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取得原価主義の送状価格とは?購入代価との違いを理解しよう
- 取得原価主義とは、会計の基本原則の一つであり、商品や資産の取得に関連する費用を資産の原価として計上する方法です。
- 送状価格とは、購入時に支払う必要のある代金のことで、納品書に書かれている金額です。
- 一方、購入代価とは、送状価格から値引き額や割戻し額を差し引いた金額です。つまり、実際に支払うべき金額を指します。
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送状価格とは、売り手が買い手に請求する金額(送状には、同時に納品明細の性格もある)だと思います。 値引き(商品が傷んでいる等で定価より安くする)・割戻し(大量に購入してくれたので、売上げの一部をリベートして支払う)がなければ、送状価格が購入代価になります。 値引き・割戻しがあれば、その分安く購入出来た訳ですから、それらを差し引いたものが購入代価になります。 購入代価が、いってみれば売り手からの請求金額ということになります。 そして、商品を購入するために支払った副費・付随費などをプラスしたものが取得原価です。 例えば、株式を購入するとき、株の購入代価は、取引所で約定した単位価格×株数です。これに証券会社に支払った取引手数料など(副費・付随費に当たります)を足したものが、取得原価です。ちなみに、株式購入では、値引き・割戻しは一切ないですよね。 質問例では、 ・購入代価は税込で本代の1050円(値引き・割戻しがなければこれを送状価格といっても構いません) メンバーズカードの累積ポイント50円分が、本屋さんのことを言っているなら、1000円-50円=950円(税込で997円)が購入代価です。 ・副費・付随費は、送料の525円(税込) ・ただ、振込手数料の150円は、取得原価に入れるべきかどうかは疑問が残ります。これは、金融手数料なので、支払手数料勘定になるのではないかと思うのですが。 まとめると、値引き後の取得原価は、997円+525円=1522円になると個人的には思います。(振込手数料は取得原価に入れていない) 難しく考えないで、送状価格って「商品の定価」のイメージでいいんじゃないでしょうか?家電販売に見られるオープン価格とかになると、何が定価なのかもわからなくなりますけど(^^ゞ
お礼
丁寧に長文回答ありがとうごさいます。 へえ手数料にも色々あるんですね。金融手数料と取引手数料は別の処理になるのかあ。送状価格はとりあえず定価でいいんすよね。いやあ教えられた事を、自分で具体化できないと、すぐに忘れてしまうタチなモノで。助かります。 ちなみにオープン価格は、アメリカのトイザラス参入が、大店法改革、規制緩和を促し。メーカー、問屋の価格操作力を壊し、オープン価格が生まれたらしいすね。