調布市・新宿・六本木で、加圧トレーニングを扱いの有る所と 費用が知りたいです。 宜しくお願いします
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40代。男性。ウエイトトレーニング歴6年。 ●加圧トレーニングは、加圧ベルト、加圧スーツを用いて血行を制限し、低酸素状態による筋線維稼働数の増加、無酸素性代謝物の蓄積による筋肥大を目的にするトレーニングです。 負荷は、高負荷でなく中負荷を用います。 中負荷を用いる理由は、高負荷での筋肉の収縮による血行促進(ミルキングアクション)をなるべく押さえるためです。 また、低酸素状態で筋線維稼働数が多くなる事も、中負荷を用いる理由になります。 それほど高負荷を用いなくても、効果が上がるという事になります。 このため、御高齢者、体力の低下された人のリハビリに適しているとされます。 ●御自分で自発的に運動が出来るのであれば、加圧トレーニングをお勧めします。 ●御自分で自発的に運動がしづらいのであれば、PNFストレッチングをお勧めします。 <ストレッチングの理論> http://www.hssr.ne.jp/intelligence/Free/hr_hf_1.htm <抜粋> PNFストレッチング PNFというのは、"Proprioceptive Neuromuscular Facilitation"という頭文字をとったものです。 "日本語では固有受容性神経筋促通法"と呼ばれ、ことば的に難しいので PNFストレッチングと呼んでいます。 もともとPNFは、PNFテクニックとして脳血管障害や脳性麻痺リハビリテ-ションで 機能回復訓練の手段として用いられているもので、古くからあるテクニックです。 PNFテクニックは、文字どうり神経の通いをよくするテクニックであるわけです。 例えば、脳血管障害で半身が麻痺してしまった患者には、麻痺した手足の動きを取り戻すために PNFテクニックを用います。 脳の血管に障害を起こしたことで運動神経が麻痺し、自分の意志どうりに手足を動かせなくなります。 この場合、上肢のPNFテクニックとして、肩や上腕部に抵抗を与え、麻痺した筋肉の収縮を引き出します。 筋肉に刺激を与えることで収縮という反応を引きだそうとします。 筋肉の反応を引き出せれば、肩や腕を動かすことができるようになります。 脊髄の中枢に近い部分であれば、神経もかなり通っているので、 まず中枢に近い部分に刺激を与えて上腕部を動かし、神経を通わせるのです。 そして徐々に刺激、抵抗の与える部分を肘、前腕、手首へと末梢部に移動させます。 同時に腕を動かす方向にもポイントがあり、非常に熟練を要するテクニックです。 こうして脊髄の中枢部から抹消部に刺激(抵抗)を与えながら動かし、 神経を抹消まで通わせようとするのが本来のPNFテクニックです。