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分子のフラグメンテーションについて

分子イオンあるいはラジカルイオンがフラグメンテーションを起こし、フラグメントイオンと中性フラグメントに開裂する場合、何が原因で電荷が残るフラグメントが決まるのでしょうか? (M+)→(A+)+B? (M+)→A+(B+)? A,Bの何のパラメータが原因? 

みんなの回答

  • zoo123
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回答No.3

解裂様式により生成するカチオンを何通りか考えた場合に、最小のイオン化ポテンシャルを持ったカチオンが出来る様に解裂するということですね。

sweeper352
質問者

補足

なるほど。 では、あらかじめ考えられるフラグメントカチオン(中性フラグメントではなく?)のイオン化ポテンシャルをMO計算などによって求めるとフラグメンテーションの予測がたてられるわけですね?

noname#160321
noname#160321
回答No.2

>1のお答えに加え、 1.安定な分子が出来る。(陽電子価は来ない) 2.陽イオンから次の陽イオンがはずれ難い(はずれる陽イオンが不安定) 3.陽イオンが量子力学的に非常に安定(対称性が高い) 4.陽イオンが電子陰性度の高い原子に付いている(チオカルボニルカチオン) などなど、分子毎に違った理由が考えられ、A+ とB+の比率をMSで見たときも少しの違いで大きな差が観測されたりします。

sweeper352
質問者

補足

回答ありがとうございます。 では (M+)→(A+)+B という反応が起こる場合、AとBを比べるのではなく、(A+)そのものがA、B、(B+)よりも安定であるということなのでしょうか? また、安定であるということを何の数値を見て判断すればいいのでしょうか?

  • zoo123
  • ベストアンサー率32% (50/152)
回答No.1

電荷を持ったカチオン(A+)が超共役や共鳴で安定化するように、解裂するのだと思います

sweeper352
質問者

補足

素早い回答ありがとうございます。 加えて、教えていただきたいのですが、 (M+)→(A+)+B のようなフラグメンテーションが起こる場合、超共役により、たとえばイオン化ポテンシャルがA<Bになるから、このような反応になるということなのでしょうか?  

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