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冷房の効率的な利用について
- 冷房の風向きは上向きが効率的であるとされています。
- 気温と設定温度に差が無くても、冷たい風の性質に変わりはありませんが、体感は個人差があります。
- 一般的に言われていることとは異なり、細かい条件によって冷房効果は異なる場合があります。
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>一般的に、冷気は下にさがるという性質から、 >「冷房の風向きは上向きに」と言われていますが、本当にそうなのですか? はい。ちなみにこの条件は、「冷房を部屋全体にまんべんなく行うために必要」なのであり、冷房効率を上げるという意味ではありません。 例えば、 ・気温(外):30~35℃ ・温度設定:27℃、 風量:微風、 部屋の間取:8~10畳 ・扇風機併用(首を振らせて空気を循環) ・エアコンの出力量(運転力)の差は考えない 壁(天井から床までの長さ)を三等分に考えて、上から1、2、3 ・上向き(1)、中向き(2)、下向き(3) ※エアコンの設置場所、日当たり、細かい事は考えない >1、上記の条件では、風向きはやはり上向きの方が効率が良いのでしょうか。 効率は何をもって効率というのかです。 部屋の中の温度差が生じている状態を条件にある扇風機で攪拌して均一にするというのであれば、そのための電力が必要ですから、冷気を初めから上向きと子、上から下に下りるようにした方が自然対流を使えることから効率はよくなります。 一方で単に下の方にいる人が涼しいと感じれば良いだけであれば、直接冷気が体に当るようにすれば、部屋全体の平均気温は高くても涼しさを感じることが出来ます。つまり冷房の出力を落とすことが出来るので効率は上がるでしょう。 だから条件をきちんと決めないといけません。 >2、気温と設定温度に差があまり無い場合でも、「冷たい風」という性質に変わりは無いのでしょうか。 >体感では、中向きの方が涼しい気がするのですが、条件により違いが出るのでしょうか? >それとも気のせいですか? いえ先に書いたとおりです。直接風が当れば涼しいに決まっています。 あと天井付近の温度が高いままでも、天井が高ければ体感温度に影響は出にくいのでいたずらに上方に風を向ける必要もないわけです。
お礼
「冷房を部屋全体にまんべんなく行うために必要」 なるほど、そういう事なのですね。 上向きが効率がいい=涼しくなる と考えていたので、体感温度と実際の室温との違いとは考えませんでした。 部屋全体が均一に涼しくなるよりも、座った状態であまり動かなければ、直接当たった方が涼しいのは当然ですね。 そこを混同していました。 お蔭様で、条件に応じて風向きを変えて、快適な夏を過ごす事ができそうです。 ご回答ありがとうございました。