数え切れないほど有ります。
・クリミア半島の帰属問題。
クリミア半島は、現在ウクライナに属しておりますが、住民の大半は、ロシア人で、ロシアへの帰属を望んでいます。
・沿ドニエストル問題。
モルドバ共和国内のロシア系住民が、独立宣言をして、ロシア軍の協力で、モルドバ軍を撃退し、現在半独立国となっています。
・バルト3国のロシア人問題
ロシアから独立したバルト3国は、民族的政策を実行し、3国に住んでいるロシア人を、2流国民として扱い、権利を制限している。
・チェチェン問題
ロシアから独立しようとしているチェチェン人過激派との対立。
・タタルスタン問題
ロシア共和国内のタタール人の独立問題。
・対グルジア問題
グルジアをめぐるアメリカとの競合に敗れたロシアと、アメリカが支援するグルジア政府との対立。
ロシアは、グルジアと対立するアブハジア(グルジア国内のイスラム教徒)と同盟関係となる。
・対フィンランド問題
第2次大戦中フィンランドから奪ったカレリア地峡地帯の帰属問題と、ロシア国内のカレリア人の帰属問題。
・ロシア国内の朝鮮人問題
第2次大戦中、ソ連国内の朝鮮人を、国境地帯から内部に強制移住させた問題と、大戦前に日本領であった南サハリンにいた朝鮮人が、帰国できずにサハリンに取り残されている問題。
・ドイツ人問題
第2次大戦中、国内に住むドイツ人を、内陸部に強制移住させた問題。
現在では、ほとんどのドイツ人は、ドイツに戻っていますが、その補償問題などは未解決。
・カリーニグラード問題
第2次大戦後、ドイツ領であったケーニスブルクをソ連領とし、ドイツ人を追放し、そこにロシア人を移住させた問題。
また、現在カリーニグラードは、反ロシア感情の強いポーランドとリトワニアに囲まれた飛び地となっています。
カリーニグラードを今後どうするかが問題となっています。
お礼
こんなに詳しく、しかも解説付きでありがとうございました。 こんなに沢山問題があるなんて知りませんでした・・・