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落語の面白さを教えてください。

非常に漠たる質問で申し訳ありませんが、 落語のいろはもわかっていない者ですので どうかお許しください。 自分の夫も含め、周りに何人か落語好きな人がいて、 でも、どうしても面白さがわからずにおります。 姉が高校生のときに落語研究会に所属しており、本人は すごく楽しそうでしたが、そばでプロのビデオなどを 見ていてもどうしても面白さがわかりませんでした。 でも、これだけの伝統があり、意外とファンが多かったり、 あるいは、落語を趣味とする方は優秀な方が多かったり するので、何かすごいことがあるのでは、と興味だけが 先行してしまいます。 それで、自分ではall aboutの趣味のページなどで いろいろと情報を仕入れてみようとしたものの、 やはりわからずじまいで、夫に面白さをたずねても、 無理にわかる必要はないから、と言われてしまいます。 いつも同じ話なのに楽しめるのは、 要は話芸で、その巧みさを鑑賞するものだ、ということ くらいはわかりましたが、理屈としてはわかっても、 どうも実感が湧きません。 落語ファンの方に、こういうところが面白いのだ、というところを、 是非教えていただければと思い質問させていただきました。 どんなことでも結構ですので、教えていただければ さいわいです。素人におすすめの本などでもうれしいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • jakyy
  • ベストアンサー率50% (1998/3967)
回答No.6

【まず聴くこと】 落語の面白さを知るためには、多く聴くことでしょうね。 落語も新作、古典がありまして、落語家によっては、 新作を得意とする人、型にはまった古典をきっちりやる人もいます。 聴いているうちに、新作か古典かわかります。 何時の時代の話かもわかります。 【落語家】 聴いているうちに、落語家の特徴がわかってきます。 地話(世間話)ばかりするはなし噺家、 芝居から取った話をする噺家、 自ら新作落語を作って、話す噺家などがわかります。 前座、二つ目、真打かもわかります。 落語家の亭号もわかってきます。 野球選手を覚え、得意なコース、決め玉を覚えるのと同じです。 【落話の数】 500とも1000ともあるといわれています。 古典落語では、かなり完成度の高い話も多くあります。 噺家によっては、中身が違います。 少しづつ覚えるのも楽しみの一つです。 【落語のサイト】 ネットでは、下記のサイトで落語をお聴き下さい。 何度でもお聴き下さい。 「ぽっときゃすてぃんぐ落語会」 http://www.podcastjuice.jp/rakugo/ 「お台場寄席」 http://fujitv.cocolog-nifty.com/yose/ 「インプレスTVインターネット落語会」 http://encul.impress.tv/host/pj/rkg/

noname#98485
質問者

お礼

最後にご紹介いただいたサイト、 フジTVのお台場寄席の 三遊亭 圓丈、という人のをちょっとだけ 聴いてみました。こちらにご回答いただいた 方々には、そんなのでわかった気になるな、と 言われそうですが、すごさがなんとなく伝わってきました。 音声だけだから余計そう思うのかもしれないですが、 一人の噺家が話してるようには聞こえないですね。何人か 本当に存在するみたいです。 これはすごいです・・・ やっぱり寄席に行ってみようと思います。 とても参考になりました。ありがとうございました。

noname#98485
質問者

補足

ご回答くださったみなさまへ 良回答を選ばなくてはなりませんが、 すべての方にポイントをつけるわけにいかず残念ですが、 すべての方のご回答が大変大変参考になりました。 また、すこし足を踏み入れたところで、こちらの サイトで質問させていただくこともあるかもしれないので そのときはまたよろしくお願いいたします。

その他の回答 (5)

  • shibupooh
  • ベストアンサー率42% (44/104)
回答No.5

こんにちは。 小学生のころからの落語好きですが、「落語の面白さ」ということを考えたこともなかったです(笑)。 ただ単純に「面白いな~」と楽しんでました。 自分が落語にはまった一つの理由は、江戸の風俗が好きだったからかもしれません。 子どもの頃から時代劇をよく見ていましたし・・・。 そういう落語がかもし出す「雰囲気」がお好きでしたら、落語自体も好きになれると思いますよ。 ただ、こればっかりは好みですので、もしご自分に合わないなと思ったら、「落語は自分に合わないのね」くらいに気軽にお考えになったほうがいいと思いますよ。 食べ物でも音楽でもお芝居でも、人の好みはさまざまですものね。

noname#98485
質問者

お礼

かもし出す雰囲気ですか・・・なるほど・・・ 最初に接したのが、高校生というど素人の落語 だったのがいけなかったのかもしれないです。 江戸の風俗はすごく興味がある、というほどではないですが 好きです。 やっぱり行ってみたいと思います。ありがとうございました。

  • HEATE
  • ベストアンサー率33% (128/378)
回答No.4

私も分からないなら分からないなりに観ていればいいと思います。 実際に私は隔月くらいで(山梨在住なので)、都内の鈴本とか池袋とかに観に行きますが、難しいことは 全然わかりませんし、薀蓄を知りたいとも思いません。 ではなぜ観に行くか?単純に「面白いから」観に行くのです。なので面白い話であれば素直に笑うだけでいいと思います。 自分でもよく分かりませんが、吸収する下地があるのでしょう。 考えてみれば物心ついたときから笑点見てますし。 なので >落語ファンの方に、こういうところが面白いのだ、というところを、是非教えていただければと思い 教わるより慣れろ。何度か通ってみることです。そして自分なりの楽しみを見つけることです。

noname#98485
質問者

お礼

隔月というのは頻度が多いですね! 回答者様にとってはそれほど面白いものなのですね。 >面白い話であれば素直に笑うだけでいいと思います。 たしかにそのとおりですね。それが本来の落語の 目的ですものね。ありがとうございました。

  • KoHal
  • ベストアンサー率60% (110/181)
回答No.3

分からなければ分からないで一切気にしないのが一番いいんですがね。 どうしても分かるようになりたければ、名人の噺を聞きつづけて下さい。 小物噺家は聞く必要ありません。 最近は往年の大名人の口演がCDになっているので便利です。 10年も聞きつづければ間違いなく分かるようになります。 たいていは10年もかからず分かるようになるとはおもいますが。   ※念のために言い添えますが、落語の入門書を何百冊読んだところで、    実際の口演に接しなかったら何の意味もないです。 訳の分からない物を10年も聞きつづけるのは馬鹿らしい? はい、それはきわめて健全な感覚です。 だから分からなければ分からないで一切気にしないのが一番いいんですよ(苦笑。 落語に限らず、古典芸能ってのは理解するのにそれなりの素地が必要です。 個々人の個性で最初からすんなりなじめる人もあるし、そうでない人もある。 なじめるひとが優秀でなじめない人が劣ってるってものではないです。 その人の個性・感性の違いです。 その個性と感性の違いを克服してなじめるようになろうとすると、下手したら10年くらいかかると。 そういうもんです。

noname#98485
質問者

お礼

>※念のために言い添えますが、落語の入門書を何百冊読んだところで、実際の口演に接しなかったら何の意味もないです。 たしかにそのとおりですね。舞台ものといえば クラシックバレエやオペラやオーケストラの演奏などしか 足を運んだことがないのですが、バレエを見ずに プリセツカヤの筋肉の動きがなんたら、という解説文みても 何の意味もないのと同じですね。 素地ですか・・・やはり一回寄席に行ってみないと なにもわからないということがよくわかりました。 ありがとうございました。

  • ryusei2
  • ベストアンサー率24% (45/184)
回答No.2

私も、あまり落語に詳しいわけではないのでうまく説明できませんが、古典落語については、ジャズのように、演奏家(噺家)の力量によって、オリジナルに面白さが付け加えられているところがあると思います。子供の頃、古典落語の本を読んだのですが、これはこれで大変面白く、おなかを抱えて笑えるものもありました。ドリフのコントや漫才などは古典落語から借用したと思われるものもあります。落語はそれにアドリブのようなものを加え、さらに面白くしたり、つまらなくなったりします。(私の想像です) また、「同じ話」とは限らず、「創作落語」という噺家オリジナルのものもあります。私が一番好きな噺家は「五代目春風亭柳昇」という人です。「課長の犬」という話は、昔の絶頂期の志村けんのコントなどを思わせるような、抱腹絶倒の話です。是非聞いてください。天然ボケでひょうきんな平社員が課長の家に上がり込み、緊張のあまり大失態をしてしまうと言った話です。 ある人が言っていたのですが、落語というのは、「馬鹿な人でも、こんなに楽しく生きているんだ」ということを示していいるそうです。

noname#98485
質問者

お礼

創作落語というのは聞いたことがありませんでした。 ジャズのたとえ、とてもわかりやすいです。 古典落語でも面白いのですか。やはり実際に見てみた ほうがよさそうですね。 大変参考になりました。ありがとうございました。

  • Lupinus2
  • ベストアンサー率26% (1802/6710)
回答No.1

落語は学問じゃありません。 芸であり、庶民の娯楽です。 理屈なんて必要ありません。 聞けばいいだけです。 一回寄席に行ってみてください。 最初のほうは、前座などのヘタッピーがやるので、学芸会みたいです。 これで終わったら金返せって感じ。 最後の主任クラスになると、同じように座って話しているだけなのに、まるで演劇を見ているかのように情景が目に浮かび、巧みな話に引き込まれ、最後に落とされる。 あ~ちくしょうそう来たか!やられた!って感じ。 本なんて要りません。読まないでください。 ビデオやCDも、いまいちです。 ぜひ寄席に行ってください。

noname#98485
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >まるで演劇を見ているかのように情景が目に浮かび なるほど、そういうことなのですね。 やはり実際に生で見てみないとわからないですね。 とても参考になりました。

noname#98485
質問者

補足

短期間のうちにこれだけの回答を いただいてしまいましてとてもうれしいです。 すみません、質問に対するご回答としては 十分すぎるくらい十分なのですが、 追加でひとつだけ質問させていただけたら。 寄席って、着物で行ったりしてもおかしくないですか?

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