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ブリッジ回路とサーミスタ-2
QNo.2302206の方で以前質問し回答も頂き、その時は納得したのですが、またよく分からなくなったので教えてください。サーミスタを電源と直列に入れてサーミスタ間の電圧を測る場合、その電圧から抵抗値を読み、温度に変換します。ブリッジ回路を組み、サーミスタを入れて考える場合、電圧差をとり、その電圧からサーミスタの抵抗を出し、温度に変換します。以前、変化が良く分かるからブリッジ回路の方が精密に計測できると教えていただいたのですが、私には、直列で測った時の方が、そのままの抵抗が分かるので、読み取りやすく、微細な変化でも、読み取るのは同じなので、わざわざブリッジ回路を組む意味がまだ理解できません・・・。前回の回答は合っているのでしょうが、私の理解能力が付いていけてないのだと思います。お願いします。
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デジタルで計算するんですよね。 それなら、抵抗で分圧してもOKですよ。 本来なら、定電流ではかるのですが、 抵抗でも、分圧比を計算しておけばいいです。 電流は流しすぎないで下さい、自己発熱 しますから。 今月のトラ技にサーミスタ温度計の記事が ありました。
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- Linandtete
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しばらく「教えて」を訪問していず、先ほど「質問」を拝見しました。2302206 の続きとしてご理解ください。 TA, TA+ΔT でサーミスタ抵抗は RA, RA+ΔR と変化します(ΔR が負値の場合を含みます)。いま、抵抗値を定電流による電圧変化で計測するとしますと、電圧は V とV+ΔV が対応します。実際に読みとる電圧は V と V+ΔV=V(1+ΔV/V) =V(1+ε)です。ただし、ε=ΔV/V です。 εが小さいとき、1+εを読むと、1+εはほぼ 1 と読めます。ブリッジでは他の3抵抗をRに調整して平衡処理しますと、出力電圧 e=-εE/(4R) と、直接に ε に比例する出力電圧が得られます。ここに E はブリッジ電圧です。この操作によって(そして環境を整えれば) ε~10^(-6) (マイナス6乗)程度の分解能でεを計測できます。ε=10^(-4) 程度の温度変化を6桁のディジタル電圧計で読めば、(AD 変換器のコンパレータに誤差がないとして)下2桁が有効数字ですが、ブリッジを組めば6桁を読むことに相当します。 直列回路かブリッジかの選択は、微小な温度変化εを読みとりたい精度で決まるといえます。
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回答ありがとうございます☆
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