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円高について

相変わらず円高が続いています今日この頃ですが。 なんかニュース見たら対ユーロも、円高だそうで。 ギリシャの財政がどうとか。 詳しくは良くわかりませんが。 質問です。 日本円はなぜこうまで世界に対して強いんですか? 先の大震災で日本が傾いたのに、相変わらず世界3大通貨、ドル、ユーロ、円の中で円高が続いています。 こんな小さな島国が、ここまで経済的に強いのはなぜですか? 日本だって、そんな景気よくないし変だと思うんですが。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • nasi000
  • ベストアンサー率19% (100/514)
回答No.6

それからそれまで円安メリットを受けていた企業によるメディアへの圧力が強力ということもあり、円高のマイナス面が強調されすぎているという面があります。 実際昨年も80円台中場で「円高により日本企業は大ダメージを受けて、日本経済は深刻な状態になる」と言われていました。が、そこから一年ドル円相場は80円台を続けましたが、深刻どころか企業業績は良好で今年の6月までの前年度同時期の法人税収は増収となっており、日本経済にとってトータルではプラスに働いていたという事態でした。 円高がよいことばかりという訳ではありませんが、円高だと日本経済は真っ逆さまに転げ落ちてダメになるというイメージ広告には、気をつける必要があるという事です。

noname#141626
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • eikowings
  • ベストアンサー率39% (125/314)
回答No.5

一国の経済が強いか弱いのか?を示す値は、株価であって、通貨ではない。 株価が上昇していれば、将来の企業収益が強くなることを示していて 生産も売上も、今後伸びてくると分かりますが、株価は低迷を続けているし、 GDPも成長率も伸びてはいない。 通貨は、通貨供給量を日本銀行が伸ばしていない為に、相対的に他国通貨の価値が地盤沈下しているに過ぎない上に、投機的要因が重なり、異常な円高になっている。

noname#141626
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.4

 日本の経済システムが弱まって、機能していないからです。  アメリカ・ヨーロッパは、お札を刷って通貨の流通量を増やすことが可能な程度には、経済システムが動いて機能しています。  それに対して、バブル崩壊以後、赤字国債を発行し続けてきた日本の場合、経済システムが硬直化して、通貨供給量を増やす手段をほとんど取れなくなりました。  その結果、通貨供給量を増やしたアメリカ・ヨーロッパに対して、通貨供給量が増えない日本ということで、円高となっています。  日本経済が強いから円が高いのではなく、日米欧ともに通貨安政策を取りたいのに、日本だけがその実施が出来ない状態ということなのです。  言いかえると、バブル崩壊以後、日本は現在欧米が行っている通貨安政策を20年以上続けてきたために、日本人は日本だけが通貨安政策を取っている状態が、普通の状態と錯覚するようになってしました。  最近になって、世界バブル崩壊で、世界同時不況になったために、アメリカ・ヨーロッパが日本並みの通貨供給増加政策を取ったため、これ以上新しい通貨供給を消化できない状態の日本円市場に対して、円安に動くこととなり、円高になっているということです。    円が強い・日本経済が強いというのは、長年日本が通貨安政策を取ってきたことを、「普通の状態」と錯覚したことによって生じる勘違いです。

noname#141626
質問者

お礼

ありがとうございました。

noname#212174
noname#212174
回答No.3

>日本円はなぜこうまで世界に対して強いんですか? >先の大震災で日本が傾いたのに、相変わらず世界3大通貨、ドル、ユーロ、円の中で円高が続いています。 お金は損得勘定を見定めてドライに動きますからやっぱり行き着くところは数字なんですね。 まず第一に、流動性がたっぷりあって(取引が活発で)いつでも好きなときに動ける通貨というのはどんなときも需要があります。 あのリーマンショックのときでさえ結局ドルに逃げてくる資金が多かったそうです。 『外国為替市場』>世界での取引規模 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E7%82%BA%E6%9B%BF%E5%B8%82%E5%A0%B4#.E4.B8.96.E7.95.8C.E3.81.A7.E3.81.AE.E5.8F.96.E5.BC.95.E8.A6.8F.E6.A8.A1 しかも、あの震災にもかかわらず日本の金融機関は正常に動いて難局を乗り切ってしまいました。おかげで逆に円の信頼が高まる結果になりました。 次いで重要視されるのは経済状態です。 ほどほどに成長してくれてなおかつ安定している(波乱リスクがない)のがいいのですが、そうそう都合のいい国はないのでいまだ日本は選択肢に上がってきます。 以下の数字をご覧ください。(2010年のデータ) ●失業率 日本 :5.06 (%) ドイツ:6.86 (%) 米国 :9.63 (%) 中国 :4.10 (%) ※ドイツはユーロ圏のなかでは優等生的存在です。 ●一人当たりの購買力平価ベースのGDP(USドル) 日本 :33,804.76 ドイツ:36,033.28 米国 :47,283.63 中国 : 7,518.72 ●実質経済成長率 日本 : 3.94 (%) ドイツ: 3.50 (%) 米国 : 2.83 (%) 中国 :10.30 (%) ●国際収支 (10億USドル) 日本 : 194.75 2 位 / 183ヶ国 ドイツ: 176.08 米国 :-470.24 中国 : 306.20 ●インフレ率(物価上昇率≒通貨価値の目減り具合) 日本 :0.00 (%) ドイツ:1.85 (%) 米国 :1.37 (%) 中国 :4.70 (%) ※出典:『世界経済のネタ帳』http://ecodb.net/ バブルと言われる中国がいまだに世界経済のけん引役なのが分かります。そして日本はとにかくバランスがいいです。 ドイツもいいですがユーロ圏全体で見ると問題児が多く通貨ユーロは先行き不透明です。 >こんな小さな島国が、ここまで経済的に強いのはなぜですか? やっぱりいまだに日本の技術力が健在ということだと思います。 震災後、日本からの部品供給が滞ると世界中の製造業が影響を受けました。 これは、円高にもかかわらず、品質とコストで日本製品が選ばれていたということです。 『揺らぐ世界のサプライチェーン―日本の大震災で』 http://jp.wsj.com/Economy/node_209521 しかも、おおかたの予想を覆し、6月には貿易収支が黒字化して世界を驚かせました。 『6月貿易収支は3カ月ぶり黒字、秋以降には明確に黒字化へ』 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22294620110721 >日本だって、そんな景気よくないし変だと思うんですが。 輸出産業は海外に負けない価格を目指して日々プレッシャーの中にいます。そして一番効果的なのが優秀な製造機械などにより人件費を削減することです。 新興国が人件費の安さを武器に低価格競争を仕掛けてくる以上当然と言えば当然です。 このへんが日本の経済はしぶといが日本人自身にはいまいち実感できない原因なのかもしれません。 それでも今の日本の生活水準を(治安や公衆衛生なども含め)うらやましく思う国はいくらでもあります。 苦しいと言っても日本は震災前までは常に貿易黒字を出し続けてきたとんでもない国なのです。 報道があまりにも「不景気」「悲観」に偏り過ぎているとも考えられないでしょうか?

noname#141626
質問者

お礼

ありがとうございました。

回答No.2

バブルのとき、日本は資産規模で世界一に一瞬ですが、なったことがあります。 江戸時代、安土桃山時代も、世界最大規模の都市を築き続けていました。 多分、稲作の効率の良さとそこから必要になる労働集約的な社会構造を歴史的にもった唯一の国で、その方法論をそのまま産業革命後の経済活動に持ち込んだから、異様に効率的な経済、社会構造を作ったんじゃないかなぁ。 弱ったといっても、世界の3分の1の規模をまだもっています。日本はバブル時に先進国が仕掛けた金融革命に完全に乗り遅れてしまいました。いま、世界経済が破綻したのは、この金融経済に異常があったためです。日本だけが未だに経済の主体が工業経済なんですね。経済形態の転換に完全に乗り遅れたせいで、ほとんど無傷で経済を回す仕組みが残っているため、世界の資本が日本に向かっているんです。 日本の経済は、古いタイプのママだから強い、という状態なので、長く続くか一時的な現象かは分かりません。 リーマンショックといっても、日本ではリーマンブラザーズの証券を直接大きな額で保有していた企業は、あまりなく、海外の経済がぶっ壊れたため、輸出が落ち込んでの不況です。他の先進国は、経済そのものがぶっ壊れているので、世界全体が再び好景気になったとき、その経済の先頭にいるのは、先進国ならにほんなんじゃないか、と考えている人もいるみたいですね。

  • nasi000
  • ベストアンサー率19% (100/514)
回答No.1

数年前まで米国では住宅と金融バブルによりすべての経済指標が実態を反映しないまま上昇し、EUもその債権を大量に買い込んで米国と共にバブルを楽しんでいました。その為、ドルもユーロも実態以上に高く評価され、ドル高、ユーロ高となり、同時にその裏返しとして異常な円安水準がしばらく続く事態になっていました。 そして米国バブルが崩壊しこれが逆回転をはじめた訳です。ここからドルの金融緩和、大量発行、ユーロの金融緩和、大量発行が行われ、それでも好転しない米国市場、EU市場、その対応として経済救済策のため各国の財政悪化など金融のあらゆる負の連鎖が起こる事態になっています。 この事により米国や欧州が経済対策の為にお金を大量に増やし、それでも経済救済に繋がらず更なる金融緩和をすすめるという事の繰り返しが、ドルやユーロを下落させその結果として円が上昇しているということです。

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