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円高はなぜダメなのですか?

円高はなぜダメなのですか? 「円高になってしまう」という批判的な話をちらほら聞きますが、円高が進んでいくと日本にとってどんなデメリットがあり、日本の経済はどの様な事になるのでしょうか? また、例えば10年で1ドル50円になったとしたら、日本の企業はどの様に動き、どういった業種の企業が衰退し、どの様な企業が発展し、全体としてはどの様なバランスになると推察できるでしょうか? 経済に詳しい方々、書き込みください。 よろしくお願いします。

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  • Willyt
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回答No.3

 円高はダメというのはマスコミが勝手に言っているだけのことです。円が上がるとそら大変、円が下がってもそら大変と大騒ぎするのがマスコミの性癖です。  何か変化があると必ずそれに棋院するメリットとディメリットが生じます。それを比較検討してから冷静に物を判断するべきなのです。  円高になって輸出が減るから大変というのがその論拠ですが、その代りに石油を易く買うことができるというメリットがありますよね。これだけ石油の値段が上がっても平気でいられるのは円が物価の実勢よりもかなり高いからなのです。これが200円だったら大変なことになってますよ(^_-)  ニクソンショックで360円だった円が一気に220円にまで下がった結果、輸出は減少したでしょうか? 返って輸出は増えているのです。それは賢明なコスト削減やリストラのお蔭だったと言うことの他に日本で生産する製品はオンリーワンであるものが実に多いという事実に日本人自身が気付いていないのです。円が高くなれば製品の現地価格を上げることができるのです。  結論から言うと円が上がり下がりよりもその変化があまりに急だとそれに対応する暇がないので上がるのも下がるのもまずいということでしょう。緩やかに変化して行くならどちらも大した脅威にはならないということですよ。  それから、長期的には円は上がった方が有利ですよ。ストックがそれだけ多くなりますからね。日本は今大幅に債権が債務を上回っている国で、多少の貿易赤字はこの債権のあがりでじゅうぶんにカバーできるようになっています。円が上がれば沢山外国に投資できてその上りが増えるということになるではありませんか。また、外国旅行をすれば買物や観光を堪能できるじゃないですか。発展途上国への援助も増やすことができます。長期的には円高はいいことなんですよ。

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  • qzb00025
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回答No.4

 No.3の方が言われるように、円高(円安も)にもメリット、デメリット両面があるので、一概には言い切れない面もありますが、日本の場合は、やはり円高は不利に働くと思います。  これは日本の産業構造が輸出主導になっているためで、石油を含む原材料を安く買えても、そこに付加される価値(自動車や電気製品)の部分が円高により目減りしてしまうためです。  このため、これら輸出関連業の業績が落ちます。日本の製造業に占めるこの2業種は計3割程度ですので、非常に大きなマイナス要因になります。なお、輸出型産業は程度の差こそあれ、同様です。  一方、円高により利益を享受するのは内需型の産業で、電力・ガス、食料品などでしょうか。円高により調達コストが下がります。  しかしながら、冒頭に述べたように、そもそも日本は輸出型産業主導のため、これが崩れると、いずれ内需型産業も苦しくなります。(輸出型産業従事者の所得が漸減しますので、内需にまわらなくなります。)    一般に自国通貨高を望むのは、自国通貨であり、事実上の世界通貨であるドルを自国で発行できるアメリカくらいなのではないでしょうか。

  • poponponpo
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回答No.2

1ドル100円の場合と1ドル200円の場合を考えてみましょう。 1ドル100円のほうが円高ですが、1ドル200円の時に日本製品を1ドルで2個買えていたものが1ドル100円では1個しか買えません。 アメリカに住んでいる人にとっては値段が倍になったと感じるので、誰も買わなくなります。 無理矢理売るには日本円で50円に商品を値下げしなければならず、それでは利益が出ません。 輸入に関しては逆なので、アメリカの物を安く購入できるようになります。

  • sisiko
  • ベストアンサー率15% (134/871)
回答No.1

輸出産業が大打撃を受けます。海外に拠点を置く企業が増えていますので、リスクの分散は行われると思いますが、日本のお得意の自動車、半導体産業は、海外で売れなくなっちゃいます。

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