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家系図の信憑性

ある日、うちに家系図があることを知りました。 その家系図の最近のは地方の豪族?地主?藩主?かなんかで、それは信用できると思ったんですが、戦国時代らへんに有名武将の名があり、え?と思いました。で調べてみてもその武将の、うちの家系につながっている息子にあたる人物の名前は見つかりませんでした。 それ以前のは偽造みたいなもんだと思っていますが、その家系図の謎の人物らへんに関してはどうなんでしょうか? よろしくお願いします。

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  • sudacyu
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回答No.3

 家系図について  江戸時代には、仕官するため(家柄が良いと仕官しやすい)に家系図偽造するなどが横行し、家系図偽造の専門家までいました。  ただ、地方の相当古い名家(室町時代は土豪で江戸時代は大庄屋を勤めたなど)の場合は、ご質問のような事例が時折見られます。  こう言ったケースでは、かなり信憑性のあることがあるのです。 事例:  都から有力な貴族が荘園や領地に行き来したり、有力守護大名などが領地を見回ったりした場合、宿屋などはありませんから、その通りがかった村の有力者=土豪の家に泊まることになります。  その時、土豪の家に年頃の娘が居れば「チャンス!」とばかりに、夜の伽に出されます。  上手くいって子供ができれば、手紙を出し子供が出来た旨を報告し、生まれれば認知してもらいます。  生まれた子供が男であれば、貴族・大名の血を引く貴種として、その土豪の家の格を上げ有力なものとすべく当主として育てられます。  この場合は認知しても、父親にはほとんど新たな義務は生じません。(祝いの品と自分の子供である旨の書付を送る程度。子供の家の方では、忘れ去られてしまうと困るので、毎年付け届けを送るようになり、利益の方が大きいかも。)  逆に貴族や大名にとって、騒乱などで地方に逃げたり兵を集めるときなど、協力が期待できます。(実際は貴族・大名の子でない場合もあったでしょうが、どちらにもメリットのある話なので、割合簡単に認知したようです。) このような場合、家系図は・・・?    当然正式な結婚の元に生まれたわけではなく、父親の屋敷に引き取ってもらうわけでもありませんし、このようにして生まれた子供が、その貴族・大名の家系図に載せられることは、ほとんどありません。  また、その土豪の家系図からはそれ以前の男系は消えてしまい、その大名や貴族の家系図が正規の男系として記録されるようになります。

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  • musokunin
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回答No.4

  その家系圖はいつ頃の時代に作られたものでせうか。假に、御先祖が徳川時代に、農民から武士に取り立てられたとします。當時は、身分を固定した制度でしたから、農民の身分のままで大名の家来になるのではなく、「實は先祖は武士でした」といふ家系圖を提出して、武士として就職します。その時は、採用主も公認の「僞家系圖」が出來るわけです。これは、その後の子孫の家格などにも影響しますから、大切に保存されます。公家や大名など家系が世に知られてゐる人物を祖先にすると、ごまかしが出來ませんから、その家の關係する地域や活動領域で何らかの關係があり、適度に知られてゐて、その子孫の一部に不明な部分のある家柄が僞系圖の製作に利用されます。僞系圖は必ずしも、「惡意のあるインチキ」とは限りません。   いづれにしても、その系圖の作られた年代や、その目的などを調べてみるのも面白でせう。

回答No.2

家系図のほとんどが江戸時代若しくは昭和20年以降に作られたものです。 江戸期のものは戦国時代を生き抜いた武将や豪族が、藩主になった時、自分の権威付けで作らせました。彼らはご先祖が源平合戦に参加し、源氏か平氏の何れかだったとしたいがため、そのような家系図を作らせたのです。 戦後のものは、商売で成功した成金さんが先祖は武士で、源氏か平氏だったと名乗りたいがため作ったものです。 家系に有名武将が出てきて且つ江戸時代に何をしていたのか判らない場合は眉唾と思ってください。

  • Kohki2666
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回答No.1

家系図というのは、非常にあやふやなもので、公家は比較的信憑性があるのですが、武家はかなりいい加減で、特に江戸時代に戦国期の誰の子孫だなんだと沢山足されたり消されたりしました。 だから、実際のところあなたの先祖とされている武将の現在オフィシャルとされている資料は実は粉飾の末に間違った記述で子供が削られていたり、あるいはあなたの家系図がご先祖様が泊をつけようと思って有名武将の子孫だと自称しただけかもしれません。 現代でさえ、5代前に遡れる人は少ない世の中です。 あなたの家系図も、偽造と決めてかからずに調べてみるのも面白いかもしれませんよ。