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パロマ給湯器の改造
連日ニュースになっているこの事件ですが機器の構造が分からないのでもう一つ内容が分かりません。ご存知の方教えてください。 1. 安全装置のセンサーとは何を感知するものでしょうか。一酸化炭素の検出でしょうか。 2. 安全装置をバイパスしてもファンは動くのではないでしょうか。テレビでの解説では、上記改造をすると停電時にはファンが動かないので危険と解説していましたが、事故のあった事例が全部停電時だったとは考えられません。 3. この給湯器はスイッチを回すとガスが出るようになっているようですが、それならまずガスの電磁弁が開いて次に電気で点火され、同時にファンの電源も入るののではないでしょうか。こう考えると停電時にはガスに点火すら出来ないと思うのです。
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私も現物は見た事無いのでこれから書くことはあくまで想像です。 構造ですが 点火つまみを回す→※圧電着火で火花が飛び同時に種火に着火する→つまみはその位置を保持する→この火で※熱電対の検知棒が過熱され電気が発生する→この電気で電磁弁を保持する為手を離しても火は消えない→燃え続ける 上記のどこかのタイミングでファンに通電し排気が始まる→ここまでは通常の動作です。 次に何らかの理由でファンが回らない→炎が不安定になる→もう一つの検知棒がフラフラの炎で過熱される→二つの検知棒は直列で、電気的には反対に接続されている→フラフラの炎で二個目が加熱されると逆向きの電圧によって先ほどの電磁弁は動作をやめバルブが閉まりガスが止まる ここで不正改造とは二つ目の検知棒の両端をショートさせる事で、こうする事で燃焼不安定時にも一つ目の検知棒が動作している為にガスは止まらず結果不安定燃焼が続き一酸化炭素が発生する。 というメカニズムなのでは有りませんか? あくまで想像ですが小型のガス瞬間湯沸かし器にファンを付けた構造です(想像です)。 ※圧電着火‥ロッシェル塩などに機械的な衝撃を与えて発生した高電圧で着火する方式。 ※熱電対‥異種金属の接続部分を加熱又は冷却すると電圧が発生する現象。ゼーベック効果を検索してみてください。
- yoshi-thk
- ベストアンサー率38% (2059/5283)
>1. 安全装置のセンサーとは何を感知するものでしょうか。一酸化炭素の検出でしょうか。 それは、給湯器が動き出したこと(ガスが供給されて火がついた事)を検知するものです。 それで電動の排気ファンを回すのでしょう。 >2. 安全装置をバイパスしてもファンは動くのではないでしょうか。 >テレビでの解説では、上記改造をすると停電時にはファンが動かないので危険と解説していましたが、 >事故のあった事例が全部停電時だったとは考えられません。 電動ファンが動かない状態(停電時や故障している状態)でも、リレーを設置することで、 電動ファンは動いていると、安全装置に勘違いをさせることが可能だと考えられます。 そのような状態では、給湯器が動作するので大量の一酸化炭素(CO)が発生しても、 そのCOガスが電動ファンが使えないために室外に排出されません。 >3. この給湯器はスイッチを回すとガスが出るようになっているようですが、 >それならまずガスの電磁弁が開いて次に電気で点火され、同時にファンの電源も入るののではないでしょうか。 >こう考えると停電時にはガスに点火すら出来ないと思うのです。 点火については、電池を使っている可能性はあります。 点火が電池で発生できるスパークで可能ですので、それで点火すれば、 後は水圧で給湯器内の水を循環させることでお湯が出てきます。 俗に言う「瞬間湯沸かし器」と言われているものは、電気配線は存在しません。 点火は、電池によるスパーク装置でスパークを連続して出すことで、着火できるのです。 もしくは、圧電着火といって、ちょうど火打ち石で火花を飛ばして着火させるタイプも存在します。 いずれにしても、AC電源を使っての着火はガス給湯器の場合にはほとんど無いと考えられます。 石油給湯器であれば、AC電源による着火をしているのが多いようです。
- goodfill
- ベストアンサー率51% (32/62)
それは使用中に停電になった場合のケースです。 →ファンは電動なので停止。 →安全装置が無効。(ガスのシャットアウトの信号が出ない/ジャンパー改造をしているから) →炎は燃え続ける。 →中毒になってしまう。 という意味だと思います。 全ての例が停電だったのかは分かりません。 「なぜファンが停止したか?」についてはファンモーター自体の品質についても、現在警察では詳しく調べている模様です。
お礼
有難う御座いました。