最初にお断りしておきますが前回も今回も、次回3度目の受験という前提(基本的な論点は学習済み)での書き込みです。前回の書き込みと内容が重なる部分が多くなりますが・・・・・
>間隔は1週間~10日で大丈夫でしょうか?自分の場合、1度解けてもまた忘れるのではないだろうか?との懸念から、同じ問題を何度も解かないと不安になったりするのですが。
前回書きました方法はあくまで初見の問題を対象とした学習法です。
初見の問題をやってみて、1度で正解するものは、何度やっても正解します。
1度目で間違った問題を2度目に解くのに時間をおくのは、1度出会った問題と解答を自分の頭から忘れさせるためです。1週間~10日で完全には忘れませんが、ある程度忘れます(この間にもちろん次々と違う問題をやっていきます)ので、2度目に解く際は初見ではないけど、初見に近い状態で、問題に望めます。1度目に間違って、2度目に正解する問題は、1度目の間違いの原因として単純なミス(転記ミスや簡単な集計ミス・問題文の読み落し等)であることが多いです。また逆に、2度続けて間違う問題はそのまま時間をおいて3度目に解いてもやはり間違う(出来ない・解けない)でしょう。それは理解できていないからです。この時点で自分が理解していない論点を抽出できます。
ですから
(1).2度やって間違う問題は、2度目のあとすぐに自分で納得するまで解き直す(この時、テキストでその論点を見直す)ことで、理解を深めることができると思います。
(2).さらに1週間~10日後に再々度この問題(2度続けて間違った問題です)を解くことでほんとうに理解できているかどうか確認します。
(3).(2)で間違う(解けない・出来ない)場合はもう一度(1)→(2)の繰返しが必要です。
(3)に該当する問題の論点はあなたの弱点ですので直前期にも見直す必要があります。
この方法で学習するには問題数がある程度要りますので数社の本試験型の模擬問題集や予想問題集≪1回2時間×6~8回分収録の物≫が要ります。
最初の1冊目は1日1回分(1回2時間)やってみます。
次の2冊目も1日1回分やります。また、最初の1冊目で間違った問題を2度目の解きなおしも平行してやります。ここで2度続けて間違う問題は上記(1)の方法を行います。
さらに3冊目・4冊目・5冊目と同じ方法で行います。(ここまでで約1ヶ月半から2ヶ月程度、9月中旬までに終わる予定です)
次に過去問を解いてみます。過去問は(受験経験者の方のため)今までに解かれていると思いますので、1回分2時間の時間を目一杯に使って満点を目指して挑戦してみて下さい。(過去10回分以上)ここで間違う箇所は上記(1)→(2)という方法で解きなおしが必要です。ここまでゆっくりしたペースで学習したとして、10月初旬位でしょう。
直前期は前に書き込みましたけど10月に発売される114回用の直前予想問題9回分程度をやりながら以前の問題で上記(2)・(3)に該当した論点を復習する。
蛇足:≪問題集の難易度についての私見≫
半年ほど前にこの掲示板に書いたのですが模擬問題集の難易度としては(ちょうど今から2年前の私の経験上です)
実教出版<一橋出版<税務経理協会<中央経済者の順です。
いずれも6回から8回分収録されていて、各問題集の回別の難易度は1回<2回<3回<・・・<6回・・・となっていました。これらの問題集の後半部分が本試験レベルの難易度といえると思います。 これら以外のTAC・大原・LEC・DAI-Xさん等専門学校の問題集は、私が受験したときは使っていなかった(知らなかった)のでそれらの内容(収録数や難易度)についてはわかりません。私も級は違うのですが今、「合格トレーニング」を使っていますが、私の級では、「合格トレーニング」は本試験レベルより易しいレベル(練習問題レベル)と感じます。
◎尚、過去問は過去の本試験レベルです!。次回の本試験レベルではありません!。
長文になってすいません。以上です。ご健闘を。
お礼
非常に詳細な御回答有難うございました。早速回答者様の方法を試してみたいと思います。