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ピラミッド法を教えてください
こんにちは! いつもお世話になっております。 ピラミッド法に挑戦してみたいのですが、いまいちやり方がよく分かりません。 どれくらいの重量で何レップスからスタートして、どのように重量を上げていき、おとしていくのか教えていただけないでしょうか? ダンベルの場合は1Kgずつ上げていけばいいですか? また、セット間はいつも通り1分以内で行なうのでしょうか? いろいろすみませんがお願いいたします。
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40代。男性。ウエイトトレーニング歴6年。 ●ピラミッド法について ピラミッド法とは負荷を50~60%位から上げていき、3回~6回の回数を迎えた(ピラミッドの頂点)負荷から下げていく方法です。 「トレーニングで筋肉を発達させるための4つの条件」をバランス良く含んでいるので、効率が良いトレーニング法です。 <トレーニングで筋肉を発達させるための4つの条件> 1.筋肉に大きな力をかける事。------------:高負荷を用いる。 2.筋肉の筋線維を切る事。--------------:ネガティブラップ重視。 3.筋肉の局所に低酸素代謝物(乳酸等)を蓄積させる事。:短いセット間休み時間。 4.低酸素状態にする事。---------------:筋緊張の持続とその時間。 <質問:ベントオーバーサイドレイズについて> http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2249380 <質問:30代男、体型が気になります。> http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2200631 <質問:ダンベルでの筋トレ> http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2019544 ■上がりの部分 <始める時の負荷の設定> 始める時の負荷の設定は、頂点セット(3回~6回)の負荷を100%とした時の50~60%でスタートします。 あまり厳密ではないので、この数値は適当です。 上がりの部分の目的は、「ウォームアップを兼ねる」「事前疲労蓄積」「無酸素性代謝物蓄積」です。 何回かトレーニングメニュー試行して、この辺の数値は決まりますので、試してみて決めます。 ※トレーニングとは長い付き合いになりますので、最初から完璧なトレーニングをしようとしない方が良いです。 適当な負荷から始めて臨機応変に変えれば良いのです。 <回数は10回> 回数は10回とします。 回数がこなせてもこれ以上は上げません。 <セットの時間> セットの時間は35秒~45秒。 ネガティブラップ重視で、負荷を降ろす時に時間をかけます。 <セットとセットの間の休み> セットとセットの間の休みは、小筋群で1分厳守。 大筋群は疲労回復をして、次のセットを考えなければならないので1分~3分以内となります。 ※大筋群:大腿4頭筋、大腿2頭筋、脊柱起立筋、大胸筋、広背筋 大筋群の場合、大きな筋肉を動かしますので、心肺能力の回復も考えます。 次のセットで満足にトレーニングが出来なければ、トレーニング効果が下がるからです。 休みを短くすればする程、成長ホルモンの分泌には貢献しますが、疲労が溜まり、大きい負荷を筋肉にかけることが出来ません。 休みとトレーニング強度のトレードオフ(損得勘定)の問題となります。 <トレーニングで筋肉を発達させるための4つの条件>を参照してください。 出来れば、目標は1分です。 ■上がりの過程 上がりの過程では、スタートセットから始めて、負荷を順次、セット毎に上げていきます。 全体的なセット数(5~10セット)を考えて、負荷を上げていきます。 小刻みに上げると、セット数が多くなります。 全体的(上がり下がりを含む)に5~10セット内に納めるように負荷を刻みます。 ダンベル2.5kg~5kgセット毎アップ、バーベル10kg~20kgセット毎アップくらいです。 <回数は10回> 回数は10回とします。 回数がこなせてもこれ以上は上げません。 こなせない場合、出来る限り10回近くまで上げます。 <セットの時間> 同上 <セットとセットの間の休み> 同上 <セット数> 頂点セットまでのセット数を2~4回くらいとします。 ■頂点セット 頂点セットの目的は「筋肉に物理的に大きな力をかける」事です。 3~6回の負荷回数を迎えたら、これを頂点セットとします。 頂点セットの回数を10回に近づけていく事で、筋力アップ、筋肥大を狙います。 10回出来た、もしくは6回より上であった場合、もう一つ上の負荷を頂点セットとします。 こうして、負荷を上げていきます。 ※次に下がりのセットに突入しますが、このセットと下がりのセットの間の休みを短くします。 <回数は3~6回> 回数は3~6回とします。 <セットの時間> 同上 10回出来る時のペースで行います。 <セットとセットの間の休み> セットとセットの間の休みを出来る限り短くします。 30秒から45秒。 <セット数> セット数を1回とします。 大きい負荷を上げるには精神力が必要です。 1セットをこんしんの限りで上げます。 2セットはもたないので1セットです。 ■下がりの部分 下がりの部分の目的は「無酸素性代謝物蓄積」「男性ホルモン分泌」です。 中負荷で短い休みのトレーニングでは男性ホルモンの分泌が盛んになります。 安静時の60%増しという実験結果があります。 無酸素性代謝物の蓄積は、成長ホルモンの分泌を促進します。 ディセンディングセット法、バーンセットと同じ目的です。 頂点セットで回数が伸ばせない場合、このセカンドセットで回数を前回より伸ばすように努力します。 こうして徐々に、筋力アップ、筋肥大をさせていきます。 <質問:ディッセンディング法について> http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2173644 <質問:コンパウンドセット時の質問> http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2229459 <回数は限界回数> 回数は限界回数とします。 この回数設定は、8回~12回位で限界を迎える回数が良いです。 これ以上の回数になってしまうと、筋力が、やっている途中で回復していってしまって、数十回出来てしまいます。 こんな回数設定の負荷では効果がありません。 <セットの時間> 同上 <セットとセットの間の休み> セットとセットの間の休みを出来る限り短くします。 30秒から45秒。 0秒になるとディセンディング法になります。 <セット数> 終了までのセット数を2~4回くらいとします。 セット数が1回であればバーンセットになります。 ●負荷の用意 負荷の種類を様々に使い分ける必要があるので、ダンベルは複数用意します。 プレートを差し替える時間がもったいないです。 バーベルは、プレートの交換時間でセットとセットの間の休み時間が決まります。 出来るだけ素早く替えます。 ケガのないようにします。 マシンは、補助の人にピンを差し替えてもらえば、素早い負荷チェンジが出来ます。
お礼
大変丁寧な説明、どうもありがとうございます!!とてもよく分かりました! 是非今度教えていただいたようにやってみようと思います。 どうもありがとうございました!