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建物について

日本の昔の建物には、平らな屋根がないのはなぜでしょうか?

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noname#65504
noname#65504
回答No.2

主に雨水対策ですね。 先ず昔の材料は、主に木材です。木材の場合屋根全体を一体化(一枚の材料でつくる)ことは不可能ですので、完全な平だとどこかに継ぎ目がありそこから水漏れが発生します。瓦を用いても同様です。 水は高い方から低い方へ流れますので、勾配をつけて水が流れ落ちるようにするとともに、つなぎ目を上手に重ね合わせて、水が回り込まないようにしています。 ところで、平らな屋根というのは実はいまでも存在しません。 主に平に見える屋根は鉄筋コンクリートでできています。これは鉄筋コンクリートが一体化してつくられることが主な要因ですが、実は鉄筋コンクリートの屋根でも1/10ぐらいの緩やかな勾配をつけて、排水計画をしています。 そうしておかないと水が流れず、溜まってしまいます。ボウフラや苔の発生の他、流れてしまえば影響のない様な僅かなひび割れ等から、水が溜まっていると漏れで雨漏りになる危険性があるからです。 また鉄筋コンクリートでつくられた庇なども下からよく見ると、途中にへこみがつくられています。 完全な水平だと水が伝わって壁から水漏れがする可能性がありますので、このへこみの部分で水が伝わるのを防止しています。

その他の回答 (1)

  • danke3
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回答No.1

降雨量が多いからです 瓦屋根を伝えた中国、朝鮮も同様ですね

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