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和歌と俳句について
日本語を勉強中の中国人です。友人のおかげで、和歌と俳句に興味を持ち出しました。お伺いしたいのですが、和歌と俳句の基本的な風格とはどんな風格でしょうか。和歌と俳句は風格によって、各流派に分けられるのでしょうか。たとえば、豪放派や婉約派や。各流派の代表的の人物はどなたでしょうか。知りたいことがいっぱいで、すみませんでした。 漢詩と宋詞もある程度知っていますので、それと対照して説明していただければ一番理解しやすいかもしれませんが、漢詩と宋詞と対照して説明していただかなくてもかまいませんので、よろしくお願いいたします。 また、質問文に不自然な日本語がありましたら、それについてもご指摘いただければありがたく思います。よろしくお願いいたします。
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- myeyesonly
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またお目にかかります。m(__)m こちらの内容は私にはちょっと難しいですが、判る範囲でお答えしてみます。 和歌ではあまり「風格」という類別はしないんじゃないかと思います。 まず、判り易い所で いわゆるラブレターである「恋歌」、この類で失恋を歌ったり、相手を取られたり振られたりした悲しさや悔しさを歌った物。 普通の手紙を和歌にしてやり取りした物。 旅の情景などを歌った物。 何かの行事の際に歌った物。 日々の暮らしを歌った物。 などに分類できましょうか。 基本的に何を歌ってもいいわけですので。 なお、これによる流派や技巧の伝承というのは多分ないのではないかと思います。 自分でテーマを決めていくつも歌を作っていった作品集にしてもテーマも作風も自由で、誰の技巧を取り入れるという事もなく、過去に出てきた技巧は、興味があれば誰でも真似して使いました。 例えばこんな技法もあります。 からころも (唐衣) きつつなれにし (きつつ慣れにし) つましあれば (妻子あれば) はるばるきぬる (はるばる来ぬる) たびをしぞおもふ(旅をしぞ思ふ) 2行目の「きつつ」は、旅の「来つつ」と衣の「着つつ」をかけています。 この歌、左側に全部ひらがなで書きましたが、一番左端の文字を縦に読むと「かきつばた」となります。 この歌は、旅の途中、川を船で下っている時、岸にカキツバタの花が咲いているのを目にして読んだ歌です。 この技法は「隠し題」といいますが、取り立てて、何流の技法というわけではありません。 俳句の方はあまり勉強してないのですが、俳句については、風刺系の内容の作品も大変多いように感じます。 小林一茶(こばやしいっさ)、松尾芭蕉(まつおばしょう)といった人が有名です。 松尾芭蕉は奥の細道(おくのほそみち)という旅紀行のような俳句集をまとめています。
お礼
毎度お世話になります。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。とても参考になりました。私の書き方に問題があり、和歌と俳句を分けて質問をするべきでした。考えてから、再度質問させていただきます。 本当にありがとうございました。