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「首をあらって待つ」という言葉?の使い方
いろいろ検索してみたのですが・・どうしても分からないので教えてください。 よく「首を洗って待て」とかいう言葉が使われている場合がありますが・・結局のところこれはどういう意味でどういう場合につかわれるのでしょうか? よく、ケンカ?している時につかわれているようなイメージがあるのですが・・・? どうしても気になってしまって・・正しい意味、使い方?ご存知の方よろしくお願いします。
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これは仮説なんですが、二つの意味があると聞いています。辞典などに載っていないので、私もよくはわかりません。 ☆☆☆「首を洗って待つ」の意味☆☆☆ 【意味その1.】評価をするので準備をしておくように ということ 戦国の時代・・・ 敵の武将の首を取ることで、仕事振りが評価されていました。 そして、討ち取ってきた首はきれいに水洗いをしてから、差し出すのが約束事だったようです。 単に首を洗うのではなく、首化粧といわれる化粧もしていました。整髪し「おしろい」を塗ったり口紅をしたりしていたようです。 そのお化粧が終わったら首実検に入ります。 首実検は大将、重臣の首のみを検分し、その他の首についてはまとめて検分されたようです。検分には、武将などを確認するという目的の他、論功行賞の証左、そして死者に対する敬意をあらわすために行われました。 文献にも残ってますが、作法があって、左手でチョンマゲのつけねを持ち、右手であごを持ちまわしながら見せるといった感じだったそうです。 戦国の世が過ぎてからも、この風習は残り。江戸時代には罪人の首を切り、同じように洗っていたようです。 ですから、ここでいう「首を洗って待つ」というのは 『評価してやるから、準備をして待ってろ』 のような意味です。 【意味その2.】あなたを懲らしめるので待っていろと いう意味 戦国時代、処刑や腹を切るときに、前日から食事を一切取らず、お腹を空っぽの状態にし、体を清め、新品の着衣を肌につけ当日に備えたそうです。 これは、きれいな形で死んでいくことが、武士としては当然のことだったようで。腹を切ったときに、内臓のものが外に出ることを忌み嫌ったようです。 それと同時に、切腹で死に切れない者の手助けに、介錯人が首をはねていました。 でも、切腹って腹を切ってると思いがちなんですけが江戸時代とかの武士の切腹ってほんとに腹を切ってるわけじゃなく、扇子を刀に見立てて腹に刺す真似をするんです。すると介錯人が首を切ってくれる。だから切腹というより打ち首に近いかも。 どれくらい本当に腹を切ってたかははっきりしてないんです。 文献では扇子をあててる場面とかが残ってますが日本なぜか?あまりそういう事は伝わってないわけです。 話がかなりそれましたが、その首を切られるときに、首をきれいにしておくことが一番重要だったようで、そこから来ているという話もあります。 【意味その3.】あなたはもうおしまいである。の意 結局『お前はすでに死んでいる』(ケンシロウ風)的なもんですよ。【その1】の記載内容から、首を洗うということがありました。その発展系(?)として、「殺してあげるから、自分で首を洗って綺麗にして、私が首を取るのを待っていなさい」ということです。 通常は2番目のような意味なんじゃないでしょうか?
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はい。 これはもう、文字通り「斬首」を待てってことですね。 転じて「覚悟しておけ」くらいの意味で使われます。 てなかんじでよろしいですか?
お礼
早速の回答ありがとうございました。 「斬首」のほうから来ている言葉だったんですね。 ありがとうございました。
- kito-cap
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ケンカではありません! 今にお前を、捕まえに来るから待っていろ! 神妙に、お裁きを待っていろ! という、これから起きるであろう事の前の中途半端な時間帯に使います。 あす死刑の執行日で、それまで首を洗って待つという意味には使わないと思います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。ケンカではなかったんですね^^; 本当にありがとうございました。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 いろいろな意味があるんだなぁととても参考になりました。 とても気になっていたので、すっきりしました。 本当にありがとうございました。