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牛乳のカルシウムがほとんど吸収されないと聞きますが?
栄養士他、栄養学に詳しい方にお聞きします。 ときどき牛乳の中に含まれているカルシウムは、摂取してもほとんどが吸収されないと聞くのですが、具体的に何故なのか教えて頂けないでしょうか? 宜しくお願いします。
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確かにカルシウムは吸収の悪い栄養素ですが、牛乳に含まれるカルシウムがほとんど吸収されない、ということはありません。 食品中に含まれるカルシウムの吸収率は一般的に乳製品53%、小魚38%、野菜18%、と乳製品に含まれるカルシウムが一番吸収がよいと言われています。 その理由は、乳製品に含まれる乳糖や乳たんぱく質やペプチドがカルシウムの吸収を助けるからです。 また、小魚にはカルシウムの吸収を助けるビタミンDが含まれています。 カルシウムの吸収に関する因子は先にあげた乳糖、乳たんぱく質(MBP)、ペプチド、ビタミンDの他に、リン、食物繊維などがあります。 また、生体のカルシウムに対する必要度、あるいは栄養状態、健康状態、年齢、情緒の状態、身体の活動状態、服薬の有無などがあげられます。 マグネシウムは体内でのカルシウム代謝に影響するもので、吸収促進の因子ではないはずです。。。 乳製品で53%の吸収率ですから、それで「ほとんど吸収されない」ということになったのかもしれませんね。半分は吸収されませんし。 なのでシチューにきのこ類を入れるとビタミンDが補給され吸収をよくするため、いつも勧める調理法です。
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- bekky1
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牛乳関係のカルシウムで非常に誤解があるのは、 「骨が増えることはない」という事実が 「吸収されない」とされているということでス。 骨粗しょう症に「牛乳は意味がない=治らない」というのはこれですが、一切、カルシウムをとらないと、余計ひどくはなります。 吸収(血管には流れる)はされるんです。 それは、小松菜でも牛乳でもいっしょ。 ただし、からだの骨の量の絶対量たとえば、4KGの骨がアッテ、 それが一生懸命牛乳と飲む、あるいは、カルシウムの錠剤を摂取するということで骨4K→4.2Kになるか・・・・というとならないということにすぎません。 骨は成長期の一時期に天井が決まる(このときまではカルシウムは骨の増量になります)と、後は、良くて現状維持。 ですので、とらなければ、余計に減るのは確実。 「(天井ヨリ)増えない」は「余計に減るかもしれない」と同じではないですね? さらに、骨だけでなく、カルシウムは筋肉の収縮に関与していますので、 大量に消費されます。 汗をかいても、失われます。 夜中にも心臓は動いていますし、寝返りも打ちます、コレ、みんなカルシウムがいるのでス。 カルシウムが血中にないと心臓が止まったりするのは困るでしょう? だから、こそ、骨としてためている。 デ、骨のカルシウムというのは、ストックとして出入りして、結果として 現状維持からすこしずつ減っていくという「骨人生」を送る。 骨になったら、そのままそこにズーット同じカルシウムがあるというわけではありません。 成長期に溜め込むだけ溜め込んだら(総量規制?)、アトは、その貯金=貯骨?の範囲で身体を維持していく。 閉経以降は、骨はがんがん減ります。 無理なダイエットなどで、無月経になると、「閉経」が早く来たのと同じで 骨は減る。 悪くなってから、一生懸命「牛乳」を飲んでも「吸収しない=骨が元に戻ることはナイ」という意味です。 減るスピードが鈍るかもしれない・・・というのが真実。 とらなければ、ガンがんがんと減ります。 運動=重力に抵抗する運動をしないと、もっと、減ります。 成長期以降、ナニをやっても、増えることはまずありません。 しかし、減るスピードは、何らかの手当てによって、ヘリ具合が緩和される。 それが、運動であり、牛乳を飲むことであり、骨粗しょう症の治療薬であったりします。 薬を飲んでさえも、骨は増えない、治らない。 これも事実です。 牛乳で骨粗しょう症は治らないというのも本当です。 でも、無駄というのとは又話が違うのはお判りいただけるでしょうか?
お礼
ご回答感謝致します。 お蔭様で、もう一つの大きな疑問が解消されました。
- m41
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アンチ牛乳のページは沢山有ります他にも検索すると沢山出てきます この中で 牛乳に含まれるリンが吸収を妨げるだけではなく骨の中のカルシュウムまで奪い取る等という説も有ります。http://www.koumatsuba.zansu.com/gyuunyuunihakikengaippai/top.htm http://www.seronjihou.co.jp/milk01.htm http://www.seronjihou.co.jp/milk02.htm http://www.seronjihou.co.jp/milk03.htm http://www11.plala.or.jp/fumimaru-web/o-gyunyu-1.html ほうれん草等もほうれん草に含まれる酵素によって鉄分の吸収を妨げ一緒に採ったレバー等の鉄分まで吸収できなくなるという説も有ります。 専門家ではないので何所まで信用してよいのか解りませんが 興味が御ありでしたら ご一読ください。 ちなみに私は牛乳は好きですので やっぱり飲みます(^^)v ついでに言うと シチューは嫌いなので絶対食べません!!!ホットミルクが嫌いなもので・・・・・エドとは真逆だ!←解るかな?
- yakyutuku
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ある程度吸収できる人とほとんど吸収できない人と、人それぞれですので、一概には言えません。
お礼
ありがとうございました。
マグネシウムの含有量が少ないためです。 身体にカルシウムが吸収されるためには、同時にマグネシウムを、そのカルシウムの半分の量だけ摂取する必要があります。 牛乳だけ単体で飲んでもマグネシウムが含まれてないため、吸収されないのです。 ゆえに、カルシウムを効率よく摂取するためには、たとえばほうれん草シチューにするなど、マグネシウムも同時に食べる必要があります。 どんな食べ物にもいえることですが、いくら身体にいいからといって、どんどんガブガブ飲めばいいということではないわけです。
お礼
ご回答有難うございました。
お礼
ご回答有難うございます。 具体的数字を挙げてご説明くださり感謝致します。実は私自身は、物心ついたころ?から乳製品及び牛乳が大好物で殆ど?毎食後に平均400mlを飲んでおり、正確に測ったことはありませんが自分の骨密度の関係で病院に行った事はありません。過去に私が病院行きとなった交通事故の際も、左手足(足首から下)の骨の一部にヒビがはいったくらいで本格的な骨折には至っていませんでした。当時も、「よく骨折しなかったな」という話が出てよく牛乳飲んでるから、という話になりました。 以前このサイトで、骨粗しょう症の話が出たときに「牛乳は役に立たない」という趣旨の回答が目立っているので、そう判断する理由や根拠は何なのかを含めて今回投稿した訳です。 またお世話になる事があるかもしれませんが、その際にはまたお願い致します。