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本好きの皆さんへ。長年の宿題は?
「いつか読もう」と思いつつ、読まないままについつい日々を過ごしてしまっている「長年の宿題」の本はありませんか。小難しいとか大部であるとか、逆にポピュラーすぎて手が出ないとか、理由は色々あると思いますが。 そういう本を教えてください。 この質問にはささやかな余沢がありまして、回答すると、「そろそろ取りかかろうかな」というモチベーションが発生します(^o^)。(……回答者自身の資質によりますので、もし発生しなくても責任は負いかねますm(__)m) ちなみにわたしは、今のところ……ドストエフスキーのの「罪と罰」あたり、三島由紀夫もそろそろ読んだ方がいいかと感じてきて、あとは村上春樹の何か長編でしょうかねー。短編は読んだことがあるのですが、長編はないので。 どうぞよろしくお願いします。
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まず、「本好き」の定義を拡大解釈してやって来たことをお断りしておきます。 予定の時刻までに30分程度の時間があるなら迷わず書店に入る・・くらいの本好きとお考え下さい。 わざわざ、本屋に行くぞ~!と出かけることはほとんどなく、図書館にしても二年くらい前に利用カードが期限切れとなりそのままという体たらくです。 ま、そんなことはどうでもよいのですが・・(汗)、その30分間は新書→文庫とまわって、あーあと5分くらいで行かなきゃというときに最後に立ち寄るのが、時代物のコーナーです。 ただし、本を手に取ってページを繰るということはほとんどありません。 表紙、背表紙をただ漫然と見ているだけです。あぁ、こんな本があるんだなと・・。 読書における人生の宿題というものが自分にあるのなら、やはりこの「時代小説」かなと思っています。 興味が無いとは言えないのに今まで避けてきたのは、親父の影響が大です。 子どものころの父のイメージは、本=40%、酒=40%、その他=20%というところでしょうか。 蔵書のほとんどが吉川英治、司馬遼太郎などの時代小説。 「宮本武蔵」「三国志」「梟の城」「竜馬がゆく」・・・、結構たいそうな本棚にびっしり並んでいるのは、そんな本ばかりでした。 無い物ねだりというのもおかしいかも知れませんが、こんな爺臭いのより、シャーロックホームズだ、SFだと追っかけていくうちに時代小説は有るもので読むものではないという固定観念?が出来てしまったようです。親父とは人種が違うんだという、反発もありましたし。 あと、ミーハーの私としてはトレンディからほど遠いこの類の本は、読みたいという思いがもしあったとしても自然とリストの最後列へ・・ということになっていたのでしょうね。 今考えると、そんな中に山田風太郎とかも何冊かあったようで、勿体ないことをしたかなぁという気持ちもいくらかはあります。(おそらく実家で処分済み) もう亡くなってずいぶん経ちます。 狭い書斎で、自らが時代小説らしきものを原稿用紙に書いていたことも思い出します。(”赤松一族の盛衰”というタイトルまで憶えている) 以来、半村良とか宮部みゆきの時代物にちょっかいをだしたことはありますが、本格的な時代小説は未だに不動の最後列。 つまりは、いつまでたっても読めない状態にあります。 ただ、こうやって回答を書いているうちに、父を思い出していくうちに、質問者さんの言う”ささやかな余沢”を意識し始めている自分に気がつきます。 司馬遼太郎「播磨灘物語」 山田風太郎「甲賀忍法帖」 藤沢周平「用心棒日月抄」 吉川英治「新・水滸伝」 ・・・・ たぶん、いつか読む日が来るんだろうなぁ・・とは、以前から思っていました。 どうやらこの質問に背中を押された・・・ぃゃ、蹴飛ばされたのかもです。^^ なんかつぎの日曜日あたりに、池波正太郎の「鬼平犯科帳」をレジに持って行く自分が見えてきましたよ~。(笑) たかがそれしき書くのに長々と失礼しました。観念するのにもいささか時間がかかったようです。 それにしても”宿題”って言葉を目にすると今でもドキッとするのはなんでかなぁ。(汗)
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- nyau
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『アレクサンドロス大王東征紀』 ペルシャのダリウス3世に勝ったところで、一回休憩したらそれっきり止まってしまいました。 この手のは、どうしても読むのに時間がかかるので 再開するのもパワーがかかりますね。 ・・・でも書いちゃったので、そろそろ取りかかります。(汗) ポピュラーなところでは『星の王子様』。 最近になってようやく興味がわいてきて、春に買いました。 いつでも読める、と思って机の上に置いたまま早3ヵ月・・・。 とほほ。
お礼
慣性の法則ですね(^o^)。(止まっているものはいつまでも止まり続けようとする) わたしも人のこと言えませんが、1日ノルマ1ページ!でも、続けると道は開けますよ。 ご回答で思い出したのが、「ガリア戦記」。わたしはこっちを読まなきゃあ……。 子供の頃に読んだ時は「何コレ?」だった「星の王子様」。中学生くらいでようやく咀嚼できましたが、フランスの子供はあんなんホントに読んでると思いますか?「いかにもフランス」といえばそうなのだが……。 この作品は、去年でしたか、翻訳ラッシュだったそうですね。わたしが知っているだけでも五人ほどが訳しているようです。わたしはいずれその読み比べをしてみようと思っています。 ご回答ありがとうございました。
No.6です。 長年の宿題はないんですよ。 もうだいたい読んじゃったので。 今はテレビで話題になったドラマの原作本とか読んでます。
お礼
>もうだいたい読んじゃったので。 ……そうなんですか!胸がうち震える、衝撃的な一文でした。 わたしには死ぬまで言えない台詞だろうなあ。「もしかしたらもっと面白い本がこの世に存在するかもしれない」という欲は出ませんか?いやまあ、そういう欲望が自分の首をしめていくことになるのだが……。おそらく心穏やかな日々をお過ごしのことと思います。そういう境地……うーん、想像出来ない(^_^;)。 再度のご回答ありがとうございました。
- robotan8
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#2さんかぶっちゃってすみません。 「三国志」吉川英治全8巻です。 漫画の方は一気に読んでしまったのですが…。 家で手をつけないなら、逃げられない状況にして読もうと、ジムの自転車を漕ぎながら読んでいるのですが、動くから?無理があるから?か何度も同じ行は読むは、で一向に進みません。 演義の流れは分かっているだけに、まだココ?から抜け出せない今日この頃。
お礼
吉川英治の三国志、全8巻あるんですか。やはりちょっと微妙に山ですね(^_^;)。 わたしも本を読みながら腹筋をしていたことがありますが(物理的にはそんなに難しいことではない)、どうも「本を読んだ」って実感にかけますよね……。 大部な本を読み終わりたいときにわたしがとる方法なんですが、日割りでノルマを設定してしまいます。負担にならないページ数。それよりちょこっとでも多く読むと「リードしているぞ!」という気分になりますから、大抵勢いがついて締め切りよりも前に読み終わります。……ま、多少邪道ではあるが。 ご回答ありがとうございました。
「罪と罰」、面白いですよ! 私はすらすらとあっという間に読んでしまいました。 これと対象的なのが「白痴」。 難しすぎます!
お礼
そうですか!「カラマーゾフの兄弟」とどちらだろうか、と思っていたのですがちょっと安心しました。ありがとうございます。 ……で、ご回答は(^_^;)?
- hisya
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旧約聖書です。ちなみに、私はキリスト教の求道者です。 新約聖書は結構読んでいますが、旧約聖書はあまり読んでいません。
お礼
(翻訳された)聖書はおおむね読みにくく、わたしも通読を目指したことがありますが、うーん、たしか数十ページで挫折しました(^_^;)。個人的には旧約の方が神話的で「面白い」と感じるのですが、民数記でしたっけ?ひたすら人名が続いていくような内容の。ああいうのは「読み物としては」つらい…… 訳をもう少し「読み物」を意識する方向にはいかないんでしょうかねー。教養として聖書を読みたい人も、それなりにいそうなんですが。 やはり聖典だから、読みやすさよりも厳密さが求められるでしょうけれども。 ご回答ありがとうございました。
- gonzou29
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トルーキンの「指輪物語」ですね。 中学生だった20年前、最初の巻の始めのほうで面白さが分からず(ありていに言えばつまんなかったんですね)、つまづいて以来未読のままです。 なにしろ一度手を付けてしまったもので、「小説を読むまでは」と思って映画も見ていません。 適度に年をとった今なら面白いかなぁ…。
お礼
指輪物語は最初が読みにくいんですよねー。「旅の仲間」の半分を過ぎると、けっこう話に入れるのではないかと思いますが……。わたしも読んだのは大人になってからでした。世界を創造したトールキンの想像力にほとほと感心する……という方向の感銘を受けたような気がします。面白いんですけど、冒険物としてのドキドキワクワクとは種類が違った。 その世界の広大さを味わうために、お読みになることをお勧めします(^o^)。 ご回答ありがとうございました。
- zappa-z
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「嵐が丘」「風と共に去りぬ」「巌窟王」 ずっと読もう読もうと思いつついったい何年が過ぎた事か…。 「ライ麦畑でつかまえて」も読んでないです。 つい最近の本ばかり読んでしまって、後回しにしてしまうんですよね。今度こそ、読んでみようかな。
お礼
わたしが世界名作系を一番読んだのは高校の時だったのですが、「風と共に去りぬ」は夢中で一気読みしました。面白かった。今読んでもあそこまではハマれない気がします。オトナになると、もう名作系は億劫になって……(^_^;)。 「嵐が丘」は中学生の時に(背伸びして読んで)失敗した本。絶対中学生にはわからない世界ですよ!こういうのこそオトナになった今、読み返してみるべきだなー。 「巌窟王」……あれ?もしかして読んでない。一緒にがんばりますかー(^o^)。 ご回答ありがとうございました。
- kinomako
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三国志です ああ、書いてしまいました いよいよ読む時が来たんですね
お礼
いや、実はわたしも「三国志」はもうとっくに読んだものだと思っていて、でもじっくり考えてみれば、確実に「読んだ」のはNHKの人形劇を小説に起こした奴だけである気がする……。やっぱり「演義」を翻訳したものを読むのが王道でしょうねえ。 ご回答ありがとうございました。
「ソフィーの世界」 ソロー「森の生活」 どちらも途中まで読み、挫折したままです。 ジャックケルアックも新たに訳された本が出たようなので、読まないと。 そういえば、「オートバイのサスペンション」「点火装置の基礎と実際」「図解・ソーラーカー」も必要な時に調べるだけで、通して読んだことはありませんでした。 あまり読みたくない種類の本ではありますが。(笑)
お礼
ああ~、はるかな昔ですが、わたしも「ソフィーの世界」は読もうかと思い、手に取ってみて……数ページ読んで止めました(^_^;)。「子供に語る」形式が合わなかったようです。 「森の生活」はあまり視野に入っていなかった本です。途中で挫折、ということは読みにくいんですか?わりととっつきやすそうに見えるけれども…… 実用書は通読しなくても可(^o^)。「読書」とはいいにくいですしね。 ご回答ありがとうございました。
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お礼
いいお話を聞かせていただいてありがとうございます。 しみじみと、もどかしいような切なさを感じました。 時間は戻らないし、戻ったとしてもおそらく行動は変わらないでしょうが、やはり今「あの頃」を思い出すと心ににじむものがありますね。遠く離れたものへの。惜愛。 退場5分前に時代小説を巡回するのも、それを心の最後列に置くのも、それで覆われたくはない、しかし細い繋がりを消したくもない、心のなせる技でしょうね。思いは奥深くに沈殿していて、海の底の深海草のようにゆったりゆったり揺れているのでしょうね。 でも、まあ…… たまには深海草を海面まで持って来て、光に当ててみるのもいいかもしれません(^o^)。深海魚だと水圧の関係でかわいそうなことになりますが、草の場合にはそういう悪影響は及ばない(ということにしましょう)。 突然光合成を始めた深海草は、もしかしたら思いもよらぬほど美しい花を咲かすかもしれませんよ。 手前のおやぢも、高齢になるにつれて突然時代小説を揃え始めました。それも、今までわたしが聞いたこともなかった(正直に言えば、どちらかというと軽視しがちな)作家のもの。 現在のわたしはそこにおやぢの年齢を見てしまい、少々複雑です。少し色合いは違いますが、ですからご回答は他人事とは思えないものでした。 ところで、わたしは時代小説をあまり読んでいるほうではないのですが、「鬼平犯科帳」は面白かったですよ(^o^)。けっこう若い頃(?)に読みました。ささ、どうぞ日曜日には本屋さんへ。えいっ!(←蹴っ飛ばしている掛け声) ご回答ありがとうございました。