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落語「千早振る」について
以前ある漫画で登場人物が、「『千早振る』が『神』にかかる枕詞だということを知らなければ、この噺の面白さはわからない」というようなことを言っていました。しかし自分は落語に詳しくないので、なぜ「千早振る」が「神」にかかる枕詞であることが重要なのかわかりません。知らなくても噺の内容は理解できるじゃないかと思ってしまいます。なぜこの枕詞がそんなに重要なのか、ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください、お願いします。
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江戸、明治時代には多くの人が元歌を知っていたんですね。「千早振る」が枕詞かどうかは知らなかったかも知れませんが、歌の意味には関係ない(あ、それが枕詞ですね)ことは知っていたでしょう。 元歌を知っているから、「とんでも」解釈が笑えるわけです。 落ちの「水くくるとは」の「とわ」が千早の本名というのも「とんでも」解釈です。
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- myeyesonly
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こんにちは。 「千早振る」が「神」にかかってる事で、大関竜田川さんが、おいらんに振られ、その弟子にまで振られるという散々な目に遭わされたという悲惨さを強調しているのではないでしょうか。 あまりに惨めな体験だったため、ショックで竜田川は大関という最高位まで(横綱は元々地位ではない)上りつめたのに廃業し、家業の豆腐屋さんを継ぐ訳ですので、相当なショックを受ける必要があるのでしょう。 そして、竜田川をそこまで傷心させた千早太夫が後に乞食となり、偶然通った豆腐屋さんに「おからをください」と寄ったらかつての復習を・・・という成り行きなわけで、当初、廓通いで散々な目に遭った恨みが、相当深くないと、この話は成立しない、という意味だと思います。(笑)
お礼
ありがとうございます。そんな深い解釈の仕方もあるのですね。当時の最高位は大関だったとは知りませんでした。勉強になりました。
- matui2000
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落語の中で千早振るを千早という芸者に振られると解釈しますがこの時点で枕詞ということがわかっていなかったらこの解釈を面白く感じないじゃないですか。自分も美味しんぼで知ったんですけどね
お礼
ありがとうございます。そうです美味しんぼです。
お礼
ありがとうございます。「千早振る」が本来は歌の意味には関係ないことを知っている、ということが重要なわけですね。わかりやすいご説明ありがとうございました。