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材料の物性値の見方

ある材料についての物性値を教えてもらったのですが、 引っ張り強度の項がLとLTとで分かれています。 単位は同じです。 どう理解したらいいのでしょうか?

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  • ojisan-ns
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回答No.1

質問文の L と LT がどのような事を意味しているか分かりません。この事が諸先生がたからアドバイスが得られない原因かとおもいます。 LとLTがどのような意味で表現されていますか? 又は材料名、測定法を具体的にお書き頂ければ、適切なアドバイスを頂けるものと思います。 従いまして、ここでは一般的なことを申し上げます。 材料に引張応力をかけると、材料には弾性変形、塑性変形の順に変形が進行し、ついには破壊(破断)にいたります。 引張応力をかける初期段階では、全ての材料は応力に比例して変形(伸び)をいたします。 しかし、引張応力が大きくなると、応力と変形の関係は材料によりおおきく異なります。 金属系の材料では変形は応力に比例致しますが、ある応力に達するーP1ーと変形が急激に増加いたします。 急激な変形が生じたにもかかわらず、このときの応力ーP2ーはさきの応力(P1)より減少しています。 このような状態になった材料に更に応力をかけると、材料は再び応力に比例して変形し、ついには破断に至ります。上に述べたp1を上降伏点、P2を下位降伏点と定義しています。 一方非金属系材料では、変形は応力の増加に伴い増大し、金属系材料のような応力の減少はみられず、破壊(破断)にいたります。 非金属系での変形は単純な増加となるため、ある一定の変形(0.2%)を生じたときの応力を降伏応力(耐力)としています。 コメント:「金属便覧 」が参考になろうかとおもいます。 さらに、「元素と弾性」「元素の機械的性質」などをお調べになってみてはいかがでしょうか?

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